マレーシア・ペナン島G
Thaipusam〜タイプーサム
タイプーサム前日。
準備をしている!!神の使いの牛!?
多民族・他宗教国家のマレーシアには様々なお祝い事やお祭りがあります。
特にペナン島は、中華系、マレー系に続き、インド系国民もたくさんいます。
国民のほかに、欧米や中国、韓国、日本からの移民もたくさんいます。
その為、様々なレストランがあり、様々な文化が共存しています。
お祭りも様々です。
さて、その中でも、特に異質なのが、ヒンドゥー教の奇祭「タイプーサム」!!
あまりの壮絶さゆえに、現在はヒンズー教の本国インドでは禁止されているのだそう!
ですので、この行進を行っているのはシンガポールとマレーシアだけ!!
100万人が集まるお祭りですが、彼らにとっては神聖なお祭り、いや民族かんけいなく中華系にとっても地元のマレーシア人にとっても、神聖なお祭りです。
最近では、珍しさ目当てにお祭りにやってくる外国人もいますが、そういう目的でやってくるのは控えた方がいいと私は思います。
混雑もするし、私と私の家族は、この日は、お祭り地域には寄らないようにしています。
タイプーサムは、ヒンズー教の主教シヴァ神の息子ムルガ神が母である女神パールヴァティから無敵の槍を与えられ、魔王を倒した日を祝うというのが、起源です。
タイプーサムには敬虔なヒンズー教徒が苦行をすることで、神々への感謝を表します。
この苦行というのが、すさまじいものです。
実際にお祭りにはいかないので写真はありませんが、まあ、仮にいっても神聖な宗教の場、しかも苦行、写真なんか撮りませんが・・・(撮ってはいけないという決まりはないけど、マナーとして控えた方がいい)
その苦行というのが、体にたくさんの針を刺し寺院まで神輿を引いたりするものです。
トランス状態に入る信者もたくさんいます。
この苦行、インド人じゃなくても実は参加できます。
何か重い病にかかったり、どうしても叶えたい願いがあったり、ヒンズー教の神に願掛けをして叶ったら、苦行に参加する信者もたくさんいるのです。今回も、中華系の人も参加していました・・・
日本では決して考えられないことですが、世界は広いです。
この世界には様々な文化や宗教があるように、人も千差万別という事ですね。
2018年02月05日
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