『Batman Begins (2005)』
<個人的な評価:10点中7点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
Caution SPOILER
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
Caution SPOILER
2時間15分ぐらいの長い映画だった。長い!寝ずに最後まで観た。
アクションは、普通に好きです。でも、アメリカンヒーロー系の話は、嫌いではないけど、個人的に苦手だから(正義が悪をやっつける系とかが苦手)、今まで観ないでいた。
でも去年、JOKERを観て、おもしろかったし、両親を殺された億万長者の息子Bruce Wayneに興味がわいたので、せっかくだから、観てみた。
Bruce Wayne が、どのように、Batman になっていくかの話。
Bruce Wayneは、かなりイケメンで、顔の系統は好きなタイプです笑。
彼の正体こそが、Batman。
いわゆる正義のヒーロー。(←個人的に正義のヒーローもDISNEYのプリンセスも苦手なんだけど。都合がよすぎるし、子供騙し。でも、Batmanは、まあ好きな方です。大好きというわけではないけど。主人公とか、そもそも大好きになる事とかないし。)
Bruceの両親が亡くなったシーンは可哀想。突然、両親を一夜で失ってしまうなんてトラウマ。
成長したBruceの性格は、うーん。若干、甘いけど、やろうとしている事はわかります。
偉大な父やその先祖が代々、築き上げたGOTHAMを悪から守る事!
もちろん、Bruceが両親の仇を殺したい気持ちはすっごく理解できた。司法に任せるだけじゃ気がすまない。
私だったら、正義とか関係なく、両親の仇なんか、絶対復讐しないと気がすまないし、殺すだけじゃすまないし、拷問しまくって、苦しませて殺す系のダークキャラの方が、スッキリするんだけど。
フィクションであっても、個人的に別に拷問シーンが好きってわけじゃない。むしろ拷問シーンは苦手だが、復讐ものはスッキリするから好き。復讐は復讐を生むと綺麗事をいう偽善者がいるが、だったら新たに復讐がうまれないように徹底的に根っこから潰せば良いだけ。目には目を、というより、目には心臓を。やられたら10倍返し。観ていて気持ちがすごいスッキリするから、そういう系のキャラの方が好きなんだけどな。あくまでも、“フィクション”なら、の話ですけどね。リアルでは、基本的に平穏が好きなので、そんな面倒な事はしません笑。やられたら、法的に可能な限り、徹底的にやり返しはしますけどね。
ただ、さすが、アメリカンヒーローのBatman!
そんな目先の復讐には囚われず、GOTHAMを悪から救うという正義を成し遂げようと頑張ります。
でも、私はアメリカンヒーローとは思想が若干異なるので、なかなか共感しづらいし、物足りない。
だから、BatmanになったBruceは、個人的に物足りない。嫌いではないです。むしろ好きな方ではあります。
物足りないのは、基本的に自分の手を汚さない、つまり自分で人を殺さない部分とか。
脅したり、懲らしめたり、助けずに死なせたりするけど、自分の手で殺しはしないんだよな。
つめが甘いというか、殺しの責任を負いたくないのかなというか、微妙。
とはっても、悪い奴が、Batmanに、やられるのはスッキリはします。
ヒロインのBruceの幼馴染の女は普通。
嫌いでも好きでもないけど、こいつもこいつで、正義の信者って感じで、時々くどい。
やっぱり、アメリカンヒーロー系のヒロインの性格は、あまり肌にあわない。
嫌いではないです。肌にあわないだけ。
ただ、守られてばかりの弱い女ではない。彼女もスタンガンで色々頑張ってました。
この映画で一番好きなのは、執事のAlfred。理想の執事!!!
あと、ちなみに、GOT(私が一番好きな長編ファンタジードラマ)に出てた、あのサイコパスJoffrey 王子が、小さい男の子役で出てた〜!!すぐにわかった笑。こっちでは、普通に超脇役の貧しい可愛い男の子だったけど。お母さん見つかったのかな?孤児になってしまったのかな?
ストーリーは、さすがアメコミ。簡単でわかりやすい。
ただ、アメコミ系は、やぱり、アクションが派手だから、映画館の大スクリーンでみたほうが盛り上がるでしょうね。
そして、これは バットマンシリーズ3部作の1章目で、2部作は、話題の、DARK KNIGHT!
JOKERとの闘いが描かれるのかな。
この1章より、面白い事を期待しています。