2013年07月05日
1日ジョッキ1杯のビールを飲むと、血流がよくなり心臓が健康になる!?:ギリシャ研究結果
オンラインジャーナルNutritionに掲載された、ギリシャ・アテネのハロコピオ大学の研究によれば、1日に中ジョッキ1杯(約400ml)のビールを飲むと、心臓が健康的になることがわかったそう。実験では、非喫煙者の男性(20代後半〜30代前半)17人にそれぞれ400mlのビールを飲んでもらい、飲酒後1時間、2時間のときの循環器系疾患を検査した。その結果、ビールを飲んだ後は静脈がしなやかになり、血流がよくなることが明らかになったという。また、同じ実験をノンアルコールのビールと、ウォッカでもおこなったが、どちらもビールほどの効果は得られなかったそうだ。
(被験者の数がやたらと少ないのが気になるが)研究者いわく、「ビールを飲んだ後は血管内皮機能(低下すると動脈硬化の原因となる)が著しく改善されていた」とのことで、ビールに含まれる抗酸化成分が健康効果をもたらしていると考えられるとか。なお、同じビールでも、ラガーよりもスタウトやエールなどの色の濃い種類の方が心臓には効果的とのことだ。
ビールは確かにアルコールであり、アルコールが体に悪いのは周知の事実。そのうえプリン体が多いため、飲み過ぎると通風になると言われ、敬遠しているお父さんたちも多いだろう。しかし!節度を守って適量をたしなめば、心だけでなく体もハッピーにしてくれるということも、紛れもない事実なのかもしれない。
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投稿者:タロウ|20:55|健康 美容 ダイエット
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