2016年04月28日
新型レクサスIS カラーバリエーションは?
当方も4/29からの前半は北陸地方に行ってまいりますので、ブログ更新は5月1日までお休みさせていただく予定です。
さて、レクサスIS 2017年モデル(マイナーチェンジ版)は本年秋発売とされてます。
新型車ではないので、販売店への正式な「スタッフマニュアル」も配布されないものと思われますので、日本仕様の詳細がわかるのはまだ少し先だと考えられます。
GSではギリギリまで日本国内でのお披露目はありませんでしたが、新型ISはターゲット層も幅広いと思いますので日本でのプロトタイプモデルの早期展示を望みます。
ボディカラーに関しては北京モーターショーでのアナウンスによると、次の2種類のボディカラーが追加されるようです。(いずれも2015年の改良でNX以降順次採用されているカラーです。)
・ディープブルーマイカ〈8X5〉
・グラファイトブラックガラスフレーク〈223〉
特に、IS系ではブルーは有償オプション(15万円+税)のヒートブルーコントラストレイヤリングしかありませんので、ディープブルーマイカの設定は良いですね。
内装色に関しては、2015年秋のGSマイナーチェンジで採用された、「シャトー」、そしてGSやRXとでもおなじみの「ノーブルブラウン」その他ブラック系の新色もある模様。
コレに伴い、グレー系の「ムーンストーン」と定番色の「アイボリー」は廃止。特に、ムーンストーンは非常に短命でしたね・・・。
日本仕様ではホワイト系(リッチクリーム)などもう少し多くのカラーが設定されるかもしれませんね。期待しましょう。
インテリアでは、「名栗(なぐり)調」の本アルミパネルが採用されているものと思われます。
2016年モデルの新型GSにメーカーオプション、GSFに標準なので新型ISでは5万円程度のメーカーオプションとなるでしょう。
サプライヤーはレクサスマガジンによると、長野県にある「アルテクノ」という会社とのこと。
最近のレクサス車はアルミ系を徐々にインテリアに使用し始めたね・・・・
http://www.altechno.co.jp/otoiawase.html
マイナーチェンジということで今のところ新型IS専用のボディカラーというのは設定されないようですが、20系ISでかつて人気を誇った薄系のブルー「ブルーイッシュパールクリスタルシャイン(074)」やハイブリッド系で目立った、クォーツホワイトクリスタルシャイン(078) 」みたいな爽やか系のカラー、ぜひ復活してほしいと思います。
それではみなさまよい週末を!!
2016年04月25日
LEXUS IS マイナーチェンジ登場! サプライズあるか?
レクサス公式ホームページも更新が速く、時差の少ない中国でのお披露目ということもあり、本日お昼すぎには新型ISのマイナーチェンジモデルが公開されました。
特に国内においてここ1年ほど手強いライバル車の台頭で販売台数が激減し、ライバル勢に遅れをとっている感が否めなかったIS。そのマイナーチェンジ内容、いかがだったでしょうか?
ざっとまとめると次の点です。(【】内は私見)
1.Lexus Safety System+ の採用 【想定通り】
2.前後フルLEDヘッドランプの採用 【ややサプライズ】
3.足踏み式パーキングブレーキの継続採用 【想定通り】
4.オーディオパネル、PWスイッチパネルの質感向上 【ややサプライズ】
5.ナビゲーション画面の拡大(10.3インチ) 【サプライズ】
6.リモートタッチ、ドリンクホルダーの改善 【想定通り】
7.ステアリング意匠の変更 【想定通り】
8. シフトノブ、ドアハンドル、アナログクロックの変更、フレームレスミラーの採用【ややサプライズ】
9. ルームランプ継続採用【想定通り】
10.エンジン、トランスミッション変更なし【想定通り】
11.前後バンパー、グリル、リヤディフューザー、マフラーカッター変更【想定通り】
という感じで、トヨタ/レクサスとしては根本的な構造変更を伴う改良ではないものの、ナビゲーションサイズの拡大やフルLEDヘッドランプの採用など、これからISを検討される方にとっては新型を待ったほうがよいと思われる内容になっています。
エクステリアに関しては、前後「フルLEDヘッドランプ」の採用が嬉しいニュースです。
ただし、写真を見てもわかるように、ウィンカーは内側に位置しており、ぷちぷちLEDです。
よって、NXやRCのような別体のL字ランプと一体化した、ライン型のものではないようです。
よって、「流れるウィンカー」ではなく、従来の電球を素直にLED化したというイメージです。
▼画像は インプレス car watchより
http://car.watch.impress.co.jp/docs/event_repo/beijing2016/20160425_754933.html
エクステリア、F SPORTモデルは先般マイナーチェンジした「GS」に似たアグレッシブなデザインとなりました。グリルがブラック塗装(ジェットブラックメタリックコーティング)となっており、質感を高めています。
真正面からは、かなりアグレッシブなデザイン。グリルがてかてかしてますね!
ヘッドランプ下部がひょうたん型ではなく、素直なデザインになったので自然に見えます。
フォグランプがありませんが、これが中国仕様だからなのか、それともアウディのようにLEDの照射角度を変えてフォグの代わりをするのかはどうかわかりません。
リヤビュー。テールランプは赤色の部分が目立つようになりました。
クリアカラーの部分が細くなっており、ウィンカーやバックランプもLED化されているものと思われます。
(L字の内側がややオレンジっぽく砲弾型のLED跡があるので、ここがLEDウィンカーと思われます)
これでようやく欧州車に追いつくという感じでしょうか。
プレミアムクラスのGSのみならずISクラスでもついにフルLED化されるのは個人的には嬉しいサプライズです。
なお、LEDバックフォグは片側にインストールされている模様。
インテリア編。パッと見た目はあまりかわりませんが、ナビゲーション画面は待望の10.3インチ。
BMWと同じ系統の大型・ワイド型になるとの情報は得ていたのですが、そのサイズは、「10.3インチ」でした。
ワイド型の10.3インチはなかなか見かけないサイズと思われますが、新開発なのでしょうか?
8.4インチのCクラス、8.3インチのA4、8.8インチのBMW3シリーズを超えるサイズとなります。
ただ、ダッシュボードの奥に設置されるためそれほどの大きさは感じないかもしれませんね。
従来にレクサス車でマイナーチェンジでナビ画面が変更されたことはなく、サプライズとなります。
メーターフードとシートポジション・ダッシュボードの形状の関係でこれ以上大きくできなかったものと思われます。
別途高精細写真で検証してみたいですが、足踏み式パーキングブレーキは継続採用。
ライバル車のみならず、国内でもマツダやスバル、ホンダの上級車がのきなみ電動式を採用するなか、やはりトヨタ/レクサス方程式にならい、マイナーチェンジレベルでの改良はされませんでした。
ここは想定通りではありますが、残念ですし、そこまでコストをかけれなかったという事情があるのでしょう。
天井を見ると、ルームランプについては、NXやRC、RXで採用された新型のタッチセンサー式のLEDルームランプではなく、GSFと同様、旧型のルームランプが使用されています。
スポットランプがLEDに換装されている可能性はありますが・・・(GSでも改良されていないので、仕方ないですね。)
ステアリングはオーナーさんから使いづらいとの声も出ていた、丸型のステアリングスイッチがNX・RC系と同様になりました。(プッシュスタートボタンの位置が変更された?)
ルームミラーですが、RC系で採用されている「フレームレス」自動防眩ミラーになり、スポーティ感と視認性が向上しています。これは嬉しいですね。
ナビ画面はこうして見ると結構大きいですね!
シフトノブについては2015年10月に改良された、新型GS同様、金属調塗装に変更されているものと思われます。
ここもプラスチック感が強かったので嬉しい改良です。
また、「アナログクロック」も改良されたそうですが、オーナーさまでないとわからないかも・・・?
また残念ながらGPS連動は見送られたようです。やはり上位車種とは差別化してきますね。
インナードアハンドルはISではここだけメッキが使用されていますが、メッキではなくGS系の金属調塗装のものに変わっているように見えます。(もしくはNX・RC、旧GSで使用されているタイプ)
また、フェイク感が強く、質感が低かったF SPORTのインテリアパネル(ウェッジメタル)は、新型GSでオプション採用された、「なぐり調のアルミパネル」に換装されているようで、一気に質感がアップしました。
一方、ドアトリム下部のスピーカは改良されず。(新型GSの改良の同様だったのでやむを得ません)
当初から不満の強かったナビゲーション・オーディオ周りはなんとヘアライン調仕上げとなりました。
マークレビンソン仕様だと下部だけがヘアライン仕上げでしたが本体もヘアライン仕上げになったことで一気に高級感がアップしましたね。これはうれしいサプライズです!
ただ、マクレビ仕様のように素材が「アルミ」なのかは不明です。樹脂に特殊塗装による「調」仕上げの可能性も高そうです。
なお、中国仕様だからでしょうか、シート&ステアリングヒーターとシートベンチレーションのスイッチがありませんね。(レクサス公式HPによると、これらもヘアライン仕上げとなるそうです)
リモートタッチのアームレストは「L-tex」と思われる合皮+ステッチ入りで一気に質感が向上しました。
またオーナーさんから不満の声が上がっていたドリンクホルダーについて使用感向上が図られているそうです。
見た目ではNXのなどのように2つがつながる形状となりました。しかし、ズレ防止のつめ(リッド)はないようです。
また、助手席側のアームレストは相変わらず小さいですが、微妙にドリンクホルダーの位置も変更されて肘を置きやすくなっているものと思われます。
足元では引き続きのこる足踏み式の電動パーキングブレーキが目立ちます(涙)
また、残念ながらアルミフットレストは採用されず。また、デザインも旧型の滑り止めがマル模様のもの。
ここは改良されると思っていたので意外でした。
ホイールですが、F SPORTのものは変更ないようですが新意匠のホイールが設定されるようです。
18インチ仕様でしょうか?また、リヤディフューザーの形状やマフラーカッターが最近のレクサス仕上げに変更となりましたね。
最後に、安全装備では「LSS+」が採用されることがアナウンスされましたが、残念ながら標準的なものでレーンキーピングアシスト(LKA)や、アダプティブハイビームシステム(AHS)の設定はないようです。
また、レーダークルーズコントロールの全車速追従有無については現時点では不明です。
ようやくこれで2年ほど前の欧州車レベルになったというところなので、フルモデルチェンジの際はまたかなり安全装備で差がついているものと思いますが、ひとまずはスタートラインにたったというところでしょう。
マイナーチェンジのレベルとしては、ビッグマイナーチェンジまでには至らないまでも、前後フルLEDヘッドランプの採用、ナビゲーションモニタの大型化、コストダウンを感じた内装の質感向上など、可能な範囲でユーザーの要望に答えた感じの比較的改良点が多いマイナーチェンジという印象です。
残念なのはパワートレーンの変更や改良、そしてISならではの機能や装備のアナウンスがなかったこと。
既存のオーナーさんがこの「後期仕様」の乗り換えるだけの魅力があるかどうか・・・
ナビゲーションとLSS+はどうにもならないですが、その他は換装もできそうですね。
ただ、日本仕様はまた変更点もあるかと思いますので続報に期待したいところです。
2016年04月24日
LED減光シール LED LiGHT DiMS 使ってみた
明日には公開されていると思うと、ワクワクしますね。
さて、先日天井部分のカバーに設置したセンターコンソールのシフトレバー周囲を照らすLEDイルミですが、夜間はやっぱりちょっと明るいので対策をすることとしました。
LEDを減光・・・電気の専門知識に乏しい私の場合は、メーカーから発売されている装置を使うしかありません。
定番は、エーモン社からLED減光ができるものが2つほどリリースされています。
1つは 調光ユニット【1850】。
こちらはLEDを調光するものですが、調光するための「ツマミ」の高さがあるため、天井内のカバーには設置できず、助手席足元など場所に設置するしか。そのために再度配線を引くのも・・・
【お買得セール商品】エーモン工業 [1850] 調光ユニット 1850【RCP】 02P23Apr16 価格:792円 |
もうひとつはLEDイルミコントローラー。【1852】
私はフットライトに使用しています。3段階でLEDの明るさを変更できますし、ON/OFF時に純正ライクにじわーっと点灯・消灯するのでかなり便利です。
こちらも製品自体、ある程度の大きさがあるので天井には収まらず。
エーモン工業 [1852] LEDイルミコントローラー【5400円以上送料無料】 02P23Apr16 価格:1,244円 |
ということで、上記2つのどちらかを助手席足元に設置して、配線を天井まで再度引き直すのがベストなのですがちょっと作業も面倒なので、LEDの上にかぶせる「減光シール」みたいなものはないかな?と探していたら、amazonで発見!
LIGHT DIMS (ライトディムズ)
本来は、AV製品やPC製品のまぶしすぎるLEDをやわらげるため使用する製品のようです。
もう、まぶしくない LED減光シール ブラック カット済 (50-80%) 米国LightDims(ライトディムズ)社製 #13120 新品価格 |
で、届いたのはこちら。カット済の丸型や四角形の糊付きフィルムとなっています。
作りは結構アメリカン(made in chinaですが)な感じですが、ちゃんと使えます。
貼ってみました。
イグニッションオンすると、LEDの光が透過しています。写真ではわかりづらいですが肉眼では、明らかに暗くなりました。
エンターコンソールを照らす照度は感覚的に1/2ぐらいになった感じ。お手軽製品です。
ただ、直接LEDバルブに貼るのは熱問題もあり避けたほうが良いと思います。
今回も、LEDバルブには直接触れないよう、LEDを固定するマウントカバー部分に貼り付けています。
結果的には満足ですが、後日時間がある際にLEDイルミコントローラーから配線を引き直して、点灯はイルミ連動方式かつ減光する仕組みに変更したいと思います。
2016年04月21日
LEXUS IS 特別仕様車 ”F SPORT Mode Plus” を見てきた!
以前のブログでも取り上げましたが、従来オプションだったプリクラッシュセーフティシステムやオートマチックハイビームシステム、レーンディパーチャーアラート等の安全装備を標準装備として、専用カラーのL-texスポーツシート、専用メタル調塗装のドアミラーを備えたクルマです。
値引きがほぼ望めないレクサスにおいて珍しくお得感のある特別仕様車ですが、間もなく公開される、マイナーチェンジ版ISも非常に気になるところです。
さて 特別仕様車。F SPORT Mode Plus 。
フロントから見ると、あまり違いがわかりません。
まもなくアンヴェールされるマイナーチェンジモデルのヘッドライトと比べると特に白系ボディなのでクセのあるデザインのヘッドランプであることがわかります。
サイドから。特別装備の金属調塗装のドアミラー。色調は、ソニックシルバーに近い綺麗なカラーです。
なお、ドアミラーの根本がつやアリブラック塗装ですが、この色違いは賛否が別れると思います。
(私は残念ながら好みではないです。)
ドアミラー拡大。ドアミラーの機能、形状そのものは変わっていません。
なお、ドアミラーの内側は引き続き無塗装樹脂でした。
つまり、「ボディカラー」、「シルバーミラーカバー」、「つやありブラック台座」、「無塗装ブラック樹脂カバー」と4系統のカラーが入り乱れている状態となります。ボディカラーによってはゴチャゴチャ感がありそうです。
リヤ側ではまったく通常モデルと違いがわかりません。
欲を言えば、リヤアンダーディフューザーの樹脂部分はブラックやシルバーで塗装して欲しかったところ。
さてインテリア。
まず、ドアカーテシランプは・・・残念ながら引き続き電球でした。
2016年モデルからRC系やGS系・RXの系のカーテシランプがLSやLXのように「LED」されましたが、ISは引き続きということで、微妙な差別化が図られています。
足元。まったく変わっていないようです。
フットランプは標準仕様と同じで電球。よってエンジンオンで当然真っ暗に・・・。
さすがにマイナーチェンジモデルではLED化されるでしょう。
プレミアムクラスにもかかわらず、行き過ぎたコストダウンにそろそろ終止符を打って欲しいところ。
他モデルではアルミフットレストが装備されていますがISではなぜか未設定で貧相に見えるのもなんとかしてほしいですね。
ルームランプやルームミラーも標準仕様と変化なし。
しかし、2016年現在、これほどの高額車で今時ルームランプのALL電球は珍しくなってきましたね。
ここもマイナーチェンジでは改良されるでしょう。
さて、ここまであまり驚きはありませんでしたが、専用装備の「L-texスポーツシート」は良かったです!
グレー部分は明るめなのでホワイトっぽくも見えて、いいアクセントを出しています。
シートの部位によって表皮の仕立てが違うのでのっぺり感がありません。
L-Texシートというと、CT・NXで使用されているような比較的薄手でビニールっぽい風合いのシートのイメージがあったのですが、RCと同じ系統の厚手シート生地で、ビニール感も低減されており、本革シートになかなか近い風合いで、言われないと本革シートと間違えてしまいそうです。(流石に本革の匂いはしないのでわかりますが・・・)
近くで見てもなかなかの質感と手触りでした。私的には、メルセデス・ベンツの人工皮革「レザーARTICO」より好みです。また、シートベンチレーション付きなので、座面にはこまかなパーフォレーションあり。蒸れにくく、送風機能もあるため、この点は同価格帯の輸入車勢に対してのアドバンテージとなります。
フロントシートはとても良かったですが、リヤはどうでしょう?
まず気になるのが、残念な樹脂スカッフプレートやドアトリム。(特に下部)
ここもマイナーチェンジで改良してほしいところ。
久しぶりにじっくり見ると、10年前にデビューした、20系ISは良く出来てたんだなと感じます。
リヤは、「パワーウィンドウスイッチパネル」の仕上がりも気になります。
写真で見てもわかるとおり、パネルとドアトリムや台座の部分の隙間が目立ちます。
もともとフェイク感の強いパネルですので余計に気になります。
また、クッション感の乏しい硬質なドアトリム素材やなぜかここだけメッキ仕上げのインナードアハンドルなど個人的に気になる点が多いです。
しかし、リヤシートに関しても、シート自体はやはりいい仕上がりで、これなら本革シートの設定はなくても良いと思いました。
私はIS系がやっぱり好きなので久々にじっくり30系ISを見ると20系から退化した部分に目が行ってしまい、どうしても厳しい意見となってしまいますが、間もなく明らかになるマイナーチェンジモデルで走行性能のみならず、再び内装や快適装備のクオリティもアップしたさらなる魅力ある車になってほしいと願います。
2016年04月19日
間もなく発表か? 新型レクサスIS(マイナーチェンジ)
いよいよ4月25日から開催される、「第14回 北京国際モーターショー」でアンヴェールされるようです。
一足お先に、ヘッドライト周辺のみが公式サイトで公開。
http://www.lexus-int.com/news/new-lexus-IS-to-make-world-debut-at-2016-beijing-international-automotive-exhibition.html
好みが別れる、下部が丸みを帯びた波型の異型ヘッドライトの造形が一新されているのがわかります。
素直にカッコいいと感じる造形に変更されていますね。
<2世代目レクサス IS 300h F SPORT Mode plus>
NX・RC・LX・新型RXで採用されたL字型の「3眼フルLEDヘッドライト」でもない、新たな造形のライトで、
周囲にはライン上に光る仕組みも採用されており、ずいぶん印象が変わりそうです。
マイナーチェンジでフルスピンドルグリル化された「CT200h」や「HS250h」ではヘッドライトの基本構造は変更されませんでしたが、ISは販売のテコ入れもあるのと思われ、ヘッドライトの構造が単眼LED/HIDから、新意匠の4眼?LEDヘッドランプ+LEDウィンカーに大幅変更されるということは、Lexus Safety Sysetm+の標準装備のみならず、その他の部分についても、大幅な改良が期待できそうです。
北京ショーの場合、事前にリーク画像が出まわる可能性もあるので、マイナーチェンジ後のISがどれだけ変化があるのか楽しみです。早ければ今週末には新しいISの姿を見れる可能性が高そうです。
2016年04月18日
LEXUS RC系 サービスキャンペーンのご案内
2015年モデルの当方にも到着。近日中に6ヶ月点検があるので、その際に対応予定です。
不具合の内容は ETC2.0の目玉の機能の一つである双方向通信が正常に行えない可能性があるとのことで、「ナビゲーションのプログラム書き換え」が必要になるようで、所要時間も20分程度とのこと。
プログラム書き換えなら、G-linkの通信機能やオーナーズサイトからのデータ更新で対応してくれればと思ってしまいますね。(せっかくのSDナビゲーションナビですし、メニュー画面にも更新ができる仕組みがあるのに・・・)
「テスラ」モデルSなどの機能アップデートと比べると古いなぁと思ってしまいますし、わざわざコストをかけて不具合対応する販売店も大変だと思います。
対象車種に関しては、正式なニュースリリースが4月18日現在では発表されていないので推測ですが、おそらく「SDナビゲーション装着車(MOP)」かつ「DSRC対応ETC車載機」(ITSスポット対応DSRCユニット)装着車と思われます。
(DSRC・・・Dedicated Short Range Communicationsの略。レクサスではDSRC/ETC車載機を2012年春頃のモデルから2015年初春頃のモデルに搭載)
対象車種はレクサスブランドのみならず、トヨタブランドも含めた幅広い車種のようですので、レクサスの場合は新型「IS」、「NX」、「RC」、「RCF」は確定。
(12.3インチモニターの「GS」「LS」や、HS、CTなどモデル途中でSDのナビに切り替わった車種は不明)
トヨタブランドでもランドクルーザー/アルファード/ヴェルファイア/ハリアー/クラウンなどが該当しているものと推測されます。
ちなみに、「ETC2.0」再セットアップキャンペーン(2700円相当の助成金)ですが、3月末までの「先着10万人」は大幅未達だったようで、9月末まで期間を延長して、再度開催されています。
https://www.go-etc.jp/etc_cp/setup.html
リスタートして約半月、未だにこの人数なので、今回も定員(先着5万名)は今回も行かないでしょうね・・・。
さて、今回のサービスキャンペーンの対象となった「ETC2.0」ですが、現時点で「ETC2.0」ならではの魅力あるサービスは首都圏近郊ユーザーが恩恵を受ける、「圏央道の割引サービス」やごく一部の有料道路での割引ぐらいです。
「渋滞回避支援機能」は、既存のナビゲーション機能(レクサスやトヨタのG-LINK・プローブ機能)で既に実現していますし、ヤフーカーナビなどの無料スマホアプリでも機能が実装されており、目新しさがほとんどないといえます。しいて言えば、走行中に割り込みで渋滞画像などが表示されるぐらいでしょうか。
なお、「経路情報を活用したサービス」(渋滞等を迂回する経路を走行したドライバーを優遇する措置)はまだ実装されていません。。。
というわけで、「ETC2.0」については、自動車評論家の清水草一さんも以下の記事で述べられていますが、今のところまったくといいほど役に立っていない印象。既に普及前から陳腐化している印象が否めません。
http://trafficnews.jp/post/50201/
特に、サービスエアリアでの「ITSスポット接続」は試した方もごく少数かと思いますが、ホント役にたたない仕組みで、無駄なコンテンツの見本とも言える内容。こんなものを構築するのにいったいどれだけのコストをかけているのか疑問に思うぐらいです。
現状のサービス内容では、わざわざ2〜3万円を出してETC2.0車載機に乗り換えようとする方も少数派だと思います。普及をさせたいのであれば、圏央道のみといわず、大都市圏や首都圏近郊の高速道路の割引サービスや民間の駐車場の料金をETCで決済できたり、無料駐車時間サービスの付加などの特典や各種料金の割引などの特典をぜひ打ち出してほしいものです。
個人的には、「この渋滞がなぜ渋滞しているのか」「いつになれば改善されるのか」などがリアルタイムで配信される機能などがあればいいのですが。
少し話題はそれましたが、「DSRC/ETC車載機」(ITSスポット対応DSRCユニット)所有のレクサスオーナーさんで、まだ「ETC2.0」再セットアップを行っていない方は、この際にあわせてディーラーにセットアップ依頼をされるのも手ですね。
*全ディーラーが再セットアップキャンペーンを行っているわけではないので、公式HPでご確認ください。
https://www.go-etc.jp/etc_cp/setup.html
*次回は LEXUS IS「 F SPORT Mode Plus」に関するレポートの予定
2016年04月16日
RCF シフトレバーイルミを設置してみた!
NewGSやRXでは天井ではなく、ルームミラー下に白色LEDイルミが埋め込み設置されていますから、センターコンソールパネル周辺をほんのり照らすことはレクサスとしても必要な演出と考えているのだと思います。
ということで、RCF納車時からやりたかったシフトレバーイルミをいまさらDIY設置してみました。
(完成図)
実際はここまで明るくありません。ルームミラーや、運転席からの視界に直接光が入らないように位置をシミュレーションしました。
以下は作業手順。
まずは、天井のカバーの取り外し。
オートマチックハイビーム/レーンディパーチャーアラート付の場合はこのような大型のカバーです。
おかげで配線隠しやLED埋め込みが可能。
(カバー全体を車両前方に少しスライドさせ、下方向に下げれば外れます。
これを、クラフトリーマで穴を開けます。
こんなことしてるので全国でも自分だけでは?と思いながら穴を開けてました(笑)
ちなみに裏側は次の通り。
カバー左右に2箇所のピンがあり、こことセンターのABS樹脂製のパーツで天井と固定されています。
さて、穴を開けてLEDIYを仕込むだけでは芸がないので、アルカンターラ近似素材の「エクセーヌ」貼り。
曲面が意外に多いので慎重に貼りこみます。
次に、LEDを仕込みます。
定番の エーモン工業 [1911] LEDライト白を使用。作りがしっかりしているので安心して使えます。
(もう少し明るさを抑えたものがあればいいのですが・・・)
エーモン工業 [1911] LEDライト白5φ2P 1911【RCP】 P08Apr16 価格:244円 |
LEDの固定には、同じエーモンのロックマウントを使用。
【お買得セール商品】エーモン工業 [1840] LEDロックマウントDG 1840【RCP】 P08Apr16 価格:273円 |
純正然な仕上がり(ちょっと言いすぎかな・・・)あまり明るくなり過ぎないように、LEDはあえて表面に飛び出でないように奥まった場所で固定しています。
いわれないかぎり気が付きませんが、エクセーヌ貼りのおかげで雰囲気はかなり良くなりました。
車両に取付します。配線は一番手間の掛からない、中央にある、「自動眩防ミラー」の電源から取ります。
カプラーを外します。
エーモンのワンタッチコネクターで電源を分岐。
2015年モデルのRCFでは、ブルーがプラス電源(イグニッションオン電源)
紫がマイナスアースでした。
電源分岐はお手軽なエーモン製 1187 電源分岐コネクターを使用。
【お買得セール商品】エーモン工業 [1187] 電源取出しコネクター白 1187【RCP】 P08Apr16 価格:197円 |
あとは配線処理をしてカバーを元に戻せばOK!
夜はシフトレバーとセンターコンソールをほんのり照らしてくれるのでかなりいい感じになりますよ。
運転席・助手席の視界にもギリギリ入らない範囲なのでいい感じです!
(*シートポジションによります。また、光量を落としたい場合は調光ユニットを仕込むか、LEDカバーにテープを貼るなど加工をすれば良いと思います)
2016年04月13日
2016年はドライブレコーダー元年? オススメモデルは?
今回はセダン系が多いレクサス車に似合いそうなある程度メジャーなメーカーの製品をいくつかチョイスしてみました。
まず、今一番売れているといわれるのが、大手メーカー、「ケンウッド」のドラレコ、「DRV-610」。
http://www.kenwood.com/jp/products/drive_recorder/drv_610/
価格が2万円〜2.3万円前後と結構高価ですが、現時点では素晴らしいスペックを誇っています。
主なところでは・・・
・「運転支援機能」を搭載。(前方衝突や車線逸脱、発進遅れに対する警告)
・「駐車録画」対応。
・HDR合成対応
・フルHD対応を超える高解像度(300万画素)
・2つのメモリーカードスロット
・メモリーカード128GB対応
・2,7インチ液晶モニタ ・・・など、かなり素晴らしいスペックです。
特にツインメモリースロットとメモリーカードの「128GB」対応は大手メーカーでは存在せず、大きなポイントと思います。旅の道中の常時録画がメインの方であればメモリーカードの対応容量は大きいに越したことはありませんので。
ただ、サイズが「W91×H49/88×D37」でアタッチメントも含めると少し大きめ。
セダン・クーペ系には少し目障りかも?また、スタイリッシュさでは他モデルに一歩劣る印象。
ケンウッド(KENWOOD) フルハイビジョン ドライブレコーダーDRV-610 新品価格 |
ケンウッド DRV-610 3M(メガ)フルハイビジョン録画 ハイスペック ドライブレコーダー 【GPS/Gセンサー搭載】 【長時間駐車録画対応】 価格:21,390円 |
次は多数のドライブレコーダーを次々リリースしている老舗メーカー、ユピテル。
レーダー探知機でもお馴染みのメーカーですが、レーダー探知機と同様、ドラレコでも販売経路違いも含めるとものすごい種類があり、微妙な違いの製品も多くもう少し差別化してほしいところではありますが・・・
最新型でオススメ出来そうなのが「DRY-WiFiV3c」
https://www.yupiteru.co.jp/products/drive_recorder/dry-wifiv3c/
特徴は、「無線LAN」を内蔵しているのでスマートフォンで動画等が確認できること。
フルHD対応(動画200万画素)、GPS対応などの基本スペックは抑えつつ、サイズは103(幅)×35(直径)mmと、一体型でありながら、縦方向に短いので配線や視界の妨げが最小限におさえられ、セダン系、クーペ系には良さそうです。欠点はメモリーカードが32GBまでの対応。
また、同社の「DRY-AS400WGc」のようなアクティブセーフティ機能(車線逸脱、発進遅れに対する警告)はありません。
無線LAN対応と、一体型にもかからわず視界の妨げになりにくいデザインで選べばこの製品が良さそうです。
「DRY-WiFiV3c」は価格はまだ発売間もないこともあり約2.6万円と高価。
夏頃には、2万円は切ってくると思いますが・・・。
【新発売】ドライブレコーダー DRY-WiFiV3c スマートフォンと連動!ドライブレコーダーを操作できる!【Yupiteruユピテル公式直販】【楽天通販】 価格:26,040円 |
次は、レクサスオーナー御用達?の富士通テン「DREC4000」
http://www.fujitsu-ten.co.jp/eclipse/product/drive/
価格は3.5万円前後で最も高価ですが、レクサス純正オプションよりは安価です。
(レクサスDOPはこのOEM品と思われます)
なによりもメリットは「カメラ」が本体と別体であるため、もっともスマートに設置できること。
特に、オートマチックハイビーム/レーンディパーチャーアラートのオプションや「 Lexus Safety System+」装備車はフロントガラスに取り付けできるスペースも限られますので、こちらのカメラ別体型モデルは魅力的だと思います。(装着配線隠しも最小限でいけますし。)
ただし、本体はグローブボックスやセンターコンソールに配置することになりますので配線の取り回しなどが面倒ですので、DIY派以外の方は、取り付け工賃が他モデルより高くなるのがデメリット。
また、基本性能は今となってはひと世代前のもの。HDR合成機能もありますが、今となってはフルHD表示ができない100万画素タイプなのが残念。メモリーカードも最高32GBなので、旅の記録として残すにはちょっと不満。
モニターがないので、その場で動画の確認もできません。(fashairなどの無線メモリーカードを使えばスマホに連携できますが・・・)
また、モニターがないのはいざ事故が発生した際の初動確認に手間取る可能性があります。
(本ドラレコで録画されたSDのメモリカードをレクサスのSDナビゲーションで再生できるかどうかは不明)
なお、地味ながら「3年保証」というところは優位で、耐久性に自信があるということで信頼性が高そうなのは魅力ですね。
【ECLIPSE イクリプス】セパレートタイプドライブレコーダー【DREC4000】 価格:32,770円 |
私も使用していますが、ユーザーが多い 朝日リサーチ社のドライブマンGS/Sα
都内ディーラーでは準オプションとしても取り扱いされていますし、警察関係者も使用しているとのこと。
主力の「1080GS」は約2.2万円。
http://www.driveman.jp/1080gs/
フルHD対応、駐車監視機能、GPS内蔵など性能的にはひととおりおさえられていて無難ですが、メモリーカードが32GB限度なのが残念。また、メニュー画面などの見やすさや、操作性などインターフェースなどは今ひとつ。
またマニュアルやHPの説明がちょっと玄人好みなのであまり機械に詳しくない方は避けたほうが無難。
本体サイズは約H61xW92xD34mmとケンウッド「DRV-610」と近い。
カー用品大賞ドライブレコーダー Driveman S-1080GS シンプルセットGPS内蔵+3時間駐車監視のセキュリティ機能付SD別売 警察採用 LED信号対応 02P26Mar16 価格:21,600円 |
もう一つは ドライブマン「1080Sのα」
http://www.driveman.jp/1080sa/index.html
メモリーカードが64GBに対応、高解像度(2K対応)、本体幅の縮減など1080GSに比べても機能が向上している。また、小型化に伴い、GPSが外付けオプションになっているのでGPSが必要な方は1080GSの方が良いと思われます。
サイズは 約H77 X W54 X D31mmと、縦長。ブラケットも入れるとちょっと目立つか?
電源ケーブルソケットなど位置があまり良くなく、配線を綺麗に隠すのが難しい印象。
こちらは約2万円前後から。
S-1080sαシンプルセット 2K高画質ドライブレコーダーDriveman 駐車監視は3時間 衝撃検知 LED信号対応SD別 GPS別 ドライブマン直販限定 P08Apr16 価格:19,980円 |
コムテックからは一体型の「HDR-251GH」と、カメラ別体のコンパクトタイプ「HSR-111S」が候補。
HSR-251はカメラ/モニター/本体一体型で今時のハイスペック仕様。
http://www.e-comtec.co.jp/0_recorder/hdr251gh.html
価格は2.2万円と、ケンウッド「DRV-610」と同程度
サイズは 95(W)×56(H)×33.5(D)/mmとケンウッド「DRV-610」より若干大きめ。
F値1.8の明るいレンズ、HDR合成対応、フルHD(200万画素)、駐車監視機能など基本スペックはおさえていますし、液晶画面が2.8インチと大きい。デザインも他社より優れていると思います。そして3年保証!
ただ、メモリーカードが32GB対応なのが残念。
価格:22,440円 |
一方、カメラ別体型「HDR-111S」価格は約2.5万円前後
http://www.e-comtec.co.jp/0_recorder/hdr111s.html
カメラのコンパクトさでは富士通テン「DREC4000」と同様ですのでレクサス車にも似合うでしょう。
また、本体に2.5インチモニターがついているのがメリットです。オプションのGPSユニットにも対応し、レンズもF値1.8と明るく、駐車監視機能も搭載しており、レクサス純正オプションや富士通テンの「DREC4000」を超えるスペック。
ただし、DSRC-4000と同様、フルHD非対応(100万画素)、メモリーカードは32GBまでということで一世代前のスペックなのが残念。
価格:24,290円 |
最後は、セルスター社 「CSD-500FHR」
http://www.cellstar.co.jp/products/recorder/csd/csd-500fhr.html
レーダー探知機も発売していますので、レーダー探知機との連動モデルがラインナップされています。
サイズは 「85(W)×18.5(D)×35(H)mm」とケンウッドより小さくなっており、液晶画面が無い代わりに操作ボタンがあり、同社製のレーダー探知機と接続することで操作性がアップするなどレーダー探知機とのセット使用が前提の商品です。
コムテック、ユピテルなど他メーカーの製品を愛用している方には向かないですね。
スペックは突出したものはなく、フルHD対応(動画200万画素)、駐車録画対応。
なお、メモリーカードは64GBまで対応しているのは嬉しいポイント。
レーダー探知機のリモコンを使用することができる点や万一の事故の際の買い替え保証金制度(4万円)の対象となっているのも優位点。
価格は約1.5万前後と、発売からもうすく1年が経とうとしているのでお安くなっています。
セルスター(CELLSTAR) コンパクトドライブレコーダー レーダー相互通信対応 Full HD画質 パーキングモード搭載 日本製3年保証モデル CSD-500FHR 新品価格 |
さて、現時点でもし私がドライブマン1080GSから買い換えるなら、以下の条件を重視します。
1)カメラ別体(小型カメラ)
2)HDR合成対応
3)メモリーカード64GB以上対応
4)フルHD以上対応
ということで、ありそうで無いんですよねぇ。
なお、「駐車録画」モードはバッテリーあがりの懸念があるので当方の環境では不要と思っていますが、青空駐車や通勤で使用されている方などはあったほうが良いと思います。
条件に一番近いのがケンウッド「DRV-610」ですが、これのカメラ別体セパレート型が発売されれば確実に買い換え候補。
次点は、コムテック「HSR-111S」。これがフルHD化して、メモリーカード64GB対応になってくれれば・・・
SONYやpanasonicあたりが、アクションカムだけでなく、本格的なドライブレコーダー市場に参入してくれないですかねぇ?
2016年04月10日
大人気の LEXUS NXのここ半年の勢いが?
レクサス車はLFAなど一部を除き、品質や塗装、装備はいいけど「走りはまだまだ」という意見が自動車評論家のみならず一般ユーザーからもよく見聞きしますので、この好調の要因はどちらかといえば車自体の走り自体が良くなったというよりは、従来の品質面の評価に加え、デザインを中心としたブランド力がついてきたというところが大きいのではと思います。
日本での販売台数もスピンドルグリルを導入後、景気回復とともに、年々微増しており、ついに本年は念願の50,000台突破が見えてきました。(それでもまだ国内でのメルセデス、BMW、VWの販売台数には追いつけませんが・・・)
スピンドルグリル・デザインが嫌いな方は他のブランドのクルマを選べばいいわけですし、私的にはデザイン面については、このままの方向性で進んで欲しいと思っています。
さて、NXについてはレクサス車で唯一と言っていいほど本格的な改良がされていません。
殆どの車種は発売から1年後に年次改良が行われなんらかの目に見える装備の追加・改良が施されますが、NXについてはバックオーダーを相当数抱えていたこともあり、ボディーカラーの入れ替えなどが行われたことと2015年12月にはこっそりと?NX200tで改良が行われたぐらいで、主要な装備など目に見える改良はデビューから一度もされていません。
NXはインパクトのあるスタイリング、眩しいデイライト/3眼LEDヘッドライトとあいまって街なかで現在最も見かける(目立つ)レクサス車といっても過言ではないかと思いますが、ここ半年ぐらい、販売台数に大きな変化が出てきています。
具体的には、2015年10月の新型RX発売を期に、レクサスNXの販売数が大きく減少し始めています。
2014年9月から半年間の販売台数(登録べース)を簡易グラフにしてみました。
新車効果もあり、台数が「右肩上がり」なのが、RXシリーズ。(オレンジとブルー)
一方、NXシリーズはRXとは正反対の「右肩下がり」で、その落ち方がかなり急であり、RXの影響をかなり受けていると思われます。(輸入車勢のスモールSUVの影響もあるかと思いますが、上記グラフからはRXの影響が大きいと感じます)
車格やボディサイズからNXとRXではあまり顧客層がかぶらないのでは?と思っていましたが、意外にそうでもないようです。(かなり良好といわれるNXのリセールバリューによるものもあると思いますが)
また、「NX」シリーズは発売後ずっと目標販売台数である月/700台を大きくクリアしてここ2014年、2015年のレクサス販売数増加を牽引してきましたが、2016年2月、トヨタの工場停止の余波の影響もありますが、ついに販売台数が月/700台を下回ってしまいました。(3月は回復した模様)
レクサス国内販売、開業11年目にして、今年はついに悲願の50,000台をクリアする可能性が高くなってきましたが、その鍵はやはり「NX」の販売台数にかかっていると思いますので、どのような年次改良がなされるか楽しみです。
レクサスは2017年までに 「Lexus Safety System+」(LSS+)を全車標準装備することをアナウンスしていますので、今年の改良ではNXにはまだ装備されず、引き続きオプション扱いになるものと思われます。
LSS+の標準装備は来年のマイナーチェンジになると思いますが、ライバル車やユーザーの事を考慮するなら、技術の出し惜しみはせず、今年の年次改良でぜひ搭載してほしいものです。
さて、2016年の年次改良ですが、NXについては車両価格と装備のバランスがとても取れていますし、発売当時からレクサスの最新装備をかなり搭載していたので、ほぼ同時期に発売されたRCなどに比べてもかなり装備が充実していますし、改良のポイントもレクサスの他車と比べてもそれほど大きくないのではと思います。
現状では、レクサスのラグジュアリーモデル以外では唯一の全車速追従型レーダークルーズコントロール(ACC)、電動パーキングブレーキを備えるモデルでもあります。
しいて言えば・・・
・ナビゲーションサイズが小さい
・ドアカーテシランプがない
・リヤウィンカーが電球
・助手席のシートポジションメモリスイッチがない、(第2世代のレクサスは大抵無いけど)
・よく使うスイッチ類が押しにくい場所にある
・ナビ・オーディオ周り・パワーウィンドウスイッチ周辺の質感が低い
・200tの「6AT」は実用性はともかく車格的に物足りない
価格も考慮し、カタログ上の装備で気になるのは上記ぐらいでしょうか?
ステアリングフィールや足回りは年々改良されるので特段問題ないと思います。
現状でも売れるのも納得というクルマになっていると思いますが、ここ半年ほどの販売台数の減少をテコ入れするには目新しい改良が欲しいところですね。
2016年04月07日
日本でも! LEXUS UX!いよいよ発売決定か?
さて、新年度に入り、いよいよLEXUSの新型車「UX」が日本国内でも商品出願されていることが判明しました。
日本では現在、下記3車種の発売に向けた準備が進んでいるようです。
UX200
UX250
UX250h
2文字目に「X」がついていますので、LX,RX,NX,に続くモデルとして、SUV系であることがわかります。
あとは足りないジャンル・・・ということで、各メーカーが売れ筋モデルを投入している、300万〜400万円台のエントリークラスのスモールSUVということが予想されます。
一方、モデル名では、末尾の「200」、「250」、「250h」ということで、ガソリンモデルが2つと、ハイブリッドモデルが1つということになります。
ターボモデルの場合は「t」が付きますが、RX、NXに設定されたターボエンジンモデルが準備されないというのが意外ですね。
まず、一番の売れ筋と思われる「UX250h」です。
250h…といえば、モデル末期と思われる「HS250h」が想像されますが、さすがにもうエンジンやハイブリッドシステムが旧型ですので新エンジン&HVシステムと想定されます。
プリウスのエンジンだと「200h」を名乗るはずですので、UX250hは、新開発のモデルと思われます。
「NX」は300hを名乗っていますので、ここからもNXの弟分のモデルであることが想像されます。
次に、「UX250」ネーミングから、2.5Lガソリンエンジンと思われます。
この車格で新型V6エンジンの採用はないと思いますので、4気筒エンジン、かつSUVやミニバン系で最近採用されているモデルと考えると、新型アルファード/ヴェルファイアに採用されている、「2AR-FE」(182PS/24.0kgf.m)モード燃費は「12.5-13.0km/h」程度をマークするものと思われます。
最後に、「UX200」に関しては、2Lのガソリンモデルと思われますが、国内では合致するエンジンがないため、新開発のエンジンと思われます。
有力なのは、トヨタブランドから今年度中に発売されるという噂の、新型車「C−HR」に搭載される予定の2Lのガソリンエンジン。
型式不明ですが、エンジンスペックは 150PS/19.7kgf.m。モード燃費は15km/L前後でしょうか?
2.5Lモデルもあり、さらに2Lモデルが必要なのか?疑問は残るところですが、結果的にどちらかしか発売されないという可能性もありそうです。
レクサスでは「ガソリンエンジン」、「ターボエンジン」、「ハイブリッド」のラインナップでは、ハイブリッドモデルがもっとも売れることがNX以降のモデルからも明らかになっていますので、「UX」で純ガソリンモデルが2種類ラインナップというのは驚きです。(これが、200t、250、250hなら納得のラインナップなのですが)
ここ数年のレクサスの新型車発売時の状況を見る限りは、デビュー時(おそらく2017年)にはターボモデルは発売されず、2Lまたは2.5Lのガソリンモデルと、新開発エンジン(2L〜2.4Lクラス)を搭載したハイブリッドモデルが発売されることになりそうです。
さて、これが次期「CT」のあとに発売されるのか? それともCTに置き換わるモデルなのか?
次期CTの姿がまだ見えてこない状況なので、既存オーナーさんもヤキモキしちゃいますね。
2016年04月03日
ぶらり散歩〜「有明 にぎわいロード」と「マクラーレン有明」!
3月28日に開通した、臨海副都心 有明「にぎわいロード」。
開通が遅れに遅れ、ようやく完成した道路で、ヤフー地図、googlemap、そしてLEXUSのマップオンデマンドでもまだ更新されていません。まさに地元民のための道路で、知る人ぞ知る道路となっています。
このエリアにはゆかりがあるのでさっそく散歩してきました。
東側のスタート地点は、2006年に竣工したタワーマンション(GG)から始まっています。
片側1車線で歩道とは完全分離、当然、電線は完全地中化されています。現在、高速道路首都高10号晴海線の延伸工事がまっただ中。
気持ちの良いぐらいまっすぐな道路!
しかし、ここが本当に東京なのかと思ってしまうほど、現在は閑散としています。
ちなみに今から約10年前はこんな感じでした(汗
しばらく進むと プジョー、シトロエン のサービス工場が。
そのうちにぎわいロード側にも入り口ができるかもしれません。
お次は「アウディ」のアプルーブド(中古)センター。この場所は先見の明があったかも。
ハイエンドの「S]「RS」R8なども販売しているので、目の保養になります。
しかしプレミアムクラスの値落ちの激しさが凄い(汗
2009年〜2011年に竣工した巨大なタワーマンション(BMA・BAS)周辺は施設の公開空地とともに、桜が植えてあるなど、素敵な空間が広がっています。
そして、今回の目玉? にぎわいロードの西端近くには、なんと高級スポーツカーメーカー「マクラーレン」のディーラー(ショールーム)が有明に建設中でした!
正式名称も、マクラーレン有明。
マークラーレンのディーラーはまだ、東京、大阪、福岡、名古屋などの大都市圏にしかありませんが、東京2店舗目が有明ってのが凄いですね。サービス工場も兼ねる必要があるので、土地がある、有明を選んだという感じでしょうか?
マクラーレン東京のフェイスブックを見ると
https://www.facebook.com/tokyo.mclaren
こんな感じになるそうで、なかなかの大規模かつ豪華なショールームができるようです。
しかし、幹線通りから一歩入った「にぎわいロード」にできるとは・・・周辺の試乗環境も良好ですので、自動車施設で賑わいそうです(笑)
最後は、フィアット/アルファロメオお台場 (場所は有明ですが)
2014年に出来たばかりのあたらしいディーラーです。
https://www.webcartop.jp/2014/12/3541
ということで、あらたに開通した にぎわいロードですが、2016年4月現時点ではカフェやコンビニなど一般的な店舗はひとつもなく、「タワーマンション」といわゆる「外車」の自動車ディーラー・工場のみ、あとはオリンピック関連施設の工事が着々と進んでいる、日本でもこのような地域は他には無いのではと思われるなかなか面白い状態です。
それにしても桜が綺麗に咲いてきましたね〜 とてもよいおさんぽ日和でした。
2016年04月02日
RCF/GSF 新オプションシート& webCG GSFレポート
・・・さすがに最後まで見るとネタだとわかりますが、なかなか真面目に制作されているので途中までは信じてしまいそうです(笑)しかし、久々にRCFはやっぱりサーキット走行が似合いますね。
さて、これだけだとあまりに手抜きなので・・・
「webCG」に、レクサスGSFの試乗レポートが掲載されていました。
http://www.webcg.net/articles/-/34253
レポートは、笹目二朗さんという著名なジャーナリストの方のようですが、かなり厳しい内容です。
私とは年代層が全く違うのでここまで印象が違うのものか?とびっくりしましたが、私もあと2-30年ほど経つと同じような感想を持ってしまうのでしょうか。
(追記:年代だけでなく、経験・スキルなどは述べるまでもなく相当違います・・・)
結構GSFの試乗レポートは好評価のものが多いので、個人的にはかなりインパクトがありました。
私自身の感想はこの方とはずいぶん違いますが、次の点は共感。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
そこで5リッターに期待する強引で圧倒的なものを、またはその片りんでも味わってみたいと思い、高速道路の料金所通過後にフルスロットルを与えてみる。しかし、ベタッとスロットルを床まで踏んでも、一拍どころかイチ、ニイ、サン、ヨイショ……という感じで遅れてしまい、覇気がない。(以上、引用)
---------------------------------------------------------------------------------------------------
私も、RCFの走行性能で唯一気になるのが、通常のATドライブモードで高速道路の本線での合流など一気にアクセルを床まで踏んだ時に感じる「息つぎ感」や「ギクシャク感」があります。(結構発生する)
欧州車のターボモデルなどでは気持ちの良い加速をしてくれるところでも、スピードが上がらずボディが前後に振動しながら加速することもあるのは違和感があります。レポートによると、どうやらGSFでも解消されていないようですね。(まさかホントにTVDの制御のせいじゃないですよね?)
内装の質感でも厳しい意見が記載されていますが、コミコミ1200万前後の価格帯のクルマと考えると、GSFならではの部分が少なく、RCFの流用もしくはGSシリーズと共通の部分が目立ちます。特にステアリング、L-texを使用したドアトリム上部やドアトリム下部(スピーカー周り等)やピラー、ダッシュボード、各種スイッチ類の質感等の仕上がりではもう少し高級感があったほうが良いとは思います。
しかし数が出ないモデルと思われますので、このような条件でないと発売の許可がおりなかったとも推測されますし、やむを得ないのでしょうけど・・・
さて、雑誌「カーグラフィック」の方では、新型NSXが表紙を飾っています。
そのほか、新型アウディA4とそのライバルの比較ということで、日本車代表?として、レクサスIS200tが選ばれています。
特に、レクサスIS Fスポーツ特別仕様車もそろそろディーラーには配車が進んでいるようですので、購入検討されていらっしゃる方は参考になるかもしれません。
価格:1,239円 |