2015年11月25日
ついに LEXUS 新型GSF発売!
当時の噂ではLFAのV10エンジンのデチューン版を搭載との話もありましたが、エンジンや主要部品をRCFと共有することで発売にこぎつけた感があります。このエンジンがさらにLC500やLS500にも使用される可能性は高そうです。
スペックなどは既報どおりですが、4ドア版RCFという位置づけで開発陣も否定はしていないそうです。
燃費も、0-100km/h加速も、車両重量も、エンジンスペックもRCFのTVD装着車とほぼ同じですので、ライバルはE63やM5というより、BMWのM3が近いですし、1,100万円という価格的にもM3とはかぶりますね。
GSFのリヤコンビネーションランプがフルLEDであることは、6月から判明していましたが、点灯パターンがimpress carwatchに公開されています。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo/20151125_731967.html
カタログをみると、3眼フルLEDヘッドランプを選ばなくても全グレードフルLEDリヤコンビネーションランプということで一安心です。ただ、ライト点灯時の面積が狭いので夜間では印象が変わりそうです。
左下のスペースがもったいないですが、リヤフォグランプ装着車の場合はリヤフォグが装着されます。
ドアトリムはRCFと同様にアームレストにアルカンターラが使用されているぐらいで、従来のGSとはあまり変化がありませんが、カーテシランプがLEDになっているのがわかります。
最近はドアトリムアッパーにレザー巻や、ステッチを入れるケースが増えていますので、その点では少しさみしいです。
しかし、このシートの配色は刺激的! RCFでオレンジアクセント内装の人気が高いため、GSFでも採用し、カラー配色を変更したとのことです。
さて、「RCF」と比較してみると、GSFに追加されている主な装備は以下のとおり。
RCFは2ドアで室内装備はISベースとなりますので、これらの装備や4ドアの利便性を優先する場合はGSFを検討されるのがよいでしょう。
・リヤ アクティブサウンドコントロール(ASC)
・カーボンロアグリルモール
・カーボンリヤスポイラー(固定式)
・ドアミラー、センターピラーの金属調塗装
・Lexus safety system+
・アダプティブハイビームシステム(AHS)
・レーンディパーチャーアラートのステアリング制御(LDA)
・電動パーキングブレーキ
・ナビゲーション画面サイズ大型化
・ドライブスタートコントロール
・フルLEDリヤコンビネーションランプ
・カラーヘッドアップディスプレイ(MOP)
・電動リヤウインドゥサンシェード / リヤドアサンシェード (手動)
・助手席ポジションメモリー
・後席コントロールパネル(収納ボックス付)
・3席独立温度・吹出口自動調整オートエアコン
・ラゲージドアイージークローザー
・GPS連動時刻補正機能(アナログクロック)
・ドアカーテシランプ、フットランプLED化
・後席SRSサイドエアバッグ
・パワートランクリッド(MOP)
・セルフパワーサイレン(MOP)
・パッドウェアインジケーター(RCFも装備されているかも?パッド残量センサーはあるため)
逆にGSFにないもの
・アクティブリヤスポイラー、アクティブカーボンリヤスポイラー
・カーボンボンネット
・カーボンルーフ
・トルセンLSD
・タッチスイッチ式オーバーヘッドランプ
・アウトサイドドアハンドル照明(GSFではドアミラー照明)
・フレームレスインナーミラー
・フルオープントランクリッド
・ワンタッチウォークインシート
また、RCFと同様にGSFにもpanasonic社のプラズマイオン発生装置、「ナノイー」は装備されないようです。
北米市場と共有化のためか? なぜなんでしょうね。(ASC有無と関係あり?)
さて、昨年秋に発売の「RCF」は比較的試乗車・展示車を備えるディーラーがありましたが、GSFはどのような感じでしょうか?高額モデルなので導入しない販売店も多いのではと思いますが、現時点では試乗車情報は、公式HPでもほとんど未反映です。
RCFオーナーさんは、2016年モデルから実施されている、エンジン回転のバランス調整がどれほどのものか気になる方も多いのではないでしょうか。GSFではその「違い」がわかるでしょうか?試してみたいですね。