2010年09月06日
ジス・オール・ハウス
今日は、Shakin' Stevensのソロ名義第二作、81年のThis Ole Houseを改めて聴き直しました。
これは、当時、リアル・タイムで聴いていた音楽なので、感慨もひとしおです。
とりわけ、思い入れが強いのは、アルバム・タイトル曲のThis Ole Houseということになりますが、それ以外でも、Marie MarieやLonely Blue Boyは、懐かしさ一杯です。
今作も、前作に続き、素晴らしい腕利きミュージシャンがバックを固めており、特に、スチール・ギターのB.J.Coleと、ピアノのGeraint Watkinsのプレイは、特筆ものです。
そして、もちろん、ギターのカッコよさは言うまでもありません。
1.Hey Mae
2.Baby If We Touch
3.Marie Marie
4.Lonely Blue Boy
5.Make It Right Tonight
6.Move
7.Slippin' And Slidin'
8.Shooting Gallery
9.Revenue Man
10.Make Me Know You're Mine
11.This Ole House
12.Nobody
13.Two Hearts Two Kisses (Bonus Track)
私は、This Ole Houseによって、初めてShakin' Stevensを知り、Albert Leeを知りました。
ただ、ギターは、全てAlbert Leeというわけではなくて、クレジットによれば、4人のギタリストが参加しています。
Micky Gee、Roger McKew、Eddie Jones、そしてAlbert Leeです。
このうち、Albert Leeだけが、リード・ギターのみのクレジットになっていて、Micky GeeとRoger McKewは、リードとリズムの両方でクレジットされています。
残るEddie Jonesという人は、エレクトリック・ギターとクレジットされています。
( ちなみに、Eddie Jonesというのは、Guitar Slimの本名と同名ですね。)
誰がどの曲でリードを弾いたのか、非常に興味があるところですが、よくわかりません。
私は、This Ole Houseのリードは、Albert Leeという決めつけがあり、これは、何か当時得た情報からだと思いますが、おぼろげな記憶さえありません。
バンジョーのような、早弾きをするのがLeeというイメージでしたが、今回、聴き直してみて、This Ole Houseは、それほど早弾きというわけでもないな、と意外に思ったりしました。
私が、Albert Leeといって、すぐ思いつくのは、このThis Ole Houseが一番ですが、その次は、Dave EdmundsのDE7thでのゲスト参加曲と、Carlene CarterのI Fell In Loveでのプレイです。
あとはEmmylou Harrisのホット・バンド時代の演奏全般です。
ホット・バンド時代は、Jame Burtonとも一緒にプレイしていて素晴らしいです。
Micky Geeのリードがどれかというのも、当然気になりますが、分かりません。
Marie Marieなどでは、リズム・ギターが最高にドライヴしていて、私は好きです。
Geeのブレイであってほしいと思ったりします。
さて、収録曲ですが、前作の際は、1曲1曲調べたのですが、非常に疲れたわりには、読み返すと、だらだらとデータを書き連ねた平板な内容になっていたと反省しましたので、今回は、特に調べずにタイプしています。
まず、本人自作が2曲あり、Baby If We TouchとMake It Right Tonightですが、どちらもキャッチーでいい曲だと思います。この2曲で曲が書ける人だと証明したわけです。
そして、その他の曲ですが、BlastersのMarie Marieは、当時、「ハリウッド旋風」という日本盤で彼らの演奏を気に入っていたので、このカヴァーは嬉しかった記憶があります。
出来としてはどちらも良いと言っておきましょう。
前作に続いて、Conway Twittyをやっているのが、印象深いですが、Lonely Blue Boyは、ロッカ・バラードを代表する1曲だと思います。Shakin'にふさわしい選曲です。
冒頭のHey Maeは、作者がD&R.Kersawとなっていますので、Kersaw兄弟の曲ですね。
私は、Doug KersawのLP盤を2枚ほど、DougとRusty時代のLPを1枚もっているはずですが、今探す気力がないのと、それほど原曲が聴きたいという気分でもないので、今回はスルーします。
オリジナル・アルバム、ラストのNobodyという曲は、作者がWayne、Carsonとなっており、原曲は誰でしょう?
この曲は、Dave Edmunds Band時代のGeraint Watkinsが、Fine Fine Fineとともに、リード・ボーカルを取ったナンバーだと思います。
ブートDVDですが、映像を見たような記憶もあります。
Revenue Manは、D.Young作とありますが、オリジナルは誰でしょう?
この曲は、Willie And Poor Boysもやっていて、当時から気になっていた曲でした。
最後に、ボーナス・トラックのTwo Hearts Two Kissesは、H.Stone、O.Williams作となっていて、作者名から、黒人ボーカル・グループっぽい匂いがしますが、どうでしょうか?
Little Richardのカヴァーのみ、平凡な出来かな、と思ったりもしますが、誰も本人盤に勝てる人はいないので、しかたないですね。
アルバム全体を通して、たいへん贅沢なつくりの、Good Rockin'な1枚だと改めて思いました。
例によって、言及しなかった曲について、情報をお持ちでしたら、ご教示願えたら嬉しいです。
これは、当時、リアル・タイムで聴いていた音楽なので、感慨もひとしおです。
とりわけ、思い入れが強いのは、アルバム・タイトル曲のThis Ole Houseということになりますが、それ以外でも、Marie MarieやLonely Blue Boyは、懐かしさ一杯です。
今作も、前作に続き、素晴らしい腕利きミュージシャンがバックを固めており、特に、スチール・ギターのB.J.Coleと、ピアノのGeraint Watkinsのプレイは、特筆ものです。
そして、もちろん、ギターのカッコよさは言うまでもありません。
This Ole House
Shakin' Stenens
Shakin' Stenens
1.Hey Mae
2.Baby If We Touch
3.Marie Marie
4.Lonely Blue Boy
5.Make It Right Tonight
6.Move
7.Slippin' And Slidin'
8.Shooting Gallery
9.Revenue Man
10.Make Me Know You're Mine
11.This Ole House
12.Nobody
13.Two Hearts Two Kisses (Bonus Track)
私は、This Ole Houseによって、初めてShakin' Stevensを知り、Albert Leeを知りました。
ただ、ギターは、全てAlbert Leeというわけではなくて、クレジットによれば、4人のギタリストが参加しています。
Micky Gee、Roger McKew、Eddie Jones、そしてAlbert Leeです。
このうち、Albert Leeだけが、リード・ギターのみのクレジットになっていて、Micky GeeとRoger McKewは、リードとリズムの両方でクレジットされています。
残るEddie Jonesという人は、エレクトリック・ギターとクレジットされています。
( ちなみに、Eddie Jonesというのは、Guitar Slimの本名と同名ですね。)
誰がどの曲でリードを弾いたのか、非常に興味があるところですが、よくわかりません。
私は、This Ole Houseのリードは、Albert Leeという決めつけがあり、これは、何か当時得た情報からだと思いますが、おぼろげな記憶さえありません。
バンジョーのような、早弾きをするのがLeeというイメージでしたが、今回、聴き直してみて、This Ole Houseは、それほど早弾きというわけでもないな、と意外に思ったりしました。
私が、Albert Leeといって、すぐ思いつくのは、このThis Ole Houseが一番ですが、その次は、Dave EdmundsのDE7thでのゲスト参加曲と、Carlene CarterのI Fell In Loveでのプレイです。
あとはEmmylou Harrisのホット・バンド時代の演奏全般です。
ホット・バンド時代は、Jame Burtonとも一緒にプレイしていて素晴らしいです。
Micky Geeのリードがどれかというのも、当然気になりますが、分かりません。
Marie Marieなどでは、リズム・ギターが最高にドライヴしていて、私は好きです。
Geeのブレイであってほしいと思ったりします。
さて、収録曲ですが、前作の際は、1曲1曲調べたのですが、非常に疲れたわりには、読み返すと、だらだらとデータを書き連ねた平板な内容になっていたと反省しましたので、今回は、特に調べずにタイプしています。
まず、本人自作が2曲あり、Baby If We TouchとMake It Right Tonightですが、どちらもキャッチーでいい曲だと思います。この2曲で曲が書ける人だと証明したわけです。
そして、その他の曲ですが、BlastersのMarie Marieは、当時、「ハリウッド旋風」という日本盤で彼らの演奏を気に入っていたので、このカヴァーは嬉しかった記憶があります。
出来としてはどちらも良いと言っておきましょう。
前作に続いて、Conway Twittyをやっているのが、印象深いですが、Lonely Blue Boyは、ロッカ・バラードを代表する1曲だと思います。Shakin'にふさわしい選曲です。
冒頭のHey Maeは、作者がD&R.Kersawとなっていますので、Kersaw兄弟の曲ですね。
私は、Doug KersawのLP盤を2枚ほど、DougとRusty時代のLPを1枚もっているはずですが、今探す気力がないのと、それほど原曲が聴きたいという気分でもないので、今回はスルーします。
オリジナル・アルバム、ラストのNobodyという曲は、作者がWayne、Carsonとなっており、原曲は誰でしょう?
この曲は、Dave Edmunds Band時代のGeraint Watkinsが、Fine Fine Fineとともに、リード・ボーカルを取ったナンバーだと思います。
ブートDVDですが、映像を見たような記憶もあります。
Revenue Manは、D.Young作とありますが、オリジナルは誰でしょう?
この曲は、Willie And Poor Boysもやっていて、当時から気になっていた曲でした。
最後に、ボーナス・トラックのTwo Hearts Two Kissesは、H.Stone、O.Williams作となっていて、作者名から、黒人ボーカル・グループっぽい匂いがしますが、どうでしょうか?
Little Richardのカヴァーのみ、平凡な出来かな、と思ったりもしますが、誰も本人盤に勝てる人はいないので、しかたないですね。
アルバム全体を通して、たいへん贅沢なつくりの、Good Rockin'な1枚だと改めて思いました。
例によって、言及しなかった曲について、情報をお持ちでしたら、ご教示願えたら嬉しいです。
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