Taigaのささやき

最近時間貸し駐車場が拡大していると感じる。

現在の最大手はパーク２４が運営するタイムズだが、これを追い越す勢いで急成長している会社がある。

それは大阪市に本社を置くakippa(アキッパ)だ。

事業を始めてから２年で業界３位になった。（２位は三井のリパーク）

アキッパは野球場や空港や観光地の周りに点在する主に個人の空き駐車場を探しオーナーと契約する。

後はネット経由でスマホで駐車場を探しているドライバーにその情報を提供する。

通常の時間貸し駐車場会社が駐車場を増やす場合はオーナーに土地を駐車場にすることを提案するのが一般的だ。

新たに駐車場にするわけだからオーナーとの交渉や近隣住民対策等手間が掛る。

アキッパは既存の空きスペースを探すだけでいいので話は簡単だ。

駐車場の台数確保の為、偉業種と組んだり社長がメディアに登場したりして徹底的に個人を狙った作戦を進めている。

グーグル出身者を採用しマーケティング戦略やネット広告の見直し、有料アプリの利用者増等で利用者の増大を図っている。

世界展開も視野に入れており、今後akippa(アキッパ)という言葉を聞くことが多くなるだろう。

空いた駐車場がフルに活用出来れば、個人にとっても、アキッパにとっても、ひいては地域にとってもいいこと。

これから目を離せない会社の一つだ。