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2017年11月24日

お化け屋敷の入口が出口だった日

お化け屋敷・・・一番最後に経験したお化け屋敷というと
遡ること二十数年・・・富士急ハイランドの「処刑の館」だ。
カテゴリーはお化け屋敷ではないかもしれないが、
自分の中でのジャンル分けでは、お化け屋敷になる。

衝撃だった・・・ある意味、新鮮だった・・・
耳元で繰り広げられる処刑・・・リアルな息遣い・・・振動・・・
今すぐそこで実行されているかのような・・・
何度かヘッドホンを外して現実を確認したことも覚えている。

しかし、今回の話は処刑の館の話ではない・・・。
その記憶からさらに遡ること約二十年・・・
あの時・・・私はまだ幼稚園児だったと思われる。
年齢の記憶は曖昧なのだが、この際年齢はどうでもいい。

私が生まれて初めて入ったお化け屋敷の想い出話だ。
とある神社・・・といっても大きめの神社だが、
そこで毎年繰り広げられる夏祭りでは、お化け屋敷が定番となっていた。

ある年、私は周りの大人たち?に勧められてお化け屋敷に入ることになった。
入る前からドキドキだった。
家族で入ったと思うのだが、ハッキリ覚えていない。
兄は一緒に居たと記憶している。


並んでいる客が順番に入る・・・待機客用の通路・・・
木製の柵・・・高まる不安・・・
順番はすぐに来た・・・入口のドアが開く・・・
完全にビビりながら、前の誰かの背中に隠れるようにして歩く自分。

この誰か・・・が誰なのかさえ思い出せない・・・
とにかく究極に怖がっていた。

一番最初に現れたのお化けが恐ろしくて恐ろしくて・・・
私は入ってきた入口から独り飛び出した。

生まれて初めて入ったお化け屋敷の入口は
私にとっての出口となった。

後から聞いた話だが、兄はその一番最初に出てきたお化けの一人と
握手を交わしたらしい。
なんだ・・・人間だったのか・・・と思った。


あの時のお化け屋敷の入口から出た時の風景を思い出すことが出来る。
風景だけだが・・・きっと、みんな笑っていたことだろう・・・

出口からではなく、入口から出てきたのだから(笑)


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