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2021年07月08日

授業力アップ

期末考査の放課後、授業力アップの研修会が開かれた。
今年度はこれで2回目である。

この研修会に先立ち、生徒による授業評価があり、評価の高かった先生方が、授業のコツについて話をされた。

私はそのメンバーには入らなかった。
嬉しくもあり、淋しくもあり、と少し複雑な心境になった。

これまで、「授業の上手な丹澤先生」で通ってきたこともあり、何となく気まずい気持ちにもなった。

冷静に考えれば、昨今の私の授業は、準備も工夫も手抜き状態なので、当然と言えば当然だ。

若手の先生方が、次々と台頭してくるのなら、それは嬉しいことでもあり、応援しなくなる。

そんな折にも、横から口を出し、老害ぶりを発揮してはいけないのだろうと思う。

授業は学校の命である。

生徒も先生も、授業が楽しくなければ、学校生活は成り立たない。
生徒の立場から見れば、6時間、つまらない授業のためにじっと座っているのは拷問だろうし、先生側から見ても彼等の実力を上げてこそ、その仕事が全うされるというものだ。

若手の先生たちは、ぜひ、ベテランの先生方の智慧を共有して欲しい。
そして実践して欲しい。
失敗したら、工夫して、また立ち上がって、チャレンジして欲しい。
二度、三度で挫けず、何度も何度もチャレンジし続けて欲しい。

その中にこそ、光が見えてくるのであり、いつしかベテランと言われる立場になっていくのだ。

かつて、向山氏らのグループが授業を法則化した。
その後も、たくさんの智慧が、研究者によって公開されている。

その中には、先人たちの経験がぎっしり詰まっている。

私も、学びを深め、初心に戻って、さらに精進していきたい。
惰性ではなく、まさに現役のまま、惜しまれつつこの仕事を終えたいと思う。

授業は全精力を傾けるべきものであり、その価値がある。

生徒指導も授業から…、である。




2021年07月04日

雨を望みつつ…

明日から期末考査だというのに、野球部の練習がある。

大雨ならば、選手たちも諦めがつくのだろうが、ちょっとでも雨が小降りになると、
「丹澤先生、練習どうしますか?」
「雨だろ?」
「小雨です。練習しましょう。」
となる。

中3にとっては最後の大会。
中学校野球の集大成だ。
当然、負ければそれで出場できる大会はなくなり、実質、現役の選手とはいえなくなる。

もっとも、うちの場合は、そのまま高校野球につながっているので、引退というイメージは薄い。

「もう、野球はやらない」、という生徒にとっては真の引退になるが、そういう選手は、今年はほとんどいない。

夏くらいから高校野球の練習に合流すれば、そのままの流れで高校野球のメンバーになれるだろう。

少し休んでから…、と何ヶ月も間を開けてしまうと、ハードルが高くなって、なかなか苦しくなる。

梅雨の真っ最中なので、雨は予想されるのだが、大会が近づいてくると、晴れる日も恋しくなる。一方で、大会も雨の中かも知れず、雨の練習もやっておきたい。

と、思いつつも、試験問題準備にも追われ、私の心の奥底では、「ざー、と雨が降って欲しいな」、という思いがあるらしい。

昨今、ちょっと疲れがたまってしまっているのも事実。
このまま試験、大会と突入するのか…。

少し遅れてグランドに出る。
開放された学校では、多くの生徒たちが、明日からの期末考査の勉強をしている。

グランドにいるのは、野球部だけだ。
高校野球すらやっていない…。

「なかなか、自分たちでよくやっているじゃないか…。」

私は彼等の練習を見て、そう思った。
だから、何も言わずに、ただただ練習を見ていた。

私も、もう一踏ん張りせねばなるまい…。

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2021年07月02日

監督会議

夏の大会(総体)の監督会議があった。
大会の組合せ抽選が行われる。
今朝、中3のN君が、「丹澤先生、抽選頑張って下さい」、と言った。

私の学校はシードではないので、どこかの下(した)山に、入るだけ。
抽選だって、学校番号順なので、一番最後に引くか、一番最初に引くかのどちらかだ。

思えば、ここ十年来、「抽選頑張ってください」、などと言われたことはなかった。
H君は、気の利く頼れる生徒である。

今回は最初にくじを引いた。
結果、立派な球場で試合ができることになった。
中3の最後の舞台としては、ありがたいことだろう。

大会は来週だ。

会議では、「春の大会の開催の有無」についての意見交換もあった。

近県で、春の大会を行っているのが、非常に少なくなっている、というのである。

暑い夏で熱中症が頻発したために、夏の大会が2週間ほど早くなった。
そのために、春の大会との日程が近くなってしまった。
一方で、春の大会は、全国につながる上位大会がなく、実施の意味があるのか、などと校長会で議論されたという。

もちろん野球専門部では、「春の大会をなくそう」、などという意見はなかった。

私は、「春の大会から夏の大会までの期間こそ、一番モチベーションが高くなり、一番技術的も精神的も成長する時期なので、貴重な機会だ」、と思っている。

大人の都合で、子どもたちの貴重な機会を奪ってはいけない。

教員と学校の負担減が、本来の目的なのかも知れないが、負担減にする方策は、まだまだ他にもある。

ともあれ、いよいよ中3最後の大会が近づいてきた。

私の学校では、期末考査の4日目、最終日の翌日が大会初日だ。

他の公立校と比べて、とても不利なのだが、それだからこそ、時間を工夫して、やりがいもあるというものだ。

さあ、がんばろう!

2021年07月01日

朝の声出し

中学校の朝の会が元気だ。
各クラスの声出しがすごい。

「中学校全クラスが元気に声を出せるのは、開校以来ですよね。」
私は、学年主任にそう話しかけた。

彼は、そのきっかけを作った今の中3を指導したのだ。

中3から中2が感化され、中3を見学した中1が、さらに元気よくなり、その刺激を受けた中2が更に頑張って…、という具合にお互い刺激し合って、今の状況ができている。

「声を出せ」と言われて出す声はホンモノではない。
野球部内にも声の出せない選手がいるが、彼等であっても、教室では声を出している。
要は、野球のプレーに自信が持てないのだろう。

そんな風だから、驚いているのが高校生。
「俺たちが中学のときは、こんなんじゃなかった…。」
と最初は思っていたが、だんだんと感化され、先日は、高校生が中学生の朝の会に見学に来た。

もはや学校中を巻き込むような、一大イベントになりつつあるようだ。

だが、冷静に考えれば、これでやっと公立中学校の基準。

それでも、大人しく、人見知りの内弁慶な生徒たちの多い私の学校でも、何かが変わろうとしているようでもある。

もちろんクラスの中には、周りから「声を出せ!」と言われる生徒もいるが、彼等も、徐々に声が出てくるのである。

大声を出すことで、気分がすっきりする。
朝、なんとなくモヤモヤ感があったものが、声出しによって、それが吹っ切れる。

そんな効果もあるに違いない。

近隣の学校では、いかに声を出させるかを目的として、クラス毎に校歌を歌わせるイベントがあると聞く。

新学期直後のことだろうが、皆、いろいろ工夫しているようだ…。




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