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終わりだなんて言わないで

 今回は、Shakin' Stevensの82年のソロ4th、Give Me Your Heart Tonightを聴きました。
 私は、このアルバムのころ、最もShakyを聴いていたので、かなりの思い入れがあります。
 ただ、逆にいうと、この頃を最後に、興味が他へ移っていき、自然と遠ざかっていったのでした。
 その理由は、何だったんでしょうか?


Give Me Your Heart Tonight
Shakin' Stevens

1.Josephine  (Shakin' Stevens)
2.Give Me Your Heart Tonight  (Billy Livsey)
3.Sapphire  (Jack Hammer)
4.Oh Julie  (Shakin' Stevens)
5.I'll Be Satisfied  (Berry Gordy jr/Tyran Carlo)
6.Vanessa  (Billy Swan/Dennis Linde)
7.Boppity Bop  (Shakin' Stevens)
8.Don't Tell Me We're Through (Shakin' Stevens)
9.Shirley (John Fred/Tommy Bryan)
10.You Never Talked About Me (Doc Pomus/Mort Shuman)
11.Too Too Much (Stuart Leathwood/Gary Sulsh)
12.(Yeah) You're Evil (Shakin' Stevens)
13.Que Sera, Sera (Jay Livingston/Ray Evans)
Bonus Tracks
14.I'm For You (Shakin' Stevens) (B-side of Shirley)
15.Thinkin' Of You (Shakin' Stevens) (B-side of Give Me Your Heart Tonigh)
15.Don't Be Late (Miss Kate) (B-side of I'll Be Satisfied)
16.Lawdy Miss Clawdy (live) (from Shakin' Stevens Special Edition EP)

 今作では、バックのメンツにかなりの変更があります。
例えば、ギターのMickey GeeやピアノのGeraint Watkinsはゲスト扱いとなっています。
 そのかわり、リード・ギターには、Billy Bremnerが参加しており、これは嬉しいです。
また、ピアノとアコーデオンで、Gavin Poveyという人が参加していますが、私は知らない人です。
 それでも、Mickey GeeGeraint Watkinsは、4、6、9、11で参加しており、相変わらずご機嫌なプレイを聴かせてくれています。
 このアルバムが、前作までと違うのは、Rumour Brassと名付けられた、サックス2本、トロンボーン1本、トランペット1本からなるホーン陣が、かなり大きくフューチャーされていることで、リズム・アンド・ブルース系のカヴァーでは活躍しています。

 とはいっても、いつものPopで、Good Rockin'な、Shakyのスタイルは、微塵も揺るぐことがなく、気持ちよく「あっ」と言う間に聴き通すことが出来るのでした。

 5曲目のI'll Be Satisfiedは、ソウル・ジャイアント、Jackie Wilsonのカヴァーで、この曲は、このアルバムの中でも、鍵になる1曲だと思います。
 Jackie Wilsonは、Elvisも憧れていた、素晴らしいステージ・パフォーマーでした。
 作者は、モータウンで大成功する前のBerry Gordy Jrです。

 例えば、Shakyの自作、Josephineは、この曲の影響下に書かれたのではないか、と私は考えています。
 また、SapphireVanessaといった曲のセレクトにも、少ならず関係があるのではないか、と私は思っています。

 興味深いのは、Shakyの自作のうち、三連バラード系の曲、Don't Tell Me We're Throughや、ボートラですが、I'm For Youが、Swamp Pop風味であることです。
 単にニューオリンズR&Bスタイルと言ってしまっては、身も蓋もありません。
ここは、Swamp Pop風と、是非言わせて下さい。
 私は、今作では、特にDon't Tell Me We're Throughが好きです。

 このアルバムからは、Oh JulieShirleyGive Me Your Heart Tonightの3曲が、シングル・カットされています。
 どれをとっても、キャッチーな曲ばかりですが、特にShirleyが私のお気に入りです。

 原曲探求好きとしては、Billy Swan、Dennis Linde作のVanessaと、Pomus、Shuman作のYou Never Talked About Meのオリジナルが気になるところですが、今回も、深く追求しません。
 理由は疲れるからです。

 ここまで、CDを繰り返し流しながらタイプしていますが、なぜ、こんな楽しい音楽を次第に聴かなくなったのか、分かりません。
 その答えは、次作あたりにあるんでしょうか?

 多分、自分の音楽的興味が広がって行ったこと、もっと渋いBluesとかを聴くようになったからかも知れません。
 でも、数十年が経過し、一回りして、今はこの音楽が大好きです。



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