2021年11月22日
滝川クリステルの御家騒動(銀魂) 4
全ての式神の力を終結させた清明の力は、非常に強大なものであり、外法に手を出した道満とはいえども叶わないものであった。
呪詛返しなどで劣勢を強いられる道満であるが、外法に手を出した彼は過去の記憶を彷彿とさせていくのである。
その中で幼い頃の記憶として、結野と巳理家が争うキッカケとなった物語を聞かさせられることになる。
「むかーしむかし 京に悪い悪い神様が住んでいました
闇天丸というその鬼神は京の空を
暗い雲に包み雨ばかり降らせて
人々を苦しめて楽しんでいました
しかしこの闇天丸を京に現れた二人の旅人が
不思議な力で封じ込めてしまったのです
京の空は晴れ
皇は彼等兄弟にお礼として
京を護る者の意をこめた「御門」という性を与え家来にしたのでした
御門兄弟はとても仲が良く
二人の前ではどんな怪異もたちどころに逃げ去っていきました
二人は強い絆により
京を長らく護り続けたのです
でも妖でさえに斬れない彼等の絆に
ヒビ入る事件が起きました
御門兄弟の弟は皇の妹君
美しき姫に密かに思いをよせていました
でも皇と御門兄弟では身分が違い過ぎました
弟の恋は決して叶うことのない悲しい恋でした
弟は姫への思いを胸にしまい
遠くから彼女を見守ることしかできなかったのです
そんな折
弟の耳に驚くべき報せが届きました
姫が何者かにさらわれたのです
姫をさらったのは兄でした
そう兄も弟と同じく姫に思いを寄せていたのです
悲しくも兄と姫は互いに想い合う仲となり
地位も名誉も捨てて駆け落ちしたのでした
これに激昂した皇は兄を
姫をさらった盗賊として討伐命令をくだしました
その任に選ばれたのは弟でした
複雑な思いを秘めながら兄の元へ向かう弟
でも幸せそうに暮らす兄と姫
そしてその赤子を見た時彼の心は真っ黒に染まってしまいました」
後は、弟の心が黒く汚れることに我慢がならなかったのか、姫と兄の我が子を見逃し、立派な役職に弟がつくも心が晴れることなく、かつてのあの日のように雨ばかりが続くことになる。
その内に、弟は気が付くことになるのだが雨を降らせているのは、闇天丸に心の隙を許してしまい同じことが繰り返されてしまうのであったが、鬼と化した弟を討ったのはかつて見逃した兄の子であったとのことである。
それ以降、怨嗟の螺旋が結野家と巳理家の間に渦巻いているとの寝物語であるが、そんなドロドロした話を聞かされて眠れるわけもなく、清明の優秀さに語るも道満は父親から非難される。
清明に勝負を幾度となく挑むのであるが全て敗北し、成人間際の年頃になる頃には清明と比較されるという劣等感に見舞われることになる。
清明としては道満と仲違いしたのをどうにかして解決したいのか、クリステルを妻に差し出すも、彼女が意気消沈してから勝手に婚約破棄するという身勝手な行動に出ている。
しかも屈辱はそれだけに終わらず、初世の頃はローリエで難を逃れ(彼女曰く「これなの」)、トイレで紙がなくなった際は再びトイレのドア近くにローリエが置かれるという破目になっている。
闇天丸の囁く復讐心に我が身を委ね、最後の断末魔として道満は「ローリエばっかじゃねえかああああああ!」との叫び声の後、完全に闇天丸が甦ることになるのだが、これまでの道満の異常な強さはこの悪鬼が原因である。
清明が太刀打ちできない闇天丸の強さに、結野家と巳理家が互いが互いに手を結び合う、清明と道満がかつて約束し合った展開が皮肉な形ながらも叶い、最後にケツに木刀をぶち込まれた悪鬼は対峙されることになった。
それから後、いがみ合いながらもある程度和解した清明と道満であるが、オチとしては結野アナが生放送で「てんびん座でもじゃもじゃ頭で死んだ魚の目をした人」がついているとの放送を行っている。
ちなみに銀時はてんびん座で天パであり、死んだ魚の目をしている。
価格:638円 |
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