C社での話。
僕が配属されたのは商業施設の駐車場警備。
監視室に詰め、出入口ゲート立哨の隊員の
休憩回しの応援にも行きます。
上記ゲート立哨の隊員は、長時間に渡り立哨し
誘導灯を振り、一日中「いらっしゃいませ〜」
「ありがとうございました」と言い続ける。
交通誘導・雑踏警備の要素が濃いゲート立哨
隊員は労働時間が長く、就いたポスト次第で
月手取り20万超も可能です。
C社が交通誘導2級の地元開催に際し受験者を
募ったところ、誰も手を挙げようとはしません。
当時C社は地元警備業協会をリードしている
立場で、後の同僚となる常務も同協会の講師を
していました。
交通誘導2級検定所持者数が
C社のステータス。
業を煮やした社長は「こんなに優遇してやって
いるのに誰も受けようとはしないのは何事だ!」
こう憤り、ゲート立哨隊員を増やし手取りを
減らす作戦に。
しかしこの作戦はうまくいかなかったようです。
上記現場はかなり過酷で体力も要ります。屋外
という事もあり、できる隊員は限定されます。
この原因は、2019‐2‐14の記事に書いてある通り
ですが、使う側の勘違いも無視できません。
当時C社は常務が僕を面接した時に豪語した、
「地元最高レベルの時給」でしたが、誘導灯
の電池や交通費も自腹というオチがありました。
社会保険もなく、国民年金や国保料を個人で
払い、年度末には確定申告へ行きます。
求人票にそう書いてはいないのですが、誰も
社会保険に入っている隊員はいなかったのです。
これで「優遇」と宣うC社社長の勘違いぶりは
大したものですが、資格さえあれば安泰なの
でしょうか?
スマホ疲れに…アイケアサプリ【めなり】
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image