2016年09月26日
週間少年ジャンプ43号(ONE PIECE〜ワンピース 840話:『鉄仮面』)
もう読んでらっしゃる方々がいらっしゃると思いますが、今週号は悲しいサンジの過去にふれられましたね。
サンジにこんなに暗い過去があったなんて驚きです。
初期キャラなので思いいれがあります。そのぶん余計に悲しいですね。面白い展開ではあるんですけどね。
正直、私自身、サンジの大ファンというわけでもなく、女に無駄に甘いところなどバカにしてた事もあったのですが・・・
あ、でも一味はみんな好きですよ!サンジも本当は女だけじゃなく仲間やお腹すかせている男性にも優しいのは読んでてわかりましたし(原作は全て三回コミックで読み返してます)、一味の中でも、格別に優しい心をもったキャラだと思っていました。でもまぁ・・・好きだけど大ファンではなく贔屓キャラでもない・・・
けれど今週号はそんな私でも思わず、引き込まれていく内容で・・・サンジが可哀想で可哀想でたまりませんでした。
あんなに辛い過去をもっていたのに、よく優しい心のまま成長したな〜と。
サンジは元々優しい幼児だったんですが、大変な残酷な経験をしつつも、優しいまま成長できたのは、これもゼフのおかげなんだろうなと改めてゼフの偉大さに感動します。
さて今集合の感想の前に前回の復習・・・
★ 週間少年ジャンプ42号(ONE PIECE〜ワンピース 839話:『クソお世話になりました』)
https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/487/0
★ 週間少年ジャンプ40号(ONE PIECE〜ワンピース 838話:『チョニキ』)
https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/482/0
★ 週間少年ジャンプ39号(ONE PIECE〜ワンピース 837話:『ルフィvs将星クラッカー』)
https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/456/0
★ 週間少年ジャンプ38合併号(ONE PIECE〜ワンピース 836話:『ローラがくれた命の紙』)
https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/449/0
★ 週間少年ジャンプ36・37合併号(ONE PIECE〜ワンピース 835話:『魂の国』)
https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/438/0
★ 週間少年ジャンプ35号(ONE PIECE〜ワンピース 834話:『おれの夢』)
https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/433/0
★ 週間少年ジャンプ34号(ONE PIECE〜ワンピース 833話:『“ヴィンスモーク・ジャッジ”』)
https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/426/0
★ 週間少年ジャンプ33号(ONE PIECE〜ワンピース 832話:『ジェルマ王国』)
https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/425/0
以下、今週号の内容と感想になります。
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ONE PIECE 〜 ワンピース 840話
タイトル: 鉄仮面
扉絵リクエスト:「チョッパーが、ベポとクマシーとハイキングベアとバーソロミュー・くまと、クマのプーさんみたいに蜂蜜をなめてるところ」
可愛い!!扉絵リクエスト、時々センスありますよね。クマシー可愛い!!ペローナがこれみたら、超はしゃぎそう!
いや、クマシー、てめえ生意気だぞ!!って怒りつつも内心可愛いとか思ってそう!扉絵に何気に、あっちのクマもいるのが笑えますね・・・もうネタキャラか・・・
さて、扉絵は和みましたが本編はシリアスです。
★ 子供の時はみせてもらえなかったジェルマの秘密の部屋に入るサンジ。それは巨大な研究施設だった。人間が液体に入れられている巨大な装置が沢山あり、科学者か係員だかが、何人もいる。
★ ヨンジ: 「 “これ” が何かって?各国が恐れる “ジェルマ66″ その兵士達さ!!」
★ サンジ: 「!? 何で水の中に…!!」
★ ヨンジ: 「培養液だ…」
★ サンジ: 「みんな同じ顔を…!!こいつら生きてんのか!?」
★ ヨンジ: 「サンジ 人間は… “作れるんだ” !!」
★ サンジ: 「!?」
★ サンジ驚いている。ジェルマの兵士の秘密をサンジに語るヨンジ。
★ ジャッジはかつてベガパンクと共に海外の無法な研究チームに属する研究者だった。ベガパンクは研究の過程で生命の設計図を発見する。政府はこの研究を危険視しベガパンクを逮捕、チームを買収する。 しかしジャッジだけは政府から逃れ1人研究を続けていた。その成果がジェルマの兵士、クローン兵だ、と得意げに語るヨンジ。(←なるほど興味深いですね。やはりベガパンクが関わってた、そしてやはりペガパンクは最初は政府側ではなかった。その優秀な頭脳を政府が囲ったんですね。ペガパンクが政府に反抗すれば、ロビンみたいに追われる身になっていたかもしれませんね。生命の設計図というのはDNAの事かな。確かリアルでも技術がどんどん進んでいきますよね。つい最近のニュースでは、モルモットが雄だけでも妊娠できるというニュースがありました。将来的には、性別関係なく、子供が作れるかもしれませんね。私はこういう技術や科学の進歩には大賛成派です。クローンにも興味があります。論理的に何でダメなのかわかりません。犯罪に使われる可能性があるのは事実だけど、それを防ぐ方法を頭を使って考えればいいだけでは?私は、人間の頭脳がどこまでいけるのか、見守って生きたいです。人間の進化を見るために、その為に、永遠に生きたいと思った事もあります笑・・・まあ、もちろん元気で若々しい肉体が永遠に保てればの話ですけどね。うん、私は漫画の中にいたら確実に悪役側になるのかな?科学の進歩や可能性を追求する事の何が悪なのかはわかりかねますが。悪なのはそれを利用する人たちでしょう、と思っております。ペガパンクがどういう人物なのかは置いといて・・・さて、ジェルマですが、彼らは戦争屋みたいな事をしているし、子供の事も道具扱いしてるので悪だと私は思ってます。そもそもモデルがナチスだと思うし、作者も徹底的に、クズとして書いているんでしょう。まぁ、歴史を勉強すればナチスは一般的に悪になってますよね。確かに非道なこともしましたが、ナチスを一方的に悪、アメリカを正義と決め付けたのは、ナチスが戦争に負けたからでしょう。日本も負けたから悪者扱いや負け犬扱いだったし。勝ったらまた別の世界になっていたでしょうね。買った人が正義なんだから。ぶっちゃけアメリカも非道じゃん・・・といったらアメリカ人から怒られますね〜笑
戦争は勝ったも負けたも、みんなどの国も非道でしょ・・・自分の国を棚にあげたいのはわかるけど。
まあ、戦争あかん暴力あかん!!絶対NO WAR!!ってのが結論。私、アメリカに長年住んでましたけど、自由自由ときれいごと言ってますが、中々の Propaganda な国ですよ。Propagandaって日本語でなんていうかわからないけど。
まぁ、作者は多少歴史から童話からとモチーフにしながら漫画を描かれていると思うので、私がさきほどお話しした事、そこまで作者も考えていないと思いますけどね。)
★ ヨンジは、どうせ大量生産できる兵士、死んだらまた補充すればいいと言う。
★ ヨンジの話を聞いて、吐きそうだ!というサンジ。(←やはり愛の人間サンジには受け入れがたい事実なんでしょう。)
★ そこにイチジとニジがやって来る。案の定、サンジがニジの顔面に怒りの蹴り!!!
★ サンジ: 「ニジ…てめェ…!!」
★ ニジ: 「ん?」
★ サンジ: 「コゼットちゃんに…何してんだァ!!」(←案の定・・・サンジらしいといえばサンジらしい)
★ サンジ: 「大罪だぞ 思い知らせてやる!!」(←大罪ねぇ・・・悪い事だけど、別に大罪というほどじゃないと思うけどサンジにとっては大罪なんでしょうね。使用人の女にこんなに優しくするなんて惚れられますね〜・・・海外でも私が通ってた中学高校でも使用人雇ってる家庭がたくさんいたんですが、個人的に決して全てではないと思うけど、話を聞くに、特に“フ”がつく国の使用人は惚れやすいし少しでも優しくしたら人の夫や父親とか略奪しようとするって沢山の友人達が言ってました!サンジみたいな人は危険ですね笑・・・優しすぎる旦那様や彼氏ってのも、彼女の立場からしたら不安ですよね。世の中には人の彼氏や旦那に惚れて、しかも略奪しようというモラルのない腐った女なんかたーくさんいるんだから。社会的地位が低い女性は金持ちの男性に少しでも優しくされると、チャンスがある!!とか思っちゃうらしいです。日本はそれほどでもないけど、貧富の差が激しい海外ではとても多いですね。虐待や犯罪まがいの事はもちろんいけないし、見下すわけじゃないけど、使用人相手に、、特別女扱いもしないのが鉄則だと思う。女扱いはしないけど、でも、もちろん人間として扱うべきだから、虐待や暴力なんてのはいけませんけどね。使用人の教育とか赤の他人を家にれるのとか色々と面倒すぎて逆に母や私は雇わない派だったけど。まぁ、とりあえずサンジの場合は、どんな地位の女性でも、ブスではない限り、極端に異常に優しいから、惚れられやすいですね。あまり彼氏向きの性格じゃないですね笑)
★ サンジはニジを蹴っ飛ばしたが・・・しかし・・・
★ イチジ: 「待てよサンジ お前には “イーストブルー” に人質がいる事を忘れるな」(←まーたゼフを利用して脅しですか。酷い・・・)
★ サンジ: 「!!」
★ 吹き飛んだはずのニジの姿が消えサンジの背後に現れる。そのまま後ろからサンジを羽交い絞めにすると電撃を伴った打撃でサンジをボコボコにするニジ・・・
★ イチジ: 「改めてお帰りサンジ我らがヴィンウモーク家へ…!」
★ イチジ: 「今一度おれ達のヒエラルキーを確認しておかなきゃな…お前は失敗作なんだ」 (←四人の中でも、ヨンジだけ、ガッツリ筋肉質な体系ですね。てかヨンジってゾロに似てる。体格も顔も・・・笑)
★ ここからサンジの壮絶な回想シーン(←今週号の見所)
★ 王であるジャッジの前に5人の子供。レイジュ、イチジ、ニジ、サンジ、ヨンジ。(←レイジュ姉さまの方が少し背が高いから、やっぱり年上ですね。2〜3歳ぐらい上かな?四人の男子は、やはり四つ子っぽいですね。それにしても、レイジュ様、小さいときから気品漂う!!可愛いです!レイジュは好きな女キャラトップ5に入りそう。)
★ ジャッジ: 「いいか、お前達は私の “最高傑作” だ…!!…研究の粋を集めた科学の操作により人間を超える存在として生まれた!!くだらぬ世の情けに流される事もなく、行く行くはそれぞれが軍隊を率いて科学の力でより進化する “ジェルマ66” を支配する者達…!!才能は与えた!!後は鍛錬だ!!」(←この最高傑作はどのように作られたのでしょうか。母はいるのだろうか?一部の海外セレブや海外富豪で流行っているデザイナーベイビーみたいな感じなのか。それとも元から母親がいなくて科学によって作られた試験管ベイビーなのか。)
★ 5人の子供たち: 「はい!!父上!!」(←サンジも、張り切って、はい!って言っています。この時はまだ幼かったのか必死に兄弟達についていこうと、父の言う事を聞く事に疑いもせず、頑張っていた模様。)
★ しかし、様々な訓練を行うがサンジは他と違った・・・
★ 訓練はレイジュも一緒に参加していた。5人で訓練をしていた。しかし、飛び降り訓練も、サンジ1人だけビクビクして飛びおりれない。(←幼いサンジは怖がりで小心者・・・今とは比べものにならないですね。)
★ かけっこの訓練でも、サンジだけビリ。しかもスタミナがなさそう。ビリというより、1人だけ違う次元。(←レイジュは女の子なのに、かなり早いですね。年上だからかな。レイジュも他の兄弟と同レベルか上位です。)
★ 火を飛び越える訓練でも、他はレイジュも含めてぜんぜん余裕なのに、サンジだけ転ぶ・・・これも他の兄弟と違う次元。
★ 訓練中、記録している科学者か医者達。王ジャッジもみている。
★ 水泳の訓練でも、他の兄弟は泳ぎきっているのに、いつのまにかサンジだけいない・・・と思ったら溺れていた。(←かなりの落ちこぼれですね。サンジ、今では泳ぎがとても上手なのに驚き!)
★ サンジのダメっぷり、それを見てイライラするイチジ・ニジ・ヨンジ。
★ 勉強の時間。机の上に亀を置いて、それを可愛がっているサンジ・・・(←亀がお友達ですか。幼少期のサンジも女好きだったら嫌だなと思ってたけど、小動物好きな優しい子供のようで良かったです。)
★ 意地悪なヨンジは、その亀を蹴ってしまう。サンジは、その亀を蹴ったヨンジに怒って向かっていくが返り討ちにされボコボコになる。
★ そして剣の訓練の時間。竹刀を持って向かい合うサンジとニジ。避けもしないニジの体に当たった竹刀は折れる。そしてボコボコにやられるサンジ。レイジュだけ、はっと心配するような表情をみせるが、笑うほかの兄弟にあわせて、レイジュも笑う。(←なんだか、レイジュだけ人の心を持ってるような気がします。この親にしてこの子ありっていうけど、レイジュだけは、何か疑問に感じていたのでしょう。それでも保身の為にまわりにあわせる・・・レイジュも大変だったんでしょうね。私がレイジュの立場なら、そうしていると思う。私が大人だったら反抗とか庇ったりとかもできるかもしれないけど、でも子供時代は、やっぱり親が守ってくれないのなら、自分の身は自分で守らないと・・・多少残酷になってもね。現実のイジメ問題もそうですよね。本当はいじめたくないけど、助けると自分がいじめられる。大人や先生は助けてくれない。保身の為にみんなにあわせよう・・・そんな感じですよね。子供って無力ですから。正義の為に立ち上がれるなんて、少数派です。)
★ ジャッジ: 「…なぜサンジだけ弱い…スコアは開く一方だ」
★ 研究員: 「検査の結果が出ました。イチジ様・ニジ様・ヨンジ様に至ってはすこぶる順調。”外骨格” も発現し、体のバネも腕力もすでに成人男子に匹敵する数値…しかしサンジ様は…申し上げにくいのですが… “失敗” と言わざるを得ません。」
★ ジャッジ: 「!?」
★ 研究員: 「確かに “血統因子” の操作は4人共成功した筈でした…しかしどういう訳かそれが今生まれたままの形に…」(←なんぜサンジだけ?何か秘密があるのでしょうか。父親が知らない秘密が・・・母親がかかわってくるのか?そもそもサンジ達はどうやって生まれたのだろうか!?)
★ ジャッジ: 「つまり?」
★ 研究員: 「サンジ様は…ただの人間です」
★ ジャッジ: 「…!!」
★ 一方、サンジは、部屋で本を読んでいた。たくさんの本がある。嘘つきノーランドやら、悪魔の実の本やら・・・
★ そこへ、サンジの作った料理を嗅いでお腹を鳴らすネズミがやってくる。
★ サンジ: 「! 食べていいぞ、お前の為に作ったんだ」(←こんなに小さいときから料理好きなんですね。かわいくて優しいサンジ!!てか、ネズミの餌を作ってたというのは、本当にネズミそのものだったのか・・・笑)
★ 食べ始めるネズミ。
★ サンジ: 「うまいか?」
★ その時、ジャッジが部屋に入ってくる。
★ ジャッジ: 「サンジ!!またネズミにエサを作ったのか。王族が奉仕をするな!!何度言わせる!!」
★ サンジ: 「でも…おれは…」(←何を言いたかったのかな?母の教えを守りたかったとか?)
★ ジャッジ: 「母ならもう死んだ!!亡き者の影を追うな!!お前は他の兄弟と違って才能がないんだ!!」(←あれれ?やはり母はいるのか!そして、その時点でもう亡くなっている?ワンピースキャラの母親って亡くなっているのばかりだけど、サンジの母親は生きててほしいと思うな・・・どんな人だったんだろう。きっと優しいサンジ似だったと思います。ジャッジに利用された?道具扱い?それともジャッジも母を愛していた?王族?料理人?使用人?どんな人なのか気になります。)
★ サンジ: 「…!!」
★ ジャッジ: 「ならば10倍100倍の努力をしろ!!お前達は私の思い描くジェルマ復活の計画の一部なのだ!!失望させるな!!」(←この時点では父もまだサンジを見捨ててなかった?まぁ、でも他より才能内のなら人の倍も努力するのは当たり前ですよね。私も中学高校、進学校だったので、科目によっては勉強についていけない時もありました。同じ事を親や先生からいわれましたね。綺麗ごとではないし、努力が嫌いな人、あなたはあなたのままでいいのよ!なんて価値観の人は、それに、みあった競争がない学校にいって、平凡に質素に暮らすか、マイルドヤンキーにでもなればいい・・・でも、私も私のまわりの友人や家族もみんな努力家で上昇志向が高い人たちなので、私はダメダメだったけれど、もちろん苦手科目は人の3倍は努力しました。でも、やっぱり友達や彼氏や先生の助けがあったからかな。わからない事を、たいして仲良くもないけど、とても頭の良い同級生が3時間もかけて、熱心に教えてくれたことがあって・・・感動。それで仲良くなったけど。てか、1人では無理だったかも。一人ぼっちじゃなかったから、頑張ってこれたってのもあります。まぁ、得意科目もあったけどね。まぁ、大抵の人は挫折や努力を繰り返しながら成長していきますし、私もまだまだですけど・・・しかしサンジの場合は、やはり普通の人間・・・人造人間みたいな兄弟とは到底比べ物にならないでしょう。悪魔の実を食べれば、それはそれで別の力が発揮できそうではあるけど。)
★ 窓を割り、ネズミと料理を投げ捨てるジャッジ・・・
★ サンジ: 「あ!!」
★ 睨みつけるジャッジ。
★ ジャッジ: 「二度と料理もするな」
★ 泣き叫ぶサンジ・・・(←かわいそう・・・)
★ その後もサンジに変化はなく、いつも他の兄弟にボコボコにやられ笑われる。
★ 部屋でサンジの手当てをしてあげるレイジュ。
★ 他の兄弟の前では一緒に笑うレイジュだが、誰もいないところでは、サンジの手当てをしてあげる優しさもみせる。(←サンジは美女レイジュにも冷たかったけど・・・やはり、幼いながらに、助けてほしかったってのもあるのかな?でもレイジュ、普通の子で良かった。この子はこの子で自分の身を守りたかっただけだからしょうがないですよね。それでも良心があるからサンジを手当てしているわけで・・・それにしても、兄弟にいじめられて苦しんでいる子供、弟を助けてあげたいのに助けられる環境ではない姉・・・辛いですね。子供にこんな気持ちにさせるなんて、親はとことんクズですね。まあ、それがジェルマの教育方針だから、私の価値観で語っても意味ないけど。)
★ レイジュ: 「私も笑わなきゃ仕方ないでしょ!?止めたらあんたと一緒にイジメられるんだもん!イヤよ」
★ サンジ: 「イテ」
★ 一方、変化のないサンジにジャッジは苛立っていた。
★ 研究員: 「変わりなし…」
★ ジャッジ: 「将来性 “0” か…!!何という無駄な存在」(←ついにジャッジはサンジを見捨てるんでしょうか。)
★ ある日の事・・・ジャッジは兵士達を集める。
★ なんと、そこにはサンジの遺影!!!!(←おいおいおい・・・どういう事だ!!!これはないでしょ・・・涙・・・そういえば、ドレスローザで身勝手な恋愛脳王女がいました。国を放棄して駆け落ちして、死んだことにして!とかほざいてた身勝手で無責任極まりない王女がいましたね。ああいうキャラ、漫画でも凄い苦手。そんな事をした恋愛脳王女が、さらにマヌケにみえるぐらいサンジの場合は、それとは正反対の本当の悲劇のはじまりです。)
★ ジャッジ: 「まさかの遭難とは…悲しい!!5人揃って “ジェルマ” を背負って立つ戦士になる筈だった…!!有望な息子を失ってしまった」(←遭難って・・・つかジャッジさん、演技もできたんですね。この演技は必要か?)
★ 涙を流す兵士達・・・(←科学によって作られた兵士でも涙はでるんですね。感情はあるんでしょうか。それとも、細かい感情まで全てプログラムされているのでしょうか。興味深い。)
★ ニジ: 「ホントに死んだのか?」
★ イチジ: 「さァな、どうでもいいあんな奴」
★ 一切、心配してないような兄弟達・・・レイジュだけは違っていたようだ。
★ レイジュ: 「…?」
★ まわりに合わせて、ニコニコしてはいるが、複雑な表情のレイジュ。(←実は生きているのに何で死んだことになってるの?どういう事なの?といったような顔かな・・・)
★ サンジはというと・・・
★ サンジ: 「え?…外れないよ…!!お前たち何すんだ…!!」
★ 鉄仮面をつけられて、恐怖と驚きで、よろよろしているサンジ。(←この描写、すごくかわいそう。サンジ、すごく怖がっているよ!計り知れない恐怖でしょ、こんなの・・・酷すぎます。鉄仮面をつけられても、みえるサンジの見開いた目、凄く怖がっていて驚いている感じが、とてもいたたまれない、悲しい。)
★ そして、サンジは鉄仮面をつけられたまま地下へ連れて行かれる。
★ 牢に入れられるサンジ・・・
★ サンジ: 「待ってよ!!こんなトコにいるのやだよ!!出してくれ!!置いてかないで!!こわい!!しんじゃうよ!!お父さんを呼んでよ!!お父さん助けて!!ころされるよーっ!!」(←必死の叫び。あんな父親でも、泣いて助けてって凄く頼っているサンジ。とても切ないし悲しい。)
★ 兵士: 「国王様のご決断です…サンジ様を “生まれなかった” 事にしたいと…」
★ サンジ: 「!? …!? な”んで? 出して…くだざいお父さん!!」
★ 驚きで涙を流すサンジ。それでも必死に父親に助けを求める!!(←驚きのサンジ。兄弟に虐められても助けてくれなかった父親。それでも、頼りにしていた父親なのに。サンジ自身も!?!?の連続で、わからないんでしょうね。その様子がとても可哀想です。
★ 涙を流して叫ぶサンジ。
★ サンジ: 「ごめ”んなざい…!!よわく生まれでごめんなざい…!!助けて!!お父さん助けて!!おどうさーん!!」(←これはあまりにも悲しすぎる運命ですね。子供にこんな事を言わせるなんて・・・しかし、兄弟に虐められても助けてくれなかった父親なのに、明らかに思想が平和的じゃないのに、それでもサンジは世界をまだみてないから、父親とジェルマが世界の全てだったから、疑問ももたずに、とりあえず、父親が認めてくれるような子になりたかったんでしょうね。だから、こんな状況でも、クズの父親に助けを求める。サボは幼いながらに、貴族や王族のあり方に疑問をもってた、まさに生まれながらに革命の魂があるような子供だった。だから家出した。しかし、サンジは本当にただただ普通の優しい子供。家出したわけでもなく、事故でもない。勝手に葬式まで出されて存在を一方的に消された子供。それが鉄仮面のサンジ。一味やメインキャラはそれぞれが悲しい過去をもっていて、特にロビンとローは島や国が丸ごと消されたわけで、悲惨ですが、でも愛があった。ロビンには母親とオハラの学者達。ローには尊敬できる両親と頼りにしてくれる幼い妹。国が滅ぶ前、なんだかんだありながらも、みんな普通に平和な幼少時代でした。なので、サンジの過去は吃驚です。こんなに悲惨な過去だったなんで。なんか作者の書く過去がどんどん、えげつなくなってくるぞ。今の作者がペローナのモリアに拾われる前の過去とか描いたら凄い悲惨な過去になりそう。どんなキャラでも悲惨なことになりそう。だからこそ逆に、ゾロは平和な幼少時代で良かったと思う。ゾロも実は両親がなんちゃら〜とかは、みたくないかな。
でも、サンジの場合は前から伏線あったし、悲惨な過去とはいえ興味深い。しかし、この鉄仮面のサンジ、何歳かな?まだ結構幼いと思うんです。4歳〜5歳?うーん、それにしてもサンジを助けてくれる人物、この後、出てくるんでしょうね。母親についても少しふれてくれるとありがたいですね。)
次週へ・・・