<個人的な評価:10点中6.5点>
下記、個人的な感想。
犯人や結末ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
犯人や結末ネタバレあり。
劇場版名探偵コナンの季節!新作映画を観る前に、昔の映画で、まだ観てないものをチェック。
今回は、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第10作目にあたる。
正直、微妙だった。ストーリーは、抜け抜け。色々と、おいおい...って思うものが。
しかし、無駄に色んなキャラが出てきたから、ファンの為の、キャラ大サービスみたいな形になったかも。
あらすじ:
謎の男から依頼を受け、横浜にあるテーマパークを訪れた毛利小五郎とコナンたち一行。フリーパスIDを受け取り、大喜びで園内を満喫しようとしていた。しかし、小五郎とコナンは、12時間以内に『とある事件』を解決しなければIDが爆発することを知らされる。少年探偵団や蘭達を人質に取られてしまった小五郎とコナン。12時間のタイムリミットが迫るなか、謎を解くことができるのか......。
毎回、思うんだが、子供たちはともかく、蘭にまで隠し事をするのはどうかなと思う。
蘭はお子様じゃないし、戦えるんだし、いくら守る為とはいえ、大人として、何も伝えないで、子供扱いみたいにするのはどうかなと思うよ。爆弾の事も最後まで知らされずに、人質になってたし。
爆弾解除が失敗した時に、正義感あふれた刑事たちは、一緒に、子供たちと運命共同体になる覚悟だったけど、でも、鈴木園子まで、巻き込むのはどうなの??
警官たちが、鈴木財閥の鈴木園子スルーというか、一緒に、道連れにしようとしてたのが、ストーリー的に無理があるし、モラル的にもツッコミどころ満載だし、一般人でもモラル的にアウトといえるが、VVIPの鈴木財閥の園子だったら、もっと色んな意味でアウトでしょ。一般人は避難させて、鈴木園子を避難させなかったのもオカシイ。全て子供達に本当の事を話さない為とはいえ、そんな演技に、他人の命を巻き込むな。
そして、高校生とはいえ、もう立派な大人ともいえる、巻き込まれた蘭や、カズホに、もっと早く事情を説明しなかったのも変な話。
原作コナンは、こんな目立った抜け目は滅多にないが、劇場版になると、色々と、こういったツッコミどころがあるんだよね。その中でも、今作は酷いけど。
そして、一番酷いのが、最後の真犯人のクズ女による乱射。
あの真犯人の女(すぐに犯人はわかったしミステリーもクソもないけど)、プロのスナイパーのはずなのに、遠くから一発で、ターゲットの頭をぶち抜く実力があるのに!!!
二刀流の銃を使っても、7−8発の弾を無駄に、バンバン打ちまくっても、3人いたターゲットのうち、誰一人にもあたってない。かろうじて、コナンにはかすり傷が当たったが。
なんというべきか....
ご都合主義すぎる。
しかも、座っているだけで動いてない依頼主のクズ男にもあたってない。
あの女の実力なら、3人ともぶち殺せるのに!!
プロどころか、アマチュア以下でしょ笑。
プロのスナイパーという設定はどこいった。
そして、依頼主。
最初から最後まで、特に驚きもなく、ただの恋愛脳でナルシストで、最低な犯罪者でした。
この映画、コナンじゃなかったら、3点。
ただ、やはり、コナン。
原作ファン、コナンファン、キャラファンとしては、ひいき目で観てしまうし、やはりオールスターが出るのは嬉しいし、蘭のお母さんも少しだけ出てきた。
おっちゃんが相変わらずで面白いし。キッドもカッコいい。
最後のジェットコースターの場面は、ハラハラした。
そんなこんなで、ひいき目でみて、10点中6点。
ちなみに、やっぱり、劇場版コナンで一番面白いのって、「名探偵コナン ベイカー街の亡霊」だな。
あれを超えるものは、今のところない。