今回は、警備員から転職して感じた事を
語ります。これから転職する人の参考に
なれば幸いです。
結論はタイトルにあるように、組織の器
以上に、個人は幸せになれない。
逆に言えば、どんなに個人で努力して成果を
挙げても、組織の器以上には報われない
ということ。僕の体験を紹介します。
上司がトンチンカンで、自分の成果を
評価してくれない。それ以前に、
業務所掌を理解していない。
他人のやっている事に乗っかって、
仕事をしているつもりになり、他人の
揚げ足を取って角を立てている。
そんな人が威張っている職場は、所詮
その程度の職場なのです。
職場の人間関係がギスギスして、足の
引っ張り合いに明け暮れている。正規
雇用者が人間関係で辞めていく。
僕が転職する時、見えていなかった事です。
入ってみないと分からないことも多々あり。
大きな組織は、いろんな人がいるものです。
もちろん、警備時代より待遇も
社会的ステータスも上がりました。
ただここで留意しなけれなならないのは、
転職はゴールではない、ということ。
前にも書きましたが、警備員が嫌で転職
したい、となると転職する事がゴールに
なってしまう恐れがある。
自分がなぜ転職したいのか、何をやりたい
のか、何をやりたくないのか、解像度を
高めて転職に臨みましょう。
それでも、不満がなくなることはない。
厳しい現実ですが、今の自分の器に合った
職場(環境)にアクセスするもの。
今いる環境は、自分のステータスに合った
ものだという事なのです。すなわち職場の
器=自分の器。
転職がゴールではなく、通過点という考え
は、上記の事情から来ています。現状が
不満なら、新天地を目指そう。
とはいえ、特別なスキルやコネでもない限り
中年以降の転職で、高望みはリスキー。
となると、同じような待遇でいかに楽しく
仕事ができるか、という環境を捜すのが吉。
中年以降の転職は、自分の居場所を探す旅。
職場の器が不満なら、自分の器を大きく
して、新天地を目指すしかない。
ここで、自分の器と言いましたが
大きく2つに分かれます。
@職能力
A人格(人柄)
@については、同種異業の転職なら
勤続年数が有効打になります。5年
続いたなら御の字でしょう。
または君に辞めてもらっては困ると
上司に言われれば十分合格。
たとえ社交辞令であっても、です。
Aについては、日々の積み重ね。
人間関係のトラブルなく、いかに
うまくやっていくか。
人格者とはどんな人なのか。これは
ある人の意見を引用すると
発言の癖、しゃべり方の癖、話題の
運び方の癖、表情の癖などで無自覚に
相手を傷つけないように整えている。
今の日本で、人格を試されるような劇的
な場面に出会う確率は皆無に近い。
そうなると日々の些細な積み重ねが、その
人の人格の評価の全てになっていく。
発揮されるチャンスのない巨大な善性
よりも、毎日気持ちのいい挨拶をする
効果の方が重要。ということでした。
@Aに共通して言えるのは、自分が職場
に、何をもたらしたのか。
職場に貢献し、人間関係の円滑化に努め
生産性を上げた。これが評価される。
ブラック企業なら、速やかに脱出一択
ですが、そうでない場合は職場に
もたらしたものが次への布石となる。
警備員から転職したければ、警備員と
して成功せよ、と過去記事で書きました。
警備以外の職場でも同じです。
自分の器を拡げて、よりよい職場に
アプローチする。これ、警備からの
転職で学んだ事。
警備員から転職しても、また別の職場
を目指してもいい。
職場には賞味期限があり、いつまでも
働きやすい環境であり続けるのは困難
だと、僕は思っています。
仕事内容や人間関係に恵まれれば長く
働くことはできますが、ずっと担保
されている訳じゃない。
それを鑑みて、新たな生き方の実験を
続ける。投資や副業でもいいし、別の
仕事を捜すのもいい。
不安定な職場で働くなら、「次」を
考えた戦略は、危機管理の一環です。
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