2015年11月29日
LEXUS GSF チョイ乗り! RCFとは違うか?
さて、RCFと並べてみても、とても似ています。
さて、GSFを一般道+高速道路を少々のドライブ。
渋滞路が多くててチョイノリではありますが、RCF2015年モデルに比べ、次の点が改善されていて、第1印象はなかなかよかったです。
1)アクセル踏み込み時のレスポンスがとても良くなっている。
2)低速時のブレーキのノイズが大幅に低減されている(個体差かも?)
3)スポーツモード、スポーツモード+のASCやGSF自体の静音性の高さのおかげと思われるが、常用域(2000rpm-2500rmあたり?)でV8エンジンのドロドロ音が少し低減されている。
4)ボディ剛性の高さは感じるものの、RCFに乗った時ほどの印象はない。
とくに、1)については驚きでした。
これが、2016年モデルから導入された「エンジンバランス調整」とすれば、かなり良くなっていると感じましたし、正直2016年モデルのRCFがうらやましいです。
といってもBMWの「M」モデルなどとは全然違いますが、それでもスロットルコントローラーが不要と思うぐらいエンジンレスポンスは向上していると思います。
試乗後、自分のRCFで帰宅しても、踏みはじめエンジンのレスポンスはGSFの方が断然良かったです。
が、全体的にはRCFのセダン版という感じで、着座位置、シフトレバーの位置、足踏み式のパーキングブレーキの有無と積極的なAHSシステムの切り替えを除けば運転感覚はRCFとほとんど変わりません。
足回りの硬さもRCFより若干マイルドかな?と思う程度で、セダンとしてはかなり固めです。
ただ、全般的なのりごこちはRCFよりは良くなっていると思いますが、2016年モデルのRCFも改良されているとのことですので、どれほどの違いがあるのかはまだわかりません。
(*減衰力はどのモードでも固定です)
RCFにパフォーマンスダンパーを装着すれば同等程度の乗り味にはなりそうですし、4ドアセダンの魅力はあるものの、デザイン面を含めてRCFからの乗り換えを検討するほどの違いはありませんでした。
ただISFオーナーさんにはぜひ乗っていただきたい1台ですね。
ボディ剛性や快適装備、安全装備など、約7年のブランクを埋める技術的装備がありますし、GSベースの内装や装備なので現行ISやRCとはずいぶん違いがあります。
ドアトリムカーボンパネルがとても美しいです。
一方、アンビエントライトはGSのマイナーチェンジ前と変わらず暗いままでした。
ドアトリムのアルカンターラ部分は裏地の厚みがRCFよりあり、手触り感がさらに良くなっています。
ただ、合成皮革(L-tex)の面積もそれなりに目立ち、1100万というプライスからすると質感や匂いなどの面で残念。
GS系自体ほとんど乗ったことがなかったので今まで気づきませんでしたが、ルームミラー下のLEDは移植したくなりました!(RC系はホント室内が暗いので…)
もっとGSFの注目があったのかとおもいきや、こちらのディラーさんではひっそりとしたスタートだったようで試乗もかなり空いていたようです。
マイナーチェンジされたGSも含め、来週以降デビューショーが開催されるようですので、そこから注目をあつめるのかも知れませんね。
で今回のまとめとしては・・・
・RCFオーナーさんは、2016年モデルからのエンジンレスポンスを確かめる良いチャンス
・チョイノリの印象としてはRCFの4ドアセダン版
・欧州車好きな方にはやはり物足りないでしょう
(RCFと同じ傾向なので、RCFが試乗済なら不要かと)
・夜間は「AHS」がいい仕事してます。
そうそう、「LC500」「LC500h」については、お偉いさんたちにプロトタイプのお披露目があったとか・・・?