2013年07月05日
「ネコは飼い主の声を聞き分けられる」という日本の研究結果が海外で話題に / 海外のネコ好きの反応は!?
ある研究結果が海外ニュースサイトで報じられ話題になっている。調査を行ったのは東京大学の齋藤慈子講師らで、ネコは飼い主の声が聞き分けられるということを証明したというのだ。
同講師らは、一般家庭の飼いネコ20匹を対象に実験を行った。その結果、ネコは見知らぬ人の声よりも飼い主の声を聞いたときに、より頭や耳を動かしたり瞳孔を開いたりして反応することが分かったという。
この研究が、現在ネットユーザーの注目を集めている。このニュースに寄せられた海外ユーザーのコメントは以下のとおりだ。
・海外ネットユーザーの声
「飼い主? ネコにとって人間は飼い主じゃなくて世話係でしょ」
「ウチのネコは恥ずかしがりやすぎて時々わたしのことを知らないふりするんだよ」
「ネコは数千年も神として崇められてきたんだ……ウチの2匹はそれを忘れていない」
「ウチのネコはわたしの声だけじゃなくクルマの音も認識してる」
「俺もネコもお互いの言葉をしゃべれないけど、お互いのことを完ぺきに理解してるよ」
「ネコには感情があって言葉も理解しているし、夢も見るからな…」
「ウチのネコは鳴いて返事するよ」
「一方、われわれ人間は、いまだにネコの奴隷なのであった」
「ウチのネコはウチの犬より、わたしの言ってることを理解してるよ」
などと、研究結果に驚きの声はあまり見せず、 “ウチのネコ” に触れているものが多く見られた。
なお、このニュース記事は北アリゾナ大学のコン・スロボチコフ教授の言葉で締めくくられている。同教授によると、「われわれは犬やネコと話せる装置を開発する技術をもっている」とのことだ。
スロボチコフ教授は言う。「犬が『 ワン!』と言ったら、装置は泣き声を分析して『今夜はチキンを食べたい』と翻訳します。またネコが『 ニャー 』と言ったら『さいきんアタシのトイレを掃除してないわね』と訳す可能性がありますね」
やはり人間はネコには敵わないのだろうか。近い将来に動物と話せる装置が登場したら、ネコが人間をどう見てるのかぜひ確かめてみたいものだ。