くらしの情報屋

足や手の指先、冷たくなっていませんか？冷えをそのまま放置していると…。


血液やリンパ液の循環が悪くなり、浮腫みやセルライトができやすく、また代謝が下がり太りやすい体質になってしまいます。冷え対策はよく聞きますが、あなたはいくつ実行していますか？

そこで今回は、よく聞く冷え対策を改めておさらいしてみましょう。

◆食物編

なるべくアイスクリームや冷たい飲み物は控え、お鍋やスープなど温かい食物を食べましょう。また、食物にも体を温める食物と体を冷やす食物があります。体を温める食物には、薬味に用いられる唐辛子や生姜、他にも蓮根などの根菜類は体を温める食物と言われています。冬が旬の野菜は、体を温めると言われていますので、旬のものを積極的に取り入れるのも良いでしょう。

【体を温める食物】もち米、黒米、小豆、かぶ、小松菜、さつまいも、にら、蓮根、生姜、鶏肉、あなご、えび、いわし等

【体を冷やす食物】小麦、豆腐、緑豆もやし、キュウリ、しめじ、大根、なす、はくさい、ほうれん草、白砂糖、あさり、うなぎ等

◆運動編

簡単なストレッチや運動をしましょう。運動をすることにより自律神経が活性化され、また、筋肉が増えることにより脂肪も燃焼してくれます。運動が苦手な方は足首や手首、足の指などをぐるぐる回すだけでも血行が促進されます。他にも、手や足の指を握ったり緩めたりを数回行なうだけで、指先がほかほかしてきて冷えの解消になります。

◆入浴編

ぬる目のお湯に下半身だけ浸かって長時間入る半身浴が基本ですが、お湯と水を交互に入る温冷浴も効果的です。温冷浴は熱めのお湯にしっかりと入った後、シャワー等で足や手に水をかけます。これを数回繰り返すことにより、温めた熱を体内に閉じ込めます。

また、冷えには足湯も効果的で、くるぶしくらいまで張った少し熱めのお湯に、20分ぐらい浸かると全身が温まってきます。好きな香りのアロマオイルを使えば気分もリフレッシュできますよ。

ダイエットにいい食品を選ぶ時に、ジレンマに陥ってしまうことはないだろうか？　例えば、一方は低脂肪だけどカロリーは高め、もう一方はそれよりカロリーは低いが、脂肪分を比べると多い、というような場合だ。こっちを取ればあちらが立たず。さあ困った。だがそんな時は、迷わずに「低カロリーの方を選ぶべし」と、アメリカの著名な栄養コンサルタント、Lisa Youngはアドバイスする。彼女はニューヨーク大学の准教授でもあり、ニューヨークタイムズ紙やウォール・ストリート・ジャーナル紙で紹介された人気のダイエット本「The Portion Teller Plan」の著者でもある。

どうして低カロリーの方を重視した方がいいか？　言い換えれば、低脂肪であることはそれほど重要でないのか？　Lisa Young女史はこう言う。「低脂肪の味気なさを補うために、食品メーカーは、減らした脂肪の分だけ糖分を入れることが多いのです。例えば20オンス（500グラム程度）の低脂肪フローズンヨーグルトは、500カロリーにもなる場合があります。これはダイエットの大敵ですね。減量で大事なのは、結局はカロリー。毎日の摂取カロリーが少なければ痩せます」。

コレステロールを減らしたい、というような場合は別だろうが、一般的に言って、「低脂肪」と表示されていても減量にはあまり意味がないようだ。