指導教育責任者資格はまだ持っていないよね」
と話しかけてきました。
施設や交通などの検定2級に合格すると、次の
目標は指導教育責任者になります。検定1級は
難度の割に需要が少ないので重視されません。
それでD社では部長が「俺の目が黒いうちは
お前を幹部にしてやる」と疑似餌をぶら下げ
指導教育責任者を取るよう強要してくる訳で。
指導教育責任者になると、事務所に上がり
管制や管理職業務を行う事が多くなります。
人事上の理由で現場に残り、責任者として
従事する人もいますが、会社幹部との間に
葛藤がある場合も・・・
指導教育責任者が怖いのは、その職責です。
会社が警備業法違反で処分されれば、連座
して、職を失います。
指導教育責任者の資格を含めた検定合格も
全て剥奪され、五年間警備員・警備業者に
なれません。事実上、警備業界からの追放
を意味します。
2019‐2‐11の記事がまさにそうでした。資格
を取り、出世したようでとんでもない罠が
あるのがこの業界の地雷なのか。
C社のような地雷を踏んでしまうと常務で
あっても飛んでしまいます。下衆な会社
であったと悔しそうに吐き捨てる元常務。
ちなみに検定2級(施設か交通)は持って
いて損はないので、機会があればお勧め。
検定2級を武器に警備業界を渡り歩くライフ・
ハックを実践する知り合いがいます。詳しく
は情報がまとまり次第別途記事で。
一方、指導教育責任者資格は諸刃の剣です。
出世資格でしょうが、会社が下衆だと泥船に。
一族経営の中小企業は(警備に限った事では
ありませんが)、いざという時外様は守って
くれないという現実を、C社時代の常務が
身をもって示したのですから。
i-Say(アイセイ)
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