ですが、指導教育責任者資格を持つ知人
警備員の怒りが収まりません。
ついに彼は不正を拒否して追い出された
公共施設警備について、国土交通省に
匿名で告発電話をしたとの事。
警備日誌改ざんは公文書偽造と確認し、
調査するとの回答だったそうです。
もう一人、不正を拒否して上記施設を
追い出された隊員さんがいます。
彼は、労働基準監督署に36協定すら
結んでいない労務管理を告発。
これについても調査するという回答
だったそうです。
さらに、異動先の施設でも現給保証する
約束だったのに反故にされた。新年度に
時給を見直す(上げる)約束もまた然り。
彼の怒りの源泉は「約束を守れ」です。
前出の知人も「法律・規定を守れ」で、
怒りの告発を行いました。
この話の行く末は分かりませんが、二人共
会社を辞める覚悟に違いありません。
業務上・労務管理上の不正を告発する。
会社幹部に指摘しても、逆に隠そうと
するのが許せなかった訳です。
地元でも最大級の隊員を抱える会社なのに
中身がお粗末な事。事故・事件が起こり
警備業界への波及を考えれば諫めるべき。
この手の法令順守・正義感の強い隊員が
冷遇され、ルールは二の次で要領よく
立ち回る隊員が美味しい想いをする。
この病める警備業界の暗黒部を僕も見て
きました。同業界を去るモチベーション
でもあったのです。
上記の二人は辞めたらどうするのでしょう。
再就職は難しい年齢です。警備業界のつて
を頼って移籍するしかないはず。
ここでこれまでの行いがものをいいます。
法令を遵守した業務遂行で、信用を積み
上げているならば、働く場所にありつける。
僕個人は、筋を通し逆に干された分
全うな職場で活躍して欲しいと思います。
もう一花咲かせることも可能でしょう。
逆に要領よく立ち回ることを第一にやって
きた隊員こそ、組織の屋台骨が揺らいだ時
真価が問われるべきです。職業人としての
在り方を。
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