2021年02月05日
人生は学校である 〜 Life is a school 〜 連載(第1回)
今日からお坊さん(Sayadaw U Jotika)の本を紹介したいと思います。
本のタイトルは「Life is a school(人生は学校)」です。
この言葉はこれから人間として生まれる人に向けられたものです。
人間に生まれ変わるということは体を授かるということです。
しかしながら、私たちは誰一人自分の体を自分で選んで生まれることはできません。
どんな体であってもそれは既に定められた法則によって起きるのです。
誰一人自分の望みどおりの体を形づくることはできません。
どの体も過去の条件によって形づくられるのです。
その条件が良い場合は、結果も良くなります。
その条件が良くない場合は、結果も良いものにはならないのです。
この文章の意味をよく考えてみてください。
この体は一時的にはあなたものですが、永遠に持ち続けることはできません。
多くの人は自分の体を本当の自分であると考えます。
それは死ぬことが怖いという執着があるからです。
執着がなければ恐れもありません。
もし過去の自分の体を全て「これ」も「あれ」も「私」であると見ることができたらどんな気分になるでしょうか?
もし自分が違った時代、文化、人種に生まれていたら?
ある人生では男性で、ある人生では女性で、いろいろな宗教などに生まれていたら?
ある人生では白人で、ある人生では黒人、茶色い肌、黄色い肌で生まれていたら?と想像してみましょう。
実は、それらのどんな体で生まれても「あなた」ではないのです。
もし、たまたま美しい体を持って生まれた人で、「これは私の美しい体だ」と思うなら、その体に執着します。
そのような人は歳をとることや美しさを失うことを恐れます。
私たちは輪廻(サムサーラ)の中で数えきれないくらいの回数で男性や女性に生まれ変わります。
男性に生まれても、女性に生まれても、智慧ある人になるために努力する必要があります。
「学ぶこと」が人生の全てです。
あなたが好きでも、嫌いでも、学ぶことがたくさんあるのです。
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今回はここまでとします。つづきはまた次回をお楽しみに・・・♪
皆さまの毎日が幸せで満ちあふれますように・・・
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