<個人的な評価:10点中7点>
下記、個人的な感想。
犯人や結末ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
犯人や結末ネタバレあり。
これは、新しいスタイルのホラー!!
「フィクションです」って、テロップがなければ、本物の心霊ドキュメンタリードラマと思えるぐらいリアル。
内容
ビデオカメラに偶然捉えられた幽霊と思われる映像や、不可思議な現象を追う「心霊ドキュメンタリー」は、世に多く出回りひとつのジャンルとしての地位を確立している。このジャンルが産声を上げた90年代後半よりも遥か前の80年代に、日本初の「心霊ドキュメンタリー」が存在していた!?
その日本初の心霊投稿ビデオ「知られざる心霊世界」を追う寺内康太郎とアシスタントの涼本奈緒のもとに集った心霊ディレクターや関係者たちの身に起こる不可解な出来事を描く。
ナレーター兼アシスタントの女の喋り方や態度が、イライラして苦手なんだけど、結局、この子が、誰よりも鋭いんだよね。もっと、ハキハキと言えばいいのに、モゴモゴした喋り方で苦手だけど。
他のスタッフも、何こいつって感じの印象悪い奴や、パワハラだろって思う奴や、意外と親切な奴(寺内康太郎)もいて、けっこうリアルに感じられた。最後の、古賀、あいつもグルかと思った。本人は嫌がってるのに、しきりに、もう一人のアシスタントの女性を連れてってるし。準備もちゃんとしないで、スタッフを危険な目にあわせているし。つか、色々と無責任な連中だし、こいつらとは絶対に働きたくないわwってのが印象に残った。
登場人物の、良い面も悪い面も、すごくリアルで、こういう人達、日本にはいそうだな〜って感じがした。
取材する対象の人達も、本当にリアル。
後半になってくると、フィクションっぽさが、出てくるけどね笑。
でも、それでも、最初から最後まで、本物の心霊ドキュメンタリードラマと思えるぐらいリアルだったのが良いポイント。ホラーに関しては、私は、こういったドキュメンタリー形式や、「コンジアム」のようなPOV形式が好き。
オチもしっかり怖くて、ストーリー性もあって、面白かった。