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2021年07月28日

夏期講習

終業式を終わって、夏期講習が始まった。
中学1、2年生3日間。中3から高2までは5日間である。
夏期講習が終わると、受験生合宿がある。

受験生合宿は、来年度以降、私たちの学校を受験しようと希望している人を集めて、合宿形式で勉強する、という企画である。
このところ、毎年行っている。

私は中1の夏期講習と受験生合宿の中3担当なので、まだ少し授業がある。

教師は授業をすることがその仕事の中心なのだ。
中1では、中下位クラスに、一学期の復習として、「文字式」を扱った。
反応は良かったが、まだまだ発言が少ない。

授業では、自信がないと手が挙がらない。
自信がないと、声が小さくなる。
自信がないと、先生と目を合わせない。

そうした生徒に、自信をつけさせ、元気よく、楽しく授業を受けてもらえるように導くのが、教師の務めだ。

そのためには授業を聞かせること。
授業に集中させること。
メリハリをつけて、その持続させること。
問題が分かるようにして、解けるようにして、点数が取れるようにすること。

そんなアプローチで授業を行う。

こうした私にとっては当たり前のことでも、若手の先生方にとっては、新鮮な部分もあるのだろう。私が現役でいるうちに、若手の先生方もますます学んで欲しい。

教室には冷房がついている。
その状況を見ると、「夏休みは短くていいんだろうな…」、とも思う。

コロナ禍で、「夏休みだからこそ、普段はできない経験をする」という長期休暇の醍醐味も、なかなかできない状況にある。

子どもたちはますます引きこもり、涼しい部屋で終日ピコピコなのだろう。

子どもたちの体力がどんどん落ちているのもうなずける。

先日、校長がある保護者と話をした際、その保護者は、「うちの子、夏期講習に参加しているんです」、と嬉しそうにしていたという。

親にとっては、子どもが勉強する姿は幸せなのだ。
嫌々参加している生徒も予想しつつ、そんな話もする。

「夏休みは、親孝行しなさいよ。」

子どもの成長は親にとってはなにより嬉しい。

あまり外出はできなくとも、逞しく育って欲しい…。




2021年07月27日

台風はどこ?

台風接近とのことで、県大会も前日に延期連絡が来たので、今日は大雨で、練習ができないだろうと思っていたが、まとまった雨が降ったのは朝だけ。日中は、時折雨が降ったものの、ほとんどは抜けるような青空で、まさに「台風はどこ?」という天気だった。

今年は梅雨明け以降、夏らしい天気が続いている。

さぞかし野球の練習ができると思いきや、あまりの野球技術の低さに、なかなか練習が成立しない。

初めて野球をやったような生徒がたくさんいて、いわゆるまともな練習にはならないのだ。

と言って、基礎練習ばかりをやっても、「おもしろくない」と嫌になってしまいそうだし、ちょっとミスが続くと、簡単に萎えてしまって、声も出なくなる。

「またゼロからのスタートだな…。」
練習を見ながら私はそう思う。

ひと夏、必死に練習すれば、心も体も大きく成長する。
その成長を実感させてあげたいと思う。

すぐに、へなへなしてしまう部員たちをまとめているキャプテンも大変だろう。

声を掛けても、なかなか部活に来ようとしない部員もいる。
声を掛け続けた側も、そろそろ我慢の限界だろう。

言い訳はいくらでも言える。
いくらでも正当化できよう。
人は、自己弁護と自己保身のときには饒舌になる。

だが、そんなことを若い頃から繰り返していると、結局はその正確が染みついたおとなになってしまうのだ。

彼等をそんな風に育てたくはない。

ジリジリと日差しが痛いが、幸い風もあるので、あまり暑さは感じない。

雨に濡れるから、とマシンを片付けたので、選手がピッチャー。

七球に一球しかストライクが入らない…。

空は晴れているのに、心は晴れぬ。




2021年07月26日

山の空気

午前の部活を終え、午後になっても山が見えていたので、急いで出掛けて見た。

久しぶりの山行である。

四連休も終わり、山への道の渋滞も起こらないだろうという思いと、せっかくの晴天でもあるし、避暑も兼ねての出掛けたのだ。

今日は、A君に同行してもらった。

自動車で走ること数十分でロープウェイ乗り場に着く。
ちょうど、出発時間であったので、急いで乗車。

あっという間に標高1680m地点に運んでくれる。

山は晴天。台風の余波か、少し風が強めではあったが、雷雲も発生しておらず、なんとかギリギリの登頂。

以前、同じように昼頃から山に登ったことがあるが、その時は山頂に着くなり、雷鳴が聞こえ、徐々に近づき、慌てて走って下山したことがある。

山での雷は、全方位から落雷するので、特に恐ろしいのだ
午後は雷のリスクがあるので、山に行くときも、午後歩くことはめったにしない。

山頂は、風が冷たく、寒い暗いであった。
十分、避暑になった。
半袖短パンでは、雨が降ったら凍死のリスクすらあるだろうと思った。

ほんの一時間ほどだが、雄大な景色と、気持ちの良い空気を吸って、リフレッシュできた。

「ここに来たら、コロナ感染など絶対にしないね。」
私がA君に告げると、彼も同意した。

この景色を見て、空気を吸い、山の偉大さに包まれる中では、各段に免疫力が上がるはずだ。

コロナなどに負けていられるか。

私は、そう思いながら山を下った。

下界は相変わらずの暑さだった。

だが、山の、あの心地よさが体に染みついていた。

ちょっと疲れたけど、良い気持ちになった。

心身ともにリフレッシュできた。




2021年07月25日

一学期終業式

今日25日(日)は一学期の終業式だった。
今日日曜日に登校させ、明日を代休、その翌日から夏期講習を始めようという計画である。

だが、私は、早朝から地元の草刈り。
こちらは5時半から初め、一時間程度で終わるかと思ったら、川から引いている田んぼの用水路も、朝の涼しいうちにやってしまおう、ということになり、さらに一時間の草刈りになった。

事前に、「朝の打ち合わせに遅れるかも知れません」、教頭に報告しておいてよかった。
さすがに、ヘロヘロになった。

一緒に草刈りをしている地元の方々のほとんどは、私より年上なのに、タフである。

疲れによる眠気を我慢しながら終業式に臨み、午後は部活動。

今日の部活では、卒業した高1と引退した中3が来てくれた。

ノックの最中、彼等はひたすらランナーをしてくれて、本当に有り難かった。
守備をするにも、ランナーがいるのといないのでは、プレッシャーが全然違う。

「見えないランナーを見る」ことは、もはや出来ない世代になっているのだ。

その後、一対一で指導をしてもらい、練習を終えた。

先輩たちも現役たちも皆が一生懸命で、本当にうれしくなった。

もしかしたら、ここ数年で一番楽しい部活になったのではないかと思う。

35℃にも届かんとする炎天下ではあったが、いい練習ができた。

先輩たちには本当に感謝である。

毎日、彼等とつき合って何年も経つと、こういう目に見えない信頼関係が出来上がるのだろう。

私たちは、「目に見えない仕事をしているのだな」、と改めて感じた。

組織は、成果を求め、成果がでなければ、それなりの評価しかされないが、「私は別に評価されなくてもいい」、と思っている。

成長期の彼等の一時期、ほんの少し関わることができたならば、それで幸せだ。

それが私の喜びであり、幸福であるのだ。

朝から疲れた始業式だったが、いい一日になった。




2021年07月24日

オリンピックの開会式

オリンピックの開会式を見た。
天皇陛下にご臨席いただき、開会宣言をさせていたが、本当に厳重な警備をしているのか、映像からは疑問に思えた。

もっとも、完璧な警備は、警備をしていることが分からないような状態なのだろうから、これにはあえて言及すまい。

ただ、情けないのは、総理大臣だ。

陛下の開会宣言時に、都知事と総理大臣が、あとから起立したのだ。

横並びの席に着席させられた陛下には、見た目ですでに失礼だと思ったが、その上、名誉総裁としての開会宣言時に、座ったままでいる姿は、実に情けなかった。

世界に発信された内容としては、非常に恥ずかしい。

ドローン飛行も心配だ。

中国が日本にダメージを与えるとすれば、開会式に天皇陛下を狙おうとするだろうし、その方法として、上空からのドローン攻撃(例えば、ウイルス散布)がもっとも有効だ。

そんな複雑な思いをしながら、開会式を見た。

選手たちは、一体誰に手を振っているのだろうか。
中継を見ている世界の人々なのだろうが、無観客の中で、さぞかし落胆していることだろう。

ブルーインパルスも、雲があって、あまり綺麗な五輪は見られなかった。

報道機関が、「一機辺り150万えんの噴煙を出して、五輪を描きました」というコメントには、嫌悪感以上のものを感じた。

「オリンピックだとは、思えないですね…。」
生徒たちも、こんな風に口をそろえる。

前回のオリンピック開催年生まれの私にとっては、盛り上がりの少ない、このオリンピックに、なんとも言えない複雑な思いを感じている。

今は、テロのような、困った事件が起こらないように祈るばかりである。

もちろんアスリートたちにも、活躍を期待する。




2021年07月23日

学期末がすすむ

世の中は連休らしいが、うちの学校では何事なく、25日(日)の終業式まで淡々と進んでいる。

何となくオリンピックを無視しているようでもあり、何となく後ろめたさを感じてしまう。

コロナ禍という戦時に、オリンピックを強行してしまう政府も、選挙のことしか考えていないように見えるが、アスリートたちも、余計なプレッシャーがかかり、なかなか大変だろう。

57年前の東京オリンピックでは、日本の戦後の復興を全世界に発信することができた。
閉会式では、人種を越えた行進にもなった。

今回のオリンピックは、東日本大震災復興の意味もあるそうだが、韓国選手団の幼稚性には噴飯ものである。

オリンピックはいつしか、政治色が濃厚になり、経済優先となった。

開会式ではあいうえお順で選手が入場するそうだが、アメリカは一番最後なのだそうだ。
そうすることによって、すぐにテレビのチャンネルを変えられることを防ぐのだと言う。
もっとも、次回開催国が最後に入場するという仕組みにしているそうだが…。

「世の中は四連休だけどね…。」
と、言いながら授業をしても、私の学校の生徒たちはあまり動じない。

うちの学校はそういうものだと思っているし、頑張って日曜まで登校すれば、夏休みになる。

「私立学校だからね…。」

もっとオリンピックが盛り上がっていれば、こんな風ではなかっただろう。

自国でオリンピック開催など、一生に一度か二度なのだが、何となくもったいない気持ちもする。

ともあれ、淡々と授業が進み、いつものような学期末の日常が続いている。

外は夏の日差し。

アブラゼミがなおさら暑さを引き立てる。

教室内はクーラーで快適だ。

時代は変わったのだ。




2021年07月22日

熱中症アラート

職員会議中に一斉にアラートが鳴り響いた。
「地震か?」
と皆が思ったが、違った。
地域に「土砂災害警戒レベル4」が発令されたのである。

外は晴れている。
レーダーアメダスを見ると、ほんの狭い地域で豪雨になっているらしい。
「全員避難」というアラート-だが、雲もなく晴れていれば、誰も動くまい。

この時期、ゲリラ豪雨が発生する。
どこで発生するかは、なかなか予想が立たない。
発生後は、雨雲の動きである程度は予想できるが、それまではなかなか難しいようである。

一方で、熱中症警戒アラートも発令されている。

屋外の運動は禁止なのだろうが、そんなこと関係なく大会などは行われる。
コロナ禍でマスク着用などと、さらに危険な状況にも陥っているのが現状だ。

今日は、職員会議中にも関わらず部活が行われていた。
だが、そんな中でもほぼ全員の先生
が、職員室にいた。
「こんなとき、熱中症で倒れた生徒が出たらどうするのだろう…」、と思っていたら、若手の体育科の先生が、ちゃんと見回りをしてくれていた。

涼しい職員室の中で、「どうやったら成績向上させられるか…」、などと議論している間に、生徒たちは、体育館やグランドで汗を流す。

学期末とは言え、さすがに4時間も会議をしては駄目だ。

私は、「すいません」、と心の中で呟いて、部活の引率。
すでにグランドまでの5qを走って行った生徒もたくさんいた。

彼等は熱中症で倒れるほどヤワではないが、職員会議を抜け出して良かったと思った。

夕方になったので、風の温度が少し穏やかになっていた。

それでも少し体を動かすと汗が滝のように溢れ出る…。

私は、彼等に、「この夏、もう一回りタフになってくれ」、と心の中で祈る。




2021年07月21日

続・テニス部のK君

多額の寄付をしてくださったご家族一行が、学校見学に訪れ、その小学生の子どもたちが部活動見学や体験をした。
その最後に訪れたのがテニス部であった。

そこで活躍したのがテニス部のK君である。
見学に来た小学生を手取足取り、テニスを教え、体験させてあげた。
子どもたちは大喜びした。

だが、実はこの日は試合の前日であったのだ。
校内のテニスコートは2面。
そのうち1面を子どもたち専用にして、体験をさせてあげたのだ。

これは、なかなかできることではない。
「俺たち、明日試合なんだぞ。勘弁してくれよ…。」
と思うのが普通である。

だが、K君を初めとする彼等は、そうした思いを決して見せなかった。
笑顔満面、お客さんに最大限の奉仕をしたのだ。

その場に校長もいたが、校長ですら、そうした不満の波動は一切伝わってこなかったと言う。

それに感動したのが、子どもたちの父親だ。

これまで寄付はしてくださっていたが、学校を訪ねて来たことはなかった。
だが、このテニス部の奉仕活動で、私たちの学校に対する信頼の思いは、更に高まったようだ。

「これこそホンモノだ。」
学校としてのホンモノの学校だと思われたのか、教育としてホンモノだと思われたのか、別の意味なのかは分からないが、とにかく大いに感動された。

「今日は、試合の前日にもかかわらず、子どもたちのために指導してくれた、本当にありがとうございます。」
と、深々と頭を下げた。

徳ある行動である。

K君、偉いぞ!




2021年07月20日

身だしなみセミナー

中1で、男女に分かれて「身だしなみセミナー」を行った。
女子は養護教諭が担当したが、残った男子は、保健室で作った資料をもとに私が話した。

授業以外の講話は、久しぶりで、私も楽しかった。
少し予定時間をオーバーしたが、「伝えたい意図」は分かってもらえたように思う。

要は、「集団生活をしている中で、相手から不快に思うようなことは、自ら自身も気をつけて、お互いが気持ちよく学校生活をしよう」、ということである。

その中で、思春期を迎えようとしている生徒たちの、思いと体の変化が絡み合うので、あらかじめ、手を打っておこうというものだ。

以前は、中1で「性教育セミナー」を行っていたが、昨今の性的成熟の遅れもあり、少し先延ばししている。

その分、「身だしなみ」を通して、思春期の男女の距離関係を指導するのは、なかなかよい機会であると思われる。

本来、女子だけで実施する予定だったが、「男子も話を…」ということで、急遽私が話をすることにしたのだ。

面白おかしく話す中でも、真剣さを求め、少しは記憶に残っただろう。

学年主任でもなくなり、担任でもなくなった今、皆に話す機会が極端に減った。

たまにはこういう機会も面白い…。

女子は、さらに特有の話もしており、男性教員は同席すらできないようにした。

皆で生活をしていると、いろいろなトラブルが起こる。

それを一つずつ解決していくのも学校としての仕事だが、トラブルが起こる前に、あらかじめ手を打っておくことも、学校としての大切な仕事だ。

昨今は、事後処理というか、事が起こってからの対処が多くなってきているように思う。

恐らくは、教師の先読み力が不足してきているのだろう。

面白い企画であった…。





2021年07月19日

夏が来た

昨年は7月末まで雨が降り続いたが、今年は早々に梅雨が明けた。
まさに「梅雨明け十日」を思わせるような、安定した晴天が続いている。

空には雲一つない。
ジリジリと強い夏の日差しが降り注ぐ。

「今年は例年より遅いかな…」、と思ったヒグラシも、朝夕、元気に歌っている。

全国的に一気に35℃近くまで気温が上がり、暑い夏になった。

一番暑さを感じているのは、ミツバチたち。

暑さをしのぐために、巣箱の外で涼んでいる。
中には、羽を震わせ、巣箱内に風を送っている健気な蜂もいる。

先日、再度採蜜をした。
これから何日かかけて、蜜を採る。

こんな夏の天気になると、「まさに野球の季節だな」と思う。
大会が、熱中症対策で前倒しになって終わってしまったので、この暑さの中での大会は県大会以降の大会になったが、何となく、こうした「夏空の下で試合をさせてあげたかったな」、とも思う。うちの選手たちはあっという間にスタミナ切れになりそうだが…。

「この暑さの中で、連日2試合する体力と気力を身につけるために練習をするのだ。」
と、叫んでみる。

彼等も、「なるほど、まだまだ自分たちは甘いな…」、という素振りを見せる。

熱中症アラートでは、運動禁止なのだろうが、残念ながら大会は容赦なくやってくる。
だからこそ、鍛えておかなくてはいけないのだ。

それでも、ここ田舎では、夕方には涼しげな風になる。
都会のように、熱帯夜なんてことは起こらない。

「風って、ありがたいな…。」
ひとりほくそ笑みながら、帰路につく。

梅雨時に作った梅ジュースがうまい。

夏もなかなかいい…。




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