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2021年12月02日
リゾートバイト(洒落怖) 4
お坊さんは書き手に対して「堂(二階)に行ったとき、違和感を覚えなかったか?」と尋ね、正直に話す。
爪で何かをひっかく音と呼吸音、そして2階のドアには札が貼られていたと答えると、お坊さんは「あそこには人でないものがいる」と知らされるが、書き手は薄々感づいていたのか特別驚かなかった。
音でのみ人外の存在を察知した書き手であるが、本来ならば人には感じられないもので「影」はひっそりと存在しているものであるらしいが、Bは現在進行形で壁をひっかく音が聞こえると知らせる。このひっかく音は、どうやら結界を引きはがそうとしているらしい。
完全に異形のモノを払うべく、とある場所へ向かうのだが、B曰く二本足で立ちながら一行の後をついてきているとお坊さんに知らせると、時間がないと告げられ小さな小屋に案内される。
ここで三人が一晩ここで過ごさなくてはならないのだが、暗闇の中、声を一言でも発してはダメだと言われる。また飲食もタブーなだけではなく、携帯電話などの明かりを発するものの持ち込みは禁止された。
払いの小屋の中に入る時、Bに異変が起こる。
それはBが小屋の中に入ろうとした瞬間、急に口元を押さえて外に飛び出し、嘔吐したのである。
Bの異変にお坊さんは「誰かから何かを受け取った」のか尋ねられると、女将さんから巾着を受け取ったことを思い出すのであった。巾着の中には赤黒い爪がびっちりと入っており、これが原因で事態を悪化させていることが判明する。
一行の荷物を全て預かってもらった三名は、おんどうと呼ばれる小屋の中に入り、明日の朝まで出ることの出来ない恐怖の一夜を過ごすことになるのであった。
建物の中は所々穴があいているボロのものであるが、まだ時間帯は太陽が昇っている時間なので、薄暗くそうして室内はひんやりとしている。
その内にAが秘密裏に持ちだしていた紙とペンで「大丈夫か?」とメッセージを送り、明るいうちに出来るだけこのような形で喋っておこうと提案するのであるが、ひと時の間とは言えども精神的安定剤になっている様子である。
やがて夕暮れ時になると蝉の鳴き声に混じって、何かの異音を察知する。段々とその音が明瞭になり、書き手は二階で聞いた呼吸音だと確信。しかも呼吸音だけではなく、異形の者が建物の周りをズルズルと徘徊していることに気が付く。
リゾートバイト(洒落怖) 5へ
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2021年12月01日
リゾートバイト(洒落怖) 3
足の裏にあった爪を目撃した時、書き手は二階で耳にしたパキパキという音は床に大量に散らばった爪が割れる音であると分析している。
そうして、その爪の持ち主はガリガリと音を立ててドアや壁などをひっかいていた存在ではないかと推測。
明らかにおかしい旅館でバイトすることになった3人だが、もうこの場所にはいられないと判断して、辞めることを決意する。
翌朝、目を覚ますとBが異常におびえながら、書き手が立てる音一つひとつに反応したり、爪が突き刺さった足の裏を凝視しており、明らかに様子がおかしかった。
無論、AもBの異変に気付いているのか心配の声をかけるも「心配したフリをするな!」などと激高されてしまう。
更には「ダ異常なわけがない。死ぬような思いをしている」と述べており、訳の分からない状態だった。
書き手の主観からすれば、一番怖い思いをしたのは実際2階に行った本人であり、AとBは下から見守っていただけでしかないからである。
俺は疑問に思っていたことをBに問いかけた。
俺「死ぬ思いってなんだ?お前ずっと下にいたろ?」
B「いたよ。ずっと下から見てた」
そして少し黙ってから下を向いて言った。
B「今も見てる」
俺「・・」
今も?
え、何を?
俺「死ぬ思いってなんだ?お前ずっと下にいたろ?」
B「いたよ。ずっと下から見てた」
そして少し黙ってから下を向いて言った。
B「今も見てる」
俺「・・」
今も?
え、何を?
決定的な話の食い違いの中、書き手はBがおかしくなったと思っていた。
しかすBは恐怖に怯えながらも事の詳細を伝えるのである。
B「あの時、俺は下にいたけど、でもずっと見てたんだ」
俺「上っていく俺だよな?」
B「違うんだ・・いや、初めはそうだったんだけど。お前が階段を上がり切ったくらいから、見え出したんだ」
俺「上っていく俺だよな?」
B「違うんだ・・いや、初めはそうだったんだけど。お前が階段を上がり切ったくらいから、見え出したんだ」
何が見えたのか聞きたくない気持ちはありつつも、2階から逃げ出して二人がキチンと話を聞き、否定すらしなかった優しさに救われていた書き手はBに対して「何が見えた」のか詳細を尋ねると、「影らしきものを見た」と言われる。
しかも腐った残飯を食う書き手の傍にもいたと告げられる。
どうやらその影は、動き回っているらしい。
俺「あそこには、俺しかいなかった」
B「わかってる」
俺「そもそも、あのスペースに人が4.5人も入って動き回れるはずない」
あの階段は人が一人通れる位のスペースだったんだ。
B「あれは人じゃない。それ位わかるだろう」
俺「…」
B「それに、どう考えても人じゃ無理だ」
Bはポツリと言った。
俺「どういうことだ」
B「全部、壁に張り付いてた」
俺「え?」
B「蜘蛛みたいに、全部の壁の横とか上に張り付いてたんだ。それで、もぞもぞ動いてて、それで、それで…」
B「わかってる」
俺「そもそも、あのスペースに人が4.5人も入って動き回れるはずない」
あの階段は人が一人通れる位のスペースだったんだ。
B「あれは人じゃない。それ位わかるだろう」
俺「…」
B「それに、どう考えても人じゃ無理だ」
Bはポツリと言った。
俺「どういうことだ」
B「全部、壁に張り付いてた」
俺「え?」
B「蜘蛛みたいに、全部の壁の横とか上に張り付いてたんだ。それで、もぞもぞ動いてて、それで、それで…」
錯乱していくBは「影は人の形をしているが、元が人間ではない」と言い、書き手は影らしきものがそこら中いる中で腐った残飯を食べ、壁をひっかく音、そうして呼吸音は壁やドア1枚隔てた向こう側から聞こえていたのではなく、すぐ耳元で発せられていたのではないかと思い至る。
その日、即日で辞めることが決定されているのだが、朝食の場で女将さんは書き手の足を見て、何気ない普通の調子で「よく眠れた」と聞いてくる様子に不気味さを覚える。
しかも女将さんの不審な点はそれだけではなく、ニコニコとした笑顔で箸を長い時間止めながら、書き手の顔を見る異様な食事だったらしい。
Bが誰かに連絡を取っているのを見ながら、女将さんを待っているとまるでこうなることを予想していたかのように表情には変化はなく、まるで能面のような顔だったらしい。バイトを辞めること自体、つつがなく話が進んだのだが、これまでの給金なのか茶封筒と、そうして巾着袋を受け取ることになる。
タクシーで帰路につくはずが、Bが突然予定変更して別の場所へ向かうことになる。その道中、軽トラでつけられていることに運転手の指摘により気が付く。
タクシーから降りると軽トラでつけていたのは旅館の旦那さんで「このまま帰ってはいけない」、「あそこ(2階)に行ったな」と告げられる。
Bと旦那、二人の話は何故か通じ合い、Aと書き手は訳の分からない状態だった。
Bはこのままお祓いに行く予定だったらしいのだが、旦那さん曰く「見え始めてから早い。一番危険なのはB」と言われる。
話し合いの結果、その筋の人間に頼んで「影」と思しきものを対処することが決まりタクシーから軽トラへと乗り物が変わる。
荷台に乗せられ猛スピードで向かった場所は普通の一軒家のような場所で、案内された場所でお坊さんが出てきて、Bに対して見えているのか聞いた後、このまま確実に放置すれば死ぬことが判明する。
リゾートバイト(洒落怖) 4へ
2021年11月30日
リゾートバイト(洒落怖) 2
さて、女将さんの行動と二階に何があるのだろうかと疑問を持った一行は、食事を持って二階に行き降りてきた女将さんを見届けた後、問題の場所に上がろうとしていた。
A「何があるんだ?上」
B「知らない。見に行く?」
A「ぶっちゃけ俺、今ちょーびびってるけど?」
B「俺もですけど?」
俺「とりあえず行ってみるべ」
そういって3人で2階に続く玄関のドアの前に行ったんだ。
A「鍵とか閉まってないの?」
というAの心配をよそに、俺がドアノブを回すと、すんなり開いた。
「カチャ」
ドアが数センチ開き、左端にいたBの位置からならかろうじて仲が見えるようになったとき、
B「うっ」
Bが顔を歪めて手で鼻をつまんだ。
A「どした?」
B「なんか臭くない?」
俺とAにはなにもわからなかったんだが、Bは激しく匂いに反応していた。
B「知らない。見に行く?」
A「ぶっちゃけ俺、今ちょーびびってるけど?」
B「俺もですけど?」
俺「とりあえず行ってみるべ」
そういって3人で2階に続く玄関のドアの前に行ったんだ。
A「鍵とか閉まってないの?」
というAの心配をよそに、俺がドアノブを回すと、すんなり開いた。
「カチャ」
ドアが数センチ開き、左端にいたBの位置からならかろうじて仲が見えるようになったとき、
B「うっ」
Bが顔を歪めて手で鼻をつまんだ。
A「どした?」
B「なんか臭くない?」
俺とAにはなにもわからなかったんだが、Bは激しく匂いに反応していた。
問題の臭いはすぐさま消えたのだが、とある違和感に気付く。
それは廊下が異様に狭く、人ひとり通れる程度の狭さで暗いといったものであった。少なくとも宿泊施設の二階には相応しくない場所といえるだろう。
突き当りにはドアがあるのだが、AとBが上がるのを躊躇しているのに対して書き手は好奇心が刺激され眠れなくなるタイプで、たとえ真夜中でも単独で行動してしまうらしく、狭い廊下を進んでいくのであった。
そんでソロソロと階段を上がりだす俺。
階段の中は、外から光が差し込み、薄暗い感じだった。
慎重に一段ずつ階段を昇り始めたが、途中から、
「パキっ…パキっ」
と音がするようになった。
何事かと思い、怖くなって後ろを振り返り、二人を確認する。
二人は音に気づいていないのか、じっとこちらを見て親指をたてる。「異常なし」の意味を込めて。
俺は微かに頷き、再度2階に向き直る。
古い家によくある、床の鳴る現象だと思い込んだ。
階段の中は、外から光が差し込み、薄暗い感じだった。
慎重に一段ずつ階段を昇り始めたが、途中から、
「パキっ…パキっ」
と音がするようになった。
何事かと思い、怖くなって後ろを振り返り、二人を確認する。
二人は音に気づいていないのか、じっとこちらを見て親指をたてる。「異常なし」の意味を込めて。
俺は微かに頷き、再度2階に向き直る。
古い家によくある、床の鳴る現象だと思い込んだ。
書き手は進んでいくうちに、パキパキとした音が激しくなり、何かを踏んでいる触感を自覚するようになる。
ドアのある突き当りに到着すると、Bが最初に述べていた強烈な悪臭が鼻を突く。その臭いは生ごみや下水といったものが入り混じったようなモノで、周囲を見回すと突き当りの踊り場にあったのは大量に積み重ねられた食料であった。
食料の腐敗が悪臭の原因となっていたのだが、あまりにも大量にあり、どうして今まで気づかないのが不思議なほどであった。
そして俺は、半狂乱の中、もうひとつあることを発見してしまう。
2階の突き当りのドアの淵には、べニア板みたいなのが無数の釘で打ち付けられていて、その上から大量のお札が貼られていたんだ。
さらに、打ち付けた釘に、なんか細長いロープが巻き付けられてて、くもの巣みたいになっていた。
2階の突き当りのドアの淵には、べニア板みたいなのが無数の釘で打ち付けられていて、その上から大量のお札が貼られていたんだ。
さらに、打ち付けた釘に、なんか細長いロープが巻き付けられてて、くもの巣みたいになっていた。
お札を見たのは初めての書き手であるが、どう見てもそれはステッカーなどではなく本物のお札であると感想を抱いている。
明らかに何かを封印している部屋で、自分の行動は間違いだったと悟った書き手はさっさとこの場から立ち去ろうとしたときに、背後からガリガリと何かをひっかく音がする。
しかもそれだけではなく、ひゅーひゅーと不規則で不気味な呼吸音が聞こえ、その内に異変は激しくなり、背後やドアから聞こえていた音は突如頭上から聞こえるようになった。
しかも、一瞬だけ視界の片隅に何か動くものが見えたのだが、その正体はAとBであり「早く降りてこい」と催促する声である。
一目散にその場から逃亡した書き手は、AとBと共に安全な場所に移動して何があったのかを問い詰められるが、彼は何も答えることが出来なかった。
しかし、Aの質問である腐敗した食べ物が散乱する場所で「何を食べていたんだ」という質問を受けて、我が身を見返すと腐敗したものを食べていた痕跡がある。
二人の証言によると、突然床に屈みだして一心不乱に食べ始めたとの話であるが、書き手は勿論そのような行動をとった記憶などない。
Aが「何があったのか」を再び尋ね、喋り出すと二人は真剣になって聞いてくれた。
安堵感につ包まれる中、足の裏に違和感を覚え見てみると、そこにあったのは人間の爪であった。
リゾートバイト(洒落怖) 3へ
2021年11月29日
リゾートバイト(洒落怖)
リゾートバイトとは洒落怖に投稿された作品のひとつである。
非常に有名な怪談話であるが、創作である面は非常に否定できない。内容は本人が冒頭で書き込んでいる通り非常に長く、洒落怖の様式美が取り組まれているのが特徴(専門職が現れて事後、解説するなど)。
今回はその内容について記載していく。
【内容】
まず物語の経緯について極省略して記載していくと、
大学の夏休みで三人の仲間を連れ立って旅館のバイトをはじめる。
↓
旅館の雰囲気は田舎特有のものであり、女将さんは非常に人が好さそうな人であった。
↓
寝泊まりする部屋を紹介されるが、何故か二階ではないことを疑問に思いつつも「2階は現在使われていない」との説明を受ける
↓
バイト内容は大変だったものの充実した日を過ごす。友人らとの話の中で「使われていない」と言われていたはずの二階に女将さんが料理を二階に持って行く姿が仲間内で目撃されていた。
↓
二階と女将さんの行動に好奇心を刺激された三人は、こっそり女将さんの後をつけて二階に侵入することになる。
↓
旅館の雰囲気は田舎特有のものであり、女将さんは非常に人が好さそうな人であった。
↓
寝泊まりする部屋を紹介されるが、何故か二階ではないことを疑問に思いつつも「2階は現在使われていない」との説明を受ける
↓
バイト内容は大変だったものの充実した日を過ごす。友人らとの話の中で「使われていない」と言われていたはずの二階に女将さんが料理を二階に持って行く姿が仲間内で目撃されていた。
↓
二階と女将さんの行動に好奇心を刺激された三人は、こっそり女将さんの後をつけて二階に侵入することになる。
といったものである。
リゾートバイト(洒落怖) 2へ
2021年11月26日
実録リトルナイトメア1 W
下種と変を皮切りに、かなりメジャーなリングや千と千尋の神隠しのオマージュを出してくるリトルナイトメア(2ではitの紙の船や黄色い河童など露骨なものもある)だが、その難易度は操作性の難しさから、難易度が若干高まっているように思えなくもない。
特に操作性が難しかったのが、地味に細い橋を渡っていく場面と、シックスの本編で管理人に狭い所で追い詰められら所。そうしてDLC版でレディの小影である仮面を被ったシャドーにライトをあてるところであった。
特にレディシャドーは無限湧きと思わしき場面と、少なくとも図書館などで二度ほど遭遇することから、本当に嫌気が差した。モノなら楽勝だったかもしれないが、レディシャドーの証明をあてるものの、途中で切れたり、敵側が謎の高速移動をするため、本当に一筋縄ではいかない。
しかも、レディシャドーはDLC版にのみ登場しており、主人公の最後を鑑み見れば最悪なもので、クリアした途端に会得するトロフィー「またあとで」が後味の悪さを出している。
ぶっちゃけネタバレするならば、DLC版の主人公はレディによりノームにされてしまうのだが、とある場面でソーセージを手にしたところで終わっている。
シックスも誰も現れていない状況なのに、公式のノームの説明文書にある通り、『友好的な存在は長生きできない』を秒で表した存在である。
シックス側に言い訳があるなら、極限の飢餓の中、最初に目にしたのが「ソーセージ」ではなく「ノーム」であった場合、本能的に捕食してしまったと捉えることができるかもしれないが、2でのモノの手を(どういった理由か不明だが)手を離してしまったのは事実であり、とてもではないが善良とはいえないシックスである。
彼女はリトルナイトメア3で報いを受けるのか、
それとも何らかの「報い」を受けたゆえに暴食の存在になってしまったのか……。
いずれも不明だが、3の販売を公式が仄めかしていること、もしくはファンから3部作で一つの作品と看做す傾向が強いことから、リトルナイトメアに関する何らかの作品が発表されるものだと思われる。
個人的には、考察を永遠に楽しみたいから出してほしくない気持ちと、新たな考察が盛り上がりそうなので、新作発表に関しては半々なのである。
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2021年11月25日
実録リトルナイトメア1 V
登場人物
・シックス
パンも食べる、ネズミの餌も食べる、ソーセージではなく元は人間のノームを食べる。
そして最終的にはラスボスのレディを食らった後、肥えた乗客の生命力(?)を食らい尽くす形でエンドを迎える悪女。
2のラストで謎の裏切りを行った事といい、リトルナイトメアそのものを象徴してやまない存在。
・ノーム
いたるところで謎の声をあげながら逃げ惑う存在。
本編主人公であるシックスと、DLC版のキッドとの明確な態度の差で最初こそ逃げ惑うこそもの、姿を現わした分だけ近隣に存在してくれることがあげられる。理由としてはィっ度は善良であり、シックスは……。
シックス……彼女自体はノームを抱きしめることが出来るのだが、ラストで現れるノームの数に変化があったりする。抱きしめた分だけ現れる。
・管理人
聴覚を失う代わりに、かなり鋭敏な聴覚を手に入れた人物。
漫画版の子供達の関連が考察されているが、今のところ正体は不明である。足が短いなのに対して手が相当長く、2で変貌したシックスの姿から鑑みるに何らかの関係がありそうだが、今のところ不明。
管理人を相手する場合、布のある床を通っていけば順当にクリアできるが、最後に追い詰められた場面は、少し難しい。
・双子シェフ
船内で常に調理を行っているシェフ。
顔面はラスボスであるレディのように「人間の皮袋」らしきものをふたり一緒で被っており、袋の下から顔をかくなどの挙動をみせる。
レディが招いた船に乗り込んだ肥満体の客に常に食事を提供している。
常にニコイチらしくベッドもトイレも一緒である。
・ゲスト
双子のシェフが作ったと思わしき料理を絶え間なく食している存在。
道中、居眠りしているゲストが爆睡している様子を見せるが、単純に食べ過ぎて眠ってしまったのか、それとも料理に何か仕込まれていたのか不明。
シックスの姿を目撃すると、肥満体であるにも関わらず床を這いずったり、必死に手を伸ばしたりして食らい付こうとする。
レディ
「モウ」の支配人であり、ゲストが招かれる中、俯瞰する様子を目の当たりにすることが出来る。
鼻歌(リトナイ2で初登場時シックスがひいていたオルゴールと似たような)を歌っており、
↑画像の椅子付近にある手紙の返信、もしくは受け取ったものらしいものを部屋の片隅に見せているだけではなく、細かく部屋を見ていけばシックスらしき黄色い河童姿の少女と、そうしてどのような関係にあるのか不明だが、三つ編みの少女を見ることが出来る。
実録リトルナイトメア1 Wへ
2021年11月24日
実録リトルナイトメア1 U
今更ながらであるがシックスが主人公となる舞台となる客船及び登場人物について説明しておこうと思う。
胃袋の名を持つ巨大めいた船舶「モウ」に囚われた幼い少女「シックス」
幼いシックスにとって、モウは牢獄であると同時に遊び場でもあります。死の危険が至るところに潜む密室の中でひとり知恵を振り絞って生き、出口を見つけ出すことができるでしょうか
実録リトルナイトメア1 Vへ
2021年11月23日
実録リトルナイトメア1
リトルナイトメアとは、カプコンが権利を有する超絶有名ゲームである。
その内容は考察に考察を重ねた内容になっており全貌を図り知ることが出来ない。7講式が何の明言を行っていないということからあらゆる自由が可能な作品となっている。
今現在の所、1・2が販売されているが、3未定な様子(2021 7月12日現在)。
一部では三部作で一作品との見方がある為、SIRENのように途中頓挫してもらいたいものである。
【内容】
ストーリーをはじめて早々、上記の画像のような不気味な首吊り死体を目の当たりにする。
1の発売当初当然のことながら2は発売されていないので、マップの片隅やDLC版の最後で目の当たりにするノッポ男ことシーマンの正体を知らずに話を進めていくのだが、部隊となる客船(胃袋)となるべき場所で黄色の合羽を着た少女が、パン→鼠の餌→元は人間だったノーム→ラスボスであるレディを、それこそ物理的に食らう場面が存在する。
最終的に黄色い河童姿のシックスは、肥え太った船上内の肥満体の生命エネルギーらしきものを食らい、階段を昇っていくというラストを迎えるのであるが、船内の設定としては「船の飢えはレディの飢え」とあるため、シックスが理想郷ともいえる場所から出てどうするのか、説明がついていない。
ちなみにDLC版のキッド(主人公)は、キッドと冒険の時系列がほぼ同じであり、その証拠として、
↑の画像からほぼ同時期であることがほぼうかがえる。
DLC側ではない、シックス主点からすればキッドの入った箱が『管理人』に引きずられれていく他、レディの手によりノームに姿をかえられたときソーセージを出しながらシックスの手……いや、口により悲惨な目に遭うことになる。
なお、シーマンの存在を示唆すべきものとして、シックスの動向を見守っていたのではないかと思わしき場面があるのだが……
(分かりづらいが画面端にシックスがいる靴エリア)
この視点は誰が見てたものになるのだろうか。
個人的にレディが見ていてたとは何となく考えづらいので、ノームだと思っている。
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2021年11月22日
滝川クリステルの御家騒動(銀魂) 4
全ての式神の力を終結させた清明の力は、非常に強大なものであり、外法に手を出した道満とはいえども叶わないものであった。
呪詛返しなどで劣勢を強いられる道満であるが、外法に手を出した彼は過去の記憶を彷彿とさせていくのである。
その中で幼い頃の記憶として、結野と巳理家が争うキッカケとなった物語を聞かさせられることになる。
「むかーしむかし 京に悪い悪い神様が住んでいました
闇天丸というその鬼神は京の空を
暗い雲に包み雨ばかり降らせて
人々を苦しめて楽しんでいました
しかしこの闇天丸を京に現れた二人の旅人が
不思議な力で封じ込めてしまったのです
京の空は晴れ
皇は彼等兄弟にお礼として
京を護る者の意をこめた「御門」という性を与え家来にしたのでした
御門兄弟はとても仲が良く
二人の前ではどんな怪異もたちどころに逃げ去っていきました
二人は強い絆により
京を長らく護り続けたのです
でも妖でさえに斬れない彼等の絆に
ヒビ入る事件が起きました
御門兄弟の弟は皇の妹君
美しき姫に密かに思いをよせていました
でも皇と御門兄弟では身分が違い過ぎました
弟の恋は決して叶うことのない悲しい恋でした
弟は姫への思いを胸にしまい
遠くから彼女を見守ることしかできなかったのです
そんな折
弟の耳に驚くべき報せが届きました
姫が何者かにさらわれたのです
姫をさらったのは兄でした
そう兄も弟と同じく姫に思いを寄せていたのです
悲しくも兄と姫は互いに想い合う仲となり
地位も名誉も捨てて駆け落ちしたのでした
これに激昂した皇は兄を
姫をさらった盗賊として討伐命令をくだしました
その任に選ばれたのは弟でした
複雑な思いを秘めながら兄の元へ向かう弟
でも幸せそうに暮らす兄と姫
そしてその赤子を見た時彼の心は真っ黒に染まってしまいました」
後は、弟の心が黒く汚れることに我慢がならなかったのか、姫と兄の我が子を見逃し、立派な役職に弟がつくも心が晴れることなく、かつてのあの日のように雨ばかりが続くことになる。
その内に、弟は気が付くことになるのだが雨を降らせているのは、闇天丸に心の隙を許してしまい同じことが繰り返されてしまうのであったが、鬼と化した弟を討ったのはかつて見逃した兄の子であったとのことである。
それ以降、怨嗟の螺旋が結野家と巳理家の間に渦巻いているとの寝物語であるが、そんなドロドロした話を聞かされて眠れるわけもなく、清明の優秀さに語るも道満は父親から非難される。
清明に勝負を幾度となく挑むのであるが全て敗北し、成人間際の年頃になる頃には清明と比較されるという劣等感に見舞われることになる。
清明としては道満と仲違いしたのをどうにかして解決したいのか、クリステルを妻に差し出すも、彼女が意気消沈してから勝手に婚約破棄するという身勝手な行動に出ている。
しかも屈辱はそれだけに終わらず、初世の頃はローリエで難を逃れ(彼女曰く「これなの」)、トイレで紙がなくなった際は再びトイレのドア近くにローリエが置かれるという破目になっている。
闇天丸の囁く復讐心に我が身を委ね、最後の断末魔として道満は「ローリエばっかじゃねえかああああああ!」との叫び声の後、完全に闇天丸が甦ることになるのだが、これまでの道満の異常な強さはこの悪鬼が原因である。
清明が太刀打ちできない闇天丸の強さに、結野家と巳理家が互いが互いに手を結び合う、清明と道満がかつて約束し合った展開が皮肉な形ながらも叶い、最後にケツに木刀をぶち込まれた悪鬼は対峙されることになった。
それから後、いがみ合いながらもある程度和解した清明と道満であるが、オチとしては結野アナが生放送で「てんびん座でもじゃもじゃ頭で死んだ魚の目をした人」がついているとの放送を行っている。
ちなみに銀時はてんびん座で天パであり、死んだ魚の目をしている。
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滝川クリステルの御家騒動(銀魂) 3
第一試合は双方引き分けとなり、第二試合は銀時が直々に出て道満と戦う試合というものになっている。
銀時としては、結野アナのかつての大ファンだった私怨か道満に対して、式神を用いた術式などではなく、いきなり蹴り飛ばすといった真似を行っている。しかも暴挙はそれだけに留まらず、浣腸からの外道丸の持つ金棒で股間をプロレスの必殺技で叩きつけるも、入れ替わりに近い形で、逆に銀時が被害を被ることになる。
非常に簡単な解説をするならば身代わりの術でプロレスの如き必殺技を本人に見舞ったのであるが、尻から血らしきものが垂れており、少なくとも浣腸されるまでの攻撃は喰らっていたと考えるのが妥当である。
なお、本人は痔であることを主張して止まなかった。
道満が尻にオロナリンを塗っている間にトドメを刺せといわんばかりに手下に選手交代をさせる中、本来道満に食らわせるはずだった外道丸の金棒をまともに直撃した銀時は、玉の位置を戻すように叩くように要求するも、何かの手違いで外道丸の放った一撃は両玉が玉座から転がり落ちることになる。
清明のサポートで玉は元の場所に戻るも、すぐさま道満の妨害にあい、熾烈な争いを繰り返すことになる。
弾はどうせ二つあるからとの声明からの提案で、左右に因んだ「佐助」と「祐介」の名が与えられるも、外道丸が玉二つ同時に潰すことで至極どうでもいい争いは止まることになる。
清明はすぐさまリング外に銀時をリング外に呼び出して、治療系能力を持つ式神に回復させるよう瀕死の銀時の様子を見る。
道満と対峙すべくリング上に立つ清明は、江戸中に解き放っていた式神の力を終結させて、ようやく実力を出すのであった。
滝川クリステルの御家騒動(銀魂) 4