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2019年07月08日

『卒婚のススメ』(杉山由美子:著、オレンジページ:刊)を読んで

最近、「卒婚」という言葉も、だいぶ認知されてきた
ように思います。
離婚はせず、夫婦別々の人生を歩むというものです。



杉山由美子著作の『卒婚のススメ』を夫婦で読みました。
我が家は卒婚を考えているという訳ではありませんが、
今後の二人の人生、何がベストなのかを考える上で
他人がどういう生き方をされているのか、知って損はないと
いう思いで読みました。

この本では、8組のカップルの卒婚の様子が書かれています。
小説ではなく、ノンフィクションです。
 ・夫と妻それぞれの仕事のために東京と金沢と別れて暮らすカップル
 ・夫山暮らし、妻は東京で仕事を続けるカップル
 ・妻が時々外国にホームステイするカップル
 ・別居結婚から、夫が妻の仕事全面サポートに回ったカップル
 ・専業主婦だった妻が世帯主となって、夫が自由業になったカップル
 ・夫が転職して国際ボランティアと研究に邁進しているカップル
 ・夫の恋愛をへて、ふたたびふたりの関係を取り戻したカップル
 ・事実婚を貫いているカップル
いわゆる結婚のかたちから逸脱しているかもしれないけれど、
それぞれが後半生をよりよく生きるために、自分たちサイズの
結婚スタイルを変えていった人たちの話です。

それって最初から結婚しなければ良いのにと思うカップルもありました。
また、私の世代とは10年以上上の世代の人達です。
バブル絶頂期にバリバリ仕事をされてきた方が多く、
女性も高学歴な人が多かったです。
だから、お互いが自立していたり、生活力があったりして
私の世代とは違うなという感じでした。

嫁さんは、どう思っているか分かりませんが、今は夫婦でどちらかが
亡くなるまで添い遂げたいと思っています。

この本と並行して、内田康夫さん(故人)と奥さんである早坂真紀さんの
共著である『愛と別れ 夫婦短歌』(短歌研究社刊)を読みました。



浅見光彦シリーズで有名な推理作家さんです。
病に倒れ、やむなく休筆され病床生活を送ることになられましたが
亡くなるまでの1年間、夫婦で短歌を読みながら、再び作家活動に
戻ることを願っておられました。

その短歌が、出版されたものです。
夫婦仲が良いことが、短歌の中からも読み取れ、お互いを思い遣って
おられることも感じられます。

卒婚とは対極にある夫婦仲だと思いました。
私は、内田夫妻のようになりたいと感じました。

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