『インシテミル 7日間のデス・ゲーム (2010)』
<個人的な評価:10点中7.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
私が一番好んでいるクローズドサークルを舞台とした殺人ゲーム。
そして豪華すぎるキャスト達。
特に好きな役者さんは、この中にはいないけど、日本の俳優に詳しくない私でさえも知ってる人気な役者さんが結構いるから、演技の面では安心して観れる。(日本の映画で、アイドルだか何だか知らない、演技が微妙な人が配役されるのがあるから、日本の映画はけっこう避けてる面がある。)
やはり非現実的な閉鎖空間が舞台の推理ものは良いね!!
舞台だけでワクワクする。
城、館、研究施設、地下施設、などなど。大好き!
今回の舞台は、〈暗鬼館〉という、謎の施設!!!!!!!
名前からして良いね。地下施設でもあるね。
ただ、まあ...
最初から、須和名が怪しいと思ってた。
そう、コンビニで、主人公に声をかけた時から、こいつは、絶対に怪しいし、実験する側の人間だなと思ってた。もう少し演技をしろよと思ったけど、怪しすぎるよ。これで気づかない主人公もヤバい。
一目ぼれのような感じだったけど、なんだかなー。
まあ人間関係や恋愛模様とか、どうでもいいし、そこは集中してみてないし、推理と舞台だけを楽しんだんだけど。
須和名が怪しすぎて。
そもそも、最初の推理の時に、自分だけ、棄権 するとか意味不明。その棄権も、賛成と同じじゃん。
ぶりっ子ぶってるけど、あざといを通り越して、完全にあやしいよ笑。
あと最後に、自分だけ、武器を出さないのも、私は怪しいですって証明しているようなものだ。
まあ、冒頭から最後まで、こいつ隠す気あるの?ってぐらい、あやしすぎたから、こいつが実験する側の人間ってわかった時の、どんでん返し?には、一切驚かなかった笑。
あー、やっぱりかっていうより...
バレバレだったんですけど...ってのが大きい。
ただ、それでも、舞台が好きだし、主人公と安東 という年配のおじさんの年齢差友情みたいなのが気に入った。おじさんは生きててほしかったけど、死ぬと思ってたから。でも生きてて良かったな。
そこは予想外だった。その点だけが、予想外で面白かった。そうか死ぬふりをすることもできるのか!ナイスです。
あとはキャラが濃い面々がズラズラといる。
個人的に、お似合いとはいえなさそうなバカップル。
理系タイプの大迫と、頭が悪そうな若菜。
女の方は、どうみても頭が悪い。見た目も言動も。
理系タイプの男は、勘違いおぼっちゃまキャラなイメージ。
ウザいカップルだったが、自滅したな。
あとは、うざいオバサン。
人がとった本を横取りする神経がヤバい。
あと、他にもいろいろと濃いキャラがいる。みんな何かしら問題がありそうで秘密がありそうで、殺人ゲームのぴったり。
だが、非日常的な閉鎖空間でおこなわれる推理ゲームは、けっこう好きなので、雰囲気がきにいって、個人的には、評価は悪くないです。