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電子化と媒体への愛着について

 先日、書店へ行ってきました。
 私にとっては、多分、年単位での久々の訪問です。
 本好きの私が、これほど足が遠のいていた理由は、ふたつあります。

 ひとつは、電子書籍で、これが長期的な理由(?)と言っていいでしょう。
 これについては、後述します。

 もうひとつは、私が今年初めに負ったアクシデントに起因します。
 私は、今年になってから3回入院し、うち2回は手術もしました。
 詳細は、今回の話題にとって重要ではないので、単に一時的に自立歩行不可となったといっておきます。
 私は、つい先日、杖を手放し、完全自立歩行する許可を得ました。
 アクシデントから、ここまで回復するのに9か月かかりました。
 これが、短期的(本人にとって9か月は長かったですが)理由です。
 
 さて、私は、年末までに一定の区切りを迎えられる予定です。(とりあえずの治療終了。経過観察ヘ移行。)
 つい最近、病院で言われたのは、日常的な歩行訓練の励行です。
 約9か月間、自身の体重を支えていなかった私の下肢は、筋肉が落ちています。
 完全回復には、病院での筋トレに加え、日ごろからの訓練が必要だというわけです。
 出来るだけ外出して歩くこと、さらに、徐々に外出の距離を伸ばすよう指導されたのです。

 先日私は、それまでのごく近い距離ではなく、電車に乗って1駅往復するという、大きな冒険を成し遂げたのでした。
 駅の階段は不安な要因でしたが、実は自宅の階段に比べれば、駅のそれはとても優しいステップ幅、高さであることが分かりました。
 こういうことは、まさに体験しなければ分かりませんね。

 ここで、思い出したことを書かせてください。
 実は私は、近所にありながら(自立歩行許可が出るまで)、コンビニを利用しませんでした。
 コンビニの入り口は(有名チェーンはすべて)、押すか引くかしないと入れないドアで、しかも手を放すと元に戻ろうとするため、車椅子はもちろん、松葉づえでも一人で出入りすることは困難でした。
 これは、おそらく防犯上からの構造ではないかと推察しますが、歩行困難な人には大きなバリアーです。
 (あと、これは防犯と関係があるのか不明ですが、私の知る(駐車場のある)多くのコンビニは、入口へのアプローチがフラットではなく段差があり(健康なあなたは気づいていない)、車椅子での進入が困難です。)
 
 さて、私的なことをくどくどと、そして、問題提起的なことはあっさりと書きました。
 当ブログの趣旨(私の趣味嗜好の紹介)と外れるからです。
 
 本題に入ります。
  
 今回は、私がここ数年(とりわけ当プログを休んでいた期間)、夢中になっていた(今も継続中)のテーマについて、少し語りたいと思います。

 私は、電子書籍が好きです。
 電子書籍とは、デジタル・データ化された書籍のことで、テキストや画像等を紙に印刷するのではなく、デジタル・データ・ファイルとして提供し、専用のアプリケーションで閲覧させるものです。

 ファイルは2種類に大別でき、ひとつは文章をデキスト・データとして埋め込み、フォントを拡大縮小してもレイアウトが自動調整するもので、これをリフロー型ファイルと言います。
 一方、絵や写真などの画像を多く含み、レイアウトを崩すことが出来ないもの(雑誌や漫画等)をファイル化したものがあります。
 この種類のファイルは、ページ全体のレイアウトが固定のため、拡大すると画面からはみ出したりします。
 これを仮にイメージ・ファイルと呼びます。(有名なPDFがこの仲間です。)

 さて、話は約2年半ほど前に遡ります。
 楽天がカナダの電子書籍サービス(ショップ・サイトからガジェットまで)のKoboを買収して子会社化し、日本で楽天koboをスタートさせました。
 ですが、始まってまもなく、コンテンツ数の水増しを指導されるなどトラブル続出で、かなり多難な出だしでした。
 
 そして、少し遅れてAmazonがKindleのサービスを開始しました。
 Kindleは、Amazon com(米アマゾン)発の電子書籍サービスで、日本での開始が待たれていたものです。
 このAmazon JapanのKindleスタートは、電子書籍の黒船といわれ、先行サービス組からは脅威であるとともに、逆に、いまいち盛り上がらない日本の電子書籍事業を、本格的に隆盛させるためのカンフル剤として期待されていたものでした。

 電子書籍サービスは、日本でも独自の展開をしていましたが、さほど話題になることもなく、停滞気味でした。
 そのひとつの原因として、ビューワー(読書ツール)の問題があります。
 電子書籍をスムーズに楽しむためには、魅力的な機器と使いやすいリーダー・アプリケーションが必要です。

 それまでは、PC向けだったり、今となっては懐かしいSharpのザウルスのようなPDA(携帯情報端末)向けのアブリケーションだったりしました。
 また、携帯電話時代になり、ケータイ小説という別の流れも生まれました。
 これらツールやそれに伴うソフトは、それなりの盛衰があったのだと思いますが、黒船の来航をもって、本当の変革がやってきます。
 
 Amazon Kindleの日本上陸こそが、業界を活性化させ、新たな事業参入組の登場と、老舗の危機感からの奮起を促したのでした。
 そして、予想されたことが静かに進行しているのだと思います。
 自然淘汰です。
 魅力のある、使いやすい、蔵書数の多い、事業の安定性が高い(すぐに潰れたりしない)サービスが残り、そうでないものが消えていくことになります。
 (ただ、今のところ、新規組があっさり撤退という例はあるようですが、大手老舗が潰れたという話は未だないようです…。)
 
 さて、私が利用している電子書籍サービスのうち、上位4社の利用状況は次のとおりです。

kobo : 約3000冊 

ebookapan : 約1300冊

booklive : 約600冊

kindle : 約500冊

 私は、電子書籍を始めた当初、ソニーのリーダーとショップを専ら使っていましたが、現在は上記のような感じです。
 (ソニーは否定していますが、撤退のうわさがあり、事実、アメリカでは撤退しました。)

 様々なトラブルがあったにも拘らず、また現在も、端末、システムともに不具合が残ったままですが、私の利用一位はKoboです。
 これは、Koboがクーポン作戦で、最も値引きキャンペーンを多くやっているからです。
 日々の利用での値引きが多いほど、ついつい利用するものです。
 これで、事業運営の信頼度が高まれば、多少の問題は今後も目をつむれます。

 ebookjapanは、電子コミック事業の巨人です。
 コミックの蔵書数では本邦1位でしょう。
 さらに、システムの使いやすさ、分かりやすさ、そして(個人的見解ですが)洗練さが私の好みです。
  
 bookliveは、テキスト系の蔵書数では1位かもしれません。
 ただし、専用端末のLidioはいまいちでした。
 現状は、Kindle よりも買っていますが、今後は伸びが減るでしょう。

 Kindleは、端末の出来が素晴らしいです。
 フォントの大小の種類が増えればもっといいです。
 値引きのサービスが、日本上陸直後に比べて改悪されているのが残念です。
 潰れそうにないという安心感の高さが他社に勝っています。

 私の利用実態は、小説等のテキスト系はKoboを常用、ついでKindleです。
 利用端末は、それぞれ専用の6インチ端末がベターです。

 コミックは、ebookjapanに一本化したいと思うほど気に入っています。
 コミックや雑誌の利用端末は、10インチの汎用タブレットを使っています。(Nexus10)
 コミックや雑誌のようなイメージ・ファイルは、ある程度大きなディスプレイが必要です。
 6インチ端末を無理して使っている人は、10インチ端末を使うと世の中が変わるでしょう。ホントに。

 私は、時々考えます。
 かつて、レコードがCDへと変わっていったときのことを。
 私は、抵抗した組です。
 レコードに対する愛着は深いものでした。
 特に、当初のCDがスペックの低いものを含んでいたことから、「それみたことか」と自身の判断の正しさを誇っていたほどです。
 しかし、技術の進歩は、あっという間に凡人の認識など超越していったのです。
 価格が下がり、なおかつ質が向上したとき、私はあっさり転向しました。
 現在の私は、CDに愛着をもつようになり、欧米で主流のダウンロード配信には魅力を感じません。
 
 電子書籍について、興味がない人も多いようです。
 紙の本に強い愛着を持っている人は、読み手だけでなく、実作者にも存在します。
 エンタメ系の有名作家では、宮部みゆき、東野圭吾などがその代表でしょう。
 でも、彼らの主要な作品が電子化されるのは、きっと遠いことではないと思います。

 さて、私は音楽のストリーミング配信には魅力を感じています。
 購入した音楽ファイルは、端末に保存するのではなく、クラウド上で管理し、聴きたいときにクラウド上の音楽ファイルを再生するという技術です。
 これの利点は、自分の端末のストレージを圧迫しないことです。
 (ただし、ネットが繋がる環境にある、という条件があります。)

 私は、ジャケットやブックレットに強い愛着があり、音楽ファイルだけ購入というのは味気がなくて(今のところ)耐えられません。
 しかし、最近のアルバムの音楽ファイルには、ジャケット写真のファイルや、ブックレットのテキストを付属させる試みが増えつつあり、心が動きつつあります。
 欧米では、完全にCDが下火になっており、ダウンロード配信ではない通常のCDを、わざわざ"Physical CD"と呼んでいます。
 (一方で、レコードの復活が静かに進行していて、私には謎です。)
 
 音楽と書籍の電子化は、単純にひとくくりには出来ませんが、共通する利点、課題を含んでいるのではないかと思います。



1年目の贈り物

 油断をしていたら、ブログ開始満1年を過ぎてしまいました。

 
 私には、ちょうどブログを始めたころから、新たに始めたことがあります。
 それは、海外のショップからCDを購入することです。
 それまでは、国内のオンライン・ショップだけを使ってきました。
 私は、そのスタートを、ふざけて世界デビューと名付けたりして喜んでいました。 

 この1年を振り返りますと、取引の事故が3件ありました。
 そのうちの2件は、郵便事故ではないかと推察しています。
 相手側からは発送したことになっていますが、到着していないという例です。

 そして、残りの1件は、つい最近起こったことで、オーダーした商品と全く別のものが届いたという例です。

 これがなかなかのCDで、ちょっと面白がっています。
 ジャケ写真と曲目リストをご覧ください。


Tip Your KAPP to Rock and Roll
and More Vol.1

1. Smile a Little Smile for Me - Flying Machine
2. Rag Doll Roy - Thee Prophets
3. In My Wallet - Arena Twins
4. Peggy Sue - Dennis Paul & Rebels
5. I'm So Glad - Exits
6. Glory - Eighth Day
7. I Should Have Listened - Angelo & Initials
8. What Are We Gonna Do - Just Us
9. The Feeling That I Get When You're Near Me - Bedford Incident
10. Baby It's You - Sound Judgment
11. Brown Eyed Girl - El Chicano
12. Would You Believe It? - Phil Leeds
13. Dancing on the Sand - Initials
14. Mr. Magic - Kenny Ballard
15. Freight Train - Duane Eddy
16. Someone to Care for Me - Freddie Briggs
17. Loving You Makes Everything Alright - Marshmallow Highway
18. Does You Mama Know About Me - Tommy Vann & Professionals
19. Diggin' You - Loved Ones
20. There's Nothing You Can Do About That - Russell Brothers
21. Everybody's Got a Ya-Ya - Three Viscounts
22. Marryin' Kind of Love - Critters
23. I Knew It All the Time - Dave Clark Five
24. The Impossible Dream - Hesitations
25. If You Love Me Really Love Me - Jackie Trent
26. My Daddy is President - Little Jo Ann
27. The Prettiest Girl in School - Tempos
28. Till - Roger Williams
29. Lady Samantha - Elton John
30. Goodbye My Love - Searchers

 KAPPというのは、Decca系の会社でしょうか?
 私が知るところでは、最後期のBob Willsが吹き込んでいたはずです。

 曲目を見ると、英国産のポップスやロックもあるようで、なんとも雑然とした並びが興味深いです。
 
 実は私は、このての「事故」については、一度もクレームをつけたことがありません。
 英語でのやりとりが嫌ということもありますが、今回の件でいえば、届いたCDが面白すぎて、「これはこれでいいか」と思ってしまったのでした。

 本来何というCDをオーダーしていたのかは、たいてし面白くないので特に述べません。

 今晩、寝る前にセットして、流しっぱなしにして眠りにつきたいと思っています。





パソコンは電気羊の夢を見るか

 私はかつて、パソコンはいつか家電になると考えていました。
 そのことを人に語ったこともあります。
 ここでいう家電とは、お年寄りからこどもまで、簡単に操作できる便利な道具をイメージしてください。
 
 パソコンが家電になれば、生活は大きく変化するに違いない、そう考えていたのでした。
 でも、最近私は、どうも違うのではないか、パソコンというものは、しょせん家電とは交わることがない存在なのではないか、そんなふうに思いだしたのでした。

 実は、ここ数週間、私はパソコンと格闘していました。
 有る日、不意にフリーズが始まり、カーソルが動かなくなりました。
 例えば、それまで30分で出来たことが、2時間かけても終わらない、ということが起こり始めたのです。
 しかも、それだけ時間をかけてやっと終わらせた作業が、保存する段階になって、間の悪いことにフリーズし、涙ながらに強制終了したことも幾度かあります。
 
 そしてついに私は決心し、パソコンを買い換えたのでした。
 それまで使っていたのが、09年夏モデルでしたので、2年保たなかったことになります。


 
 今回私は、新しいパソコンをセットアップし、自分が使いやすい環境設定にするため、1日以上をかけました。
 OSがVistaから7になったため、周辺機器(プリンタ、無線LAN)のドライバをインストールしたり、パソコンが覚えていた、各種IDやパスワードを再度覚えさせたりと、毎度ながら手間がかかるのでした。

 そして、使い始めた私は、思ったのでした。
 「Windows7、なれるまで使いづらそう」
 Vistaのときは、半月で使いづらいと判定しました。
 7もなんとなく重そうです。

 どうしてこう、どうでもいいような、個人の好みに左右されるような箇所に、力を入れて変更をかけたりするのでしょう。
 慣れてしまえば問題ないのでしょうが、今はかったるいです。
 
 動作中を知らせる、不要なアニメーション効果も気になります。
 ブラウザも気にいりません。…現在は。

 パソコンとは、そもそも日本的なるものと無縁な存在だと感じます。
 こんなにも、人を突き放した道具があるでしょうか。
 誰もが、パソコンを始めて触ったとき、感じると思います。
 「一生使わない機能が入っているに違いない」
 
 日本の家電は便利な道具です。
 年齢に関係なく、直感的に操作できる、それこそ私が考える家電の姿です。
 
 しかし、パソコンは、新製品であっても未完成品です。
 とりわけ、OSは、常に見きり発車で発売し、常時修正アップデートを行っています。
 このおおざっぱさは、アメリカ的なるものではないでしようか?

 例えば、記憶に新しいことでは、ガラパコス携帯を批判する意見がありました。
 私もなるほどと思っていましたが、考えが変わってきました。

 どうして世界基準にする必要があるんでしょうか。
 日本人が使いやすいと思う、必要とする機能が発達して、今の携帯が出来あがったのではないでしょうか。
 ガラパゴスこそ、最もユーザー・フレンドリーに徹した結果ではないでしょうか。
 
 パソコンの特性として、一般的に言われていることは二つです。
 汎用性と拡張性です。

 汎用性とは、特定のことに特化せず、いろんなことが出来るというこです。
 拡張性とは、パーツを増設したり、周辺機器を加えることによって、機能を拡大することが出来、長く使えるということです。

 でも、本当でしょうか?
 いろんなことができるかもしれませんが、その全ての操作をマスターするには、大変な労力と時間、そして根気を要します。
 一方で、最も一般的な用途に対して、親切な設計になっているとは思えません。
 誰もが使うことが、まず難しく、また頻繁に仕様変更され続けているのです。

 拡張性については、全くのウソだと思います。
 パソコンは、四半期ごとにニュー・モデルがでます。
 少なくとも半年たてば、同価格で倍くらいに性能が良いものが出ます。
 ですから、買うときは常に最新のものを買うべきです。
 なぜなら、それでもすぐに陳腐化するからです。

 古いパソコンに新しいパーツを増設するのは愚かです。
 やって有効なのは、メモリを増設することくらいでしょう。
 それも、できれば購入直後にやるのが望ましいです。

 私も以前は、メモリ増設、外部HDDの設置などやってきましたが、本体のCPUが追いつきません。
 しょせん、パソコンは2年くらいで買い換えるべきものだと思います。
 これが、私が最近思うようになったことです。
 多分、ここ数週間のパソコンとの苦闘、そして最新機種への買い替えが、そういった心境にさせたのだと思います。

 ちなみに、私の自宅の冷蔵庫は30年以上使っています。
 電子レンジは、多分ごくごく初期のモデルだと思います。
 おそらくは、今の機種に比べて、かなり消費電力が多いのでしょうが、今のところ普通に使えています。
 これこそ、日本的なるものだと思います。
 例えば、ダイヤどおりに列車が到着する国の文化、それが日本の家電なのだと言いたいです。

 パソコンは、海の向こうからやってきた、異文化の象徴かもしれません。
 最新の時から未完成であり、対価を払って手にいれたユーザーに、「使わせてやって」試行錯誤させている、なんともおごったアイテムです。

 こいつらが、テレビや洗濯機のように、家電になる日はいつまでも来ないでしょう。
 日本的なるもの、その大転換がない限り、それはずっと続くと私は考えています。





祈り










無題

 大変な地震が発生しています。

 私は関西圏でして、かつて阪神淡路大震災のときは、被災こそしませんでしたが、大きな揺れを経験しました。
 地震を知ってから、テレビの映像から眼を離せずにいますが、身うちが震えるような恐怖を感じており、語る言葉が出てこない状態です。
 
 被災地のみなさんのご無事を心からお祈りします。




2010 フェイヴァリッツ

 大晦日です。
 今回は、今年のお気に入りというテーマでアルバムを選出したいと思います。
 さて、うまくいくでしょうか?



 【新譜】
Esta Bueno / Texas Tornados
It's A Good Day / Asleep At The Wheel
Trippin Out On Triplets / Augie Meyers


 この3枚の選出には、さほど迷いませんでした。
 むしろ、既に手元にあるのに未聴で、気になっているものがあります。
 次の2枚です。

The Laziest Girl In Town / Elizabeth McQueen
See My Friends / Ray Davies (日本盤) 


 聴くのは年明けになると思います。

【リイシュー】
The Shape You Left Me In / Jimmy Doneley
Malaco Soul Brothers Volume2 / C.P.Love, Jimmy Dobbins
Feed The Flame / Spencer Wiggins
All Because Of Your Love / George Jackson
It Ain't Good To Be Too Good / Barbara Lynn
Watching It Go / Gene Thomas


 内容の凄さ、待望度では、Spencer Wigginsが1番でした。
 それに次ぐのが、George Jacksonでしょうか。
 しかし、思い入れの深さ、愛着度では、Gene Thomasです。
 
 【リイシュー(コンピレーション)】
Bert Berns Story Volume2 1964-1967  / VA
Thank You Bobby / VA


 内容の充実度では、Bert Berns Story Vol.2です。
 そして、コンセプトの楽しさ、無名人の意外な面白さで、Thank You Bobbyが好きです。
 以下の3枚は、次点です。

The Complete Goldwax Singles Volume3 1967-1970  / VA 
The Goldwax Story Volume 3 / VA
Steppin' Stone The XL and Sounds Of Memphis Story Volume3 / VA


【過去作だけど、10年に入手して特に気に入ったもの】
The Epic Masters 10CD Box Set / Shakin' Stevens (09)
Barry Goldberg / Barry Goldberg (09) 日本盤
Scandinavian Years / Sir Douglas Quintet (08)
Happy Doing What We're Doing / Elizabeth McQueen (05)
Ullalla Boogie / The Red Wagons Blues Band (04)
Teenage Memories Like This / Gene Thomas (94)


 Scandinavian Yearsは、08年リリースとなっていますが、流通しだしたのは今年だと思います。
 それまでは、ヨーロッパの一部の国のみで入手可能でした。
 先ほど本邦アマゾンを確認したところ、現在は在庫ありになっていました。
 Snet時代の音源がCDで聴けるのは、このCDだけなので、まだまだ貴重です。

Shakin' Stevensのボックスは、懐かしさとポップなカバー曲の楽しさで最高です。
 
 Barry Goldbergの同名作と、Ullalla Boogieは、さほど期待せずに聴いたのですが、思いがけず好みにストライクだったものです。
 The Red Wagons Blues Bandは、現役のバンドのため、最も次作を期待しているバンドです。

 Happy Doing What We're Doingは、パブ・ロック・ファン必聴のアルバムでした。
 これは、長く愛聴していくと思います。

 Gene ThomasTeenage Memories Like Thisは、長年の謎を明らかにしてくれたアイテムです。
 資料的価値の低いつくりなのが残念ですが、音が聴けただけで凄い進歩でした。

 この中で、ブログで取り上げたのは、次のとおりです。

Trippin Out On Triplets 
The Shape You Left Me In
All Because Of Your Love 
It Ain't Good To Be Too Good 
Scandinavian Years 
Happy Doing What We're Doing 
Ullalla Boogie 
Thank You Bobby 

 Gene Thomasは、アルバムとしてではなく、人物として取り上げました。
 「ジーン・トーマスを探せ」

 Shakin' StevensThe Epic Masters 10CD Box Setは、1stから5thまでを取り上げました。

テイク・ワン
ジス・オール・ハウス
やっかいごとはごめんだよ      
終わりだなんて言わないで      
涙はほんの少しだけ

 どうも、あまりロックを聴かない人であることが分かってしまうリストになりました。

 それでは、皆さん、よいお年を


カウントダウン動画

 いよいよ今年も押し詰まってきました。
 そこで、今回は少しお遊びの回にしたいと思います。

 私は、部屋の整理、とりわけCDや文庫本の整理の顛末を記すため、10年7月からこのブログを始めました。
 当初の思惑と変わってきたところもありますが、あきっぽい私としては珍しく、奇跡的に継続しています。

 この間、約6か月、振り返ると無知や事実誤認などから、いろいろと恥ずかしい文章を残してしまいました。
 そんな中、8月3日に初めてある試みに挑戦しました。



 YouTube用の動画の作成です。
 初めての作品は、とりあえず、おっかなびっくりで作ってみましたという感じでしたが、obinさんから望外のおほめの言葉をいただき、一時は舞い上がって夢中になったときもありました。

 さて、第1号動画のアップから、約5か月、この間、作成後すでに削除したものもありますが、現在、試験的に作った泡沫動画も含めて、私の作成動画は約50本あります。
 
 そこで、今回は、その中で再生回数が上位5位までのものを、ずうずうしくもカウントダウン紹介したいと思います。
 再生回数は、どうも最後まで再生終了したもののみカウントされるようです。

 私の作ったYouTube動画は、全て私のブログの訪問者向けに作ったものです。
 そのため、広く閲覧を誘導するための、検索用キーワードなどは埋め込んでいません。

 再生回数が多いものは、ブログではなく、YouTubeの検索で閲覧されたものだと思われますが、検索にヒットしているワードは、動画のタイトルに使用した、曲名とアーティスト名のほかはありません。
 
 さて、まず第5位ですが、8月14日に作成した、Sam The ShamMystery Trainです。
 ロカビリー・クラシックのミステリー・トレインをボ・デイドリー・ビートでやったアレンジがユニークで大好きだったので、紹介したくて作りました。 
 動画としては、特段の工夫はしていず、静止画像を何枚かスライドしただけの単純な作りになっています。
 8月14日の記事「ミステリー列車はトレモロで」に貼り付けたものです。



 次に第4位です。
 11月6日に作成したもので、Hermon Hitsonのディープ・ソウル、You Are Too Much For The Human Heartを、静止画像1枚のみに、曲をのせたものです。
 動画ともいえないものですが、ニッチな需要があるようで驚いています。
 11月7日の記事「ハーモン・ヒットソン、君は手に負えない」に貼りつけました。 



 第3位は、8月3日に作ったもので、これが私の初めての作品になります。
 Lazy Lesterのルイジアナ・ブルース、I'm A Lover Not A Fighterをベースに、Dave EdmundsKinksのカバーをつないだものです。
 8月4日の「争わず、愛するのみ」の記事に貼り付けたものですが、なにぶん最初ということもあり、ピンボケ画像を安易に使用しいてたため、作り直して現在は改編したものをブログに貼りつけています。

 しかし、元の作品は記念として削除していません。
 結果的に、改編バージョンより、当初のものの方が閲覧回数が多くなっています。
 これは、間違いなくObinさんの影響力によるもので、ご自身のブログで紹介して下さったことで、たくさんの方の関心を得られたのだと思います。
 こちらは、その最初のバージョンになります。



  第2位は、8月8日に作成したもので、Five Blind Boys Of Mississippiのゴスペル、Somewhere Listening For My Nameをベースに、John FogertyBlue Ridge Rangersのバージョンを合成したものです。
 動画の出来は、さほどいいとは言えません。
 なにか人気のある動画の関連動画として、棚ボタでヒットしているのかも知れません。
 8月9日の記事「わが名を聞く人あり」に貼りつけました。



 そして、第1位です。
8月28日に作成したものですが、これまた作った本人からみると、なぜこれがというものです。
 Clifton Chenierのザディコ、I'm Coming Homeを、何枚かの静止画を使って曲にのせてスライド化しただけのものです。

 これがなぜ閲覧されているのか「?」です。
 実は、第2位のものの3倍も閲覧されているのです。
 ザディコ、ケイジャン関係で、謎の需要があるようです。
 8月29日の記事「みたび家路へ」に貼りつけたものです。

 

 作った本人の労力や、思い入れとは全く同期していない結果となっており、複雑な気分なのでした。 




 関連記事はこちら
  
 ミステリー列車はトレモロで
 ハーモン・ヒットソン、君は手に負えない
 争わず、愛するのみ 
 わが名を聞く人あり 
 みたび家路へ


輸入代行サービスを体験しました

 初めて、輸入代行サービスというものを使ってみました。
 以前にも、試みかけたのですが、実際に使うまでにはいたりませんでした。

 今回のアイテムは、やはりCDで、具体的には、アマゾンUSのマーケットプレイス出品商品です。
 私は、このブログを始めた前後から、アマゾンUSやUK、DEなどに注文するようになりましたが、いつも翻訳ツールで確認しているのは、海外発送の可否です。

 今回のケースも、欲しいアイテムを扱っているショップが、アメリカ以外への発送不可というところだったのです。
 輸入代行サービスは、現地(この場合アメリカ)の事務所を経由して、日本へ発送する流れになります。

 今回依頼したアイテムは、このアルバムです。


Get On Up
Doug Sahm And Augie Meyers
 
 West Side Sound Rolls AgainをコレクタブルズがCD化したもので、2曲のボートラ追加があるとはいえ、ジャケット、タイトルの変更、資料的価値の薄い作り、褒められない音質など、残念な点が多いCDではあります。

 何度か、マーケットプレイスに出品されているものを見かけましたが、本邦アマゾンで、中古で約15,000円とか、アマゾンUSで同じく中古約100ドルとかの値段がついており、ためらううち、入手を逃していたのでした。

 今回、触手が動いたのは、珍しく新品の出品だったこと、また値段も約25ドルと、さほど高額でもなかったということがありました。

 皆さんは、1枚のCDに、普段どれくらいの金額を費やしておられるでしょうか?
 私の場合、日本のショップでは、多いのは、1,500円から2,500円くらいまでです。
 アマゾンUSでは、本体10ドル以下のものを選ぶことが多いです。
どうせ、すぐに届きませんし、海外発送料もそれなりにかかります。

 それからいくと、本体価格のみで25ドルというのは、私には、べらぼうに高いと感じる価格です。

 それでも、欲しい商品ですし、これを逃すと長い後悔の日々が待っている可能性は大です。
 そうしたわけで、今回、輸入代行サービスの使用に踏み切ったのでした。

 私は2業者を選び、両社に見積もりを依頼しました。
 どちらも、依頼翌日には、見積もりの提示がありました。
 そして、約1,000円低い提示があった業者を選んだのでした。

 注文から受け取りまでは、次のような流れでした。
 @ ネットで見積もり依頼   (11/4)
 A メールで見積もり提示 (11/5)
 B ネットで正式依頼 (11/5)
 C 業者からアマゾンUSへ注文 (11/5)
 D 前金(本体価格)の銀行振り込み (11/8)
 E 前金の入金確認        (11/8)
 F 残金の送金依頼 (11/12)
 G 残金の入金確認 (11/12)
   (この間、アメリカ事務所へ商品到着)
 H 日本への商品発送 (11/13)
 I 商品の受け取り (11/18)

 というわけで、初めてのお使いならぬ、初めての輸入代行サービスは、無事完結したのでした。
 ダグ・サームの命日に商品が届いたのは、偶然ですが、なにかを感じずにはいられません。

 ちなみに、今回の依頼で、私が支払った総額は、約5,500円です。
 内訳は、本体価格+手数料+海外送料です。
 これを高いと感じるかどうかは、人それぞれだと思います。

 今回の金額の中で、最も比率が高かったのは送料でした。
 今回の経験から、手数料が3,000円以下なら、まあ良心的な業者だと思います。

 ちなみに、セカイモンのオークション落札の場合にかかる費用は、品物にもよると思いますが、このケースより割高だと思います。


サンリオのロック百科で、タイムトリップ

 インターネットが当たり前になって、調べものって、とても敷居が低くなりましたよね。
 昔は、辞書とか百科事典とかひいていたわけですから…。
時の経つのは、思っている以上に早いです。
 
 先日、b wさんから、Tallahassee Lassieという曲のオリジネイターが、Freddy Cannonだと教えていただきました。
 その時、私は、フレディ・ブーン・ブーン・キャノンというニックネームを思い出し、ブーン、ブーンの由来が知りたくなったのです。

 その答えも、b wさんに再度コメントしていただいたのですが、実はその時、私は、自宅でアナログな調べた方をしていたのでした。

 久しぶりに書棚から取り出したのは、サンリオから出版された、ロック百科の第一巻、「ロックンロールの時代」でした。
 この本の原書は、イギリスから出されたもので、The Encyclopedia Of Rockというのが原題です。



 この本が、一部改訳され、完全版として、昨年末に新たに出版されていたことを、昨日知りました。
 

アラモ砦の夢

 今回は、少し残念なお話です。
 私は、少し前から、ずっと関心を持っていたことがありました。
それは、Doug SahmAugie Meyersが共同名義で出したレアなアルバム、Songs For The Alamoを、何とか入手したいという願いでした。

 このアルバムの存在を知ったのは、数か月前のことです。
アマゾンUSのマーケットプレイスで、中古でしたが、出品されているのに気づいたのでした。


Songs For The Alamo
Doug Sahm & Augie Meyers
The Brothers Four
 
 タイトルからいって、アラモ砦の戦いに関する曲を歌ったアルバムだと推察されます。
提示されている金額は、中古としては安くはありませんでしたが、その希少性からいって、ファンなら惜しくない程度の額でした。
 私は、新譜の数倍に相当する額を出すことを決心しました。

 ところが、とても残念なことに、その業者は、海外発送不可だったのです。
受け取るためには、アメリカに住所がないとだめなのです。 
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