2014年07月22日
エアコンが冷えなくなったときに知っておきたい原因と対策
エアコンをつけたのにちっとも部屋が冷えない!そんなアクシデントに見舞われている人はいませんか?どれだけ温度を下げても汗はだらだら。「なんでつけたのにちゃんと作動しないの?」と苛立ちは募り、暑さはますます増すばかり…。
もしかしたら、ちょっとしたことを確認するだけで快適なエアコンライフを取り戻せるかもしれません。ここでは、エアコンが冷えなくなってしまった原因と対策をご紹介します!
原因1:温度設定のミス
冬の時期にエアコンを「暖房」の設定にしたまま、「冷房」モードに切り替えるのを忘れていませんか?暖房設定のままだと、いくら温度を下げても室内はちっとも冷えません。それどころか暖房のせいで、室内は余計に暑くなってしまいます。リモコンを見て「冷房」モードになっているかを確認しましょう。
原因2:フィルターの汚れ
エアコンのカバーをはずして、フィルターと熱交換器(アルミのフィン)を確認してみましょう。内部のフィルターや熱交換器が埃やゴミで汚れていると、送風が妨害されてしまいます。フィルターは毎年チェックして、こまめに掃除をするようにしましょう。
フィルター汚れの掃除方法
使い古した歯ブラシをで磨く (軽度の汚れ)
軽く濡らした雑巾で拭き取る (軽度の汚れ)
軽く濡らしたスポンジで拭き取る (軽度の汚れ)
重曹を溶かした水をスプレーする (重度の汚れ)
エアコンスチームクリーナーを使う (重度の汚れ)
原因3:室外機に直射日光が当たる
室外機には熱交換を行う重要な役割があります。室外機を直射日光を受けるような暑い場所に置いてしまうと、正しい熱交換が行われなくなることも。正常に熱交換がされなくなるため、室内に冷たい風が送れなくなってしまいます。
室外機を日陰へ移動させるか、すだれをかけるなどして直射日光から守りましょう。また、ホームセンターや100円ショップで室外機専用のカバーが売られているので、使ってみるのもいいですね。
最近では周囲から浮かないように工夫された、お洒落な室外機カバーも売られているようです。
原因4:ガス欠・漏れ
室内機の熱交換器に霜がついていたり、室外機の高圧パイプに霜がついている場合は、ガス欠やガス漏れの可能性があります。この状態になると、室内機からほとんど冷風が出てこなくなり、ガスの補充が必要になります。
エアコンのガスの補充は素人には難しいため、専門の業者にお願いすることをオススメします。簡単なガスの補充はだいたい1万円前後で依頼できるそうです。
原因5:故障
室内機や室外機から風が出ていない、コンプレッサーが作動していないという場合は、スイッチが壊れていたり、ヒューズが切れているなど、故障している可能性があります。ファンが正常に回っていない場合は業者の人に頼んで見てもらいましょう。
場合によっては、修理してもらうよりも買い替えたほうが安いこともあります。10年以上使い続けているエアコンの場合は、この機会に買い替えを検討してもいいかもしれません。
エアコンがうまく作動しないとイライラしてしまうもの。うまく冷えない原因や対策を知っていると、いざというときに役立つかもしれません。上手にエアコンを使って、暑苦しい夏にも快適なひとときを手に入れましょう!
投稿者:タロウ|16:10
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