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2020年04月28日

自宅監禁日記(四月廿五日)



 またまた週末がやってきた。寝冷えでもしたのか体調がよくない。起きた瞬間から頭が重く、コーヒーを飲んでも、しばらく寝てもあまりよくならない。首から肩がバリバリにこっている感じがするのでそれが原因かもしれない。逆に体調が悪いからこっているのかもしれないけど。平日なら頑張れば仕事できるレベルだけれど、休日なので休息重視で問題なかろう。こんな駄文が書ける時点で重症ではないのだから。
 今週の月曜日から生産者直売市が解禁されたことで、オロモウツでも旧市街の外れのトルジュニツェでの農産物の販売が再開された。買い物に出かけたうちのの話では、出店している農家の数は以前の半分以下で、混雑しないように通路の片側だけで販売をし、買い物客は一方通行で動くことを求められたらしい。ただ、生産者の振りをした外国から農産物を販売している業者の店実も出されていたようで、そこにはイチゴも並んでいたらしい。

 一方、ホルニー広場で行なわれていた農産物にかぎらない生産者直売市は、会場をフローラの公園に移すことになったという。公園のどの部分を使うのかはわからないが、場所としては広場よりもずっと広いから、多くの人が距離をとって並ぶのには向いていそうである。ただ、問題は開催日で、以前は土曜日の午前中だったのを、毎週の最後の平日の午後に変更したらしい。つまり、普通の週は金曜日で、来週と再来週は金曜日が祝日なので、木曜日の午後に行われることになる。
 これには、仕事をしている人間が行けないじゃないかと反発の声が上がっている。買う側としては平日の午後よりも休日の午前のほうがありがたいのだろうけど、売る側はどうなんだろうか。この決定をした担当者としては、市に集まる人が増えすぎて、感染が再度広まることを恐れたのかもしれない。ちなみに、今日25日は、オロモウツ地方で治療が終わった人の数が感染者の半分を越えて、治療中の人の数を上回った最初の日になった。この流れは止めたくはないだろうなあ。

 買い物の顛末について書くのを忘れていた。荷物が届いたのは木曜日の午前中のことで、普通に手渡ししてくれた。ニュースで接触を避けるために荷物を家の前に置く配達のしかたを始めた業者があると言っていたので、ちょっと期待していたのだけど。マスクはしていたけど手袋まではしていなかったかな。
 届いたのは夏物のズボンが二本に、セーター扱いになっていたポロシャツ。ポロシャツはサイズは悩むことなくSを選んだが、ズボンはちょっと悩んだ。去年ズボンを買ったときには、48というサイズのものを選んだ。それは昔買ったOPプロスチェヨフのズボンが48だったからなのだが、ウエストのサイズはともかく、足が短いので数センチ短くしてもらう必要があった。

 サイズ48だと冬の下着を重ねているときには、あまり問題ないのだけど、薄着になるとベルトで締め上げる必要が出てくる。夏ばてでやせてしまうのも原因かもしれないのだけど、今回は夏物だから、悩んだ挙句に46を選んだ。サイズが一つ下なら短くする必要もないかもしれない。その期待は裏切られ、去年買った48のズボンよりも長そうである。それどころか二本のズボンそれぞれ長さが違うのである。うーん。長いほうは裾を折り返して履けってことかね。
 試しに裾を折り返して履いてみたら、どちらもまあ悪くはない。履き心地も非常によくて今年の夏は去年よりは快適に過ごせそうだと喜んだのはいいのだが、問題が一つ。チェコ製ではなかったのだ。どちらもポルトガルで作られた製品だった。スロバキア製と書かれていない製品はチェコ製だと思っていたのだが、違うようだ。ポルトガル製だということがわかっていたら買わなかったなんてことを言うつもりはないのだが、なんだか裏切られた気分である。ネット上に全部生産国を表示してくれていれば、こんな期待はずれの気持ちは感じずに済むのに。どれだけの人がチェコで作られていることを重視して商品を選んでいるかは知らないけどさ。

 念のためにポロシャツも確認したら、こちらはトルコ製だった。これまであれこれ購入して、チェコ製だったのって、ズボンが一本とワイシャツが一枚だけである。他のチェコブランドもチェコで生産しているかどうかは怪しいからなあ。まあ、このズボンの購入で必要なものはほぼそろったので、しばらくは買い物しなくても済みそうなのが救いである。

 ちなみにこちらのサイズ表記を簡単にまとめておくと、ズボンの場合には2系統あって、ジーンズのような形の5ポケットのズボンは、下は30ぐらいから始まる数字で表される。31/32のように二つ数字が書かれていて、前がウエストのサイズで後が足の長さということになる。自分のサイズとしてはウエストは31が一番いいようなのだが、大抵の店では32からしか置いていないのが問題である。32でも冬場はあんまり問題なんだけどね。長さについては語るまい。
 スーツのズボンのようなタイプのズボンは、普通のサイズは下が44ぐらいから始まるのかな。店で見かけるのは46からということが多いけど、店によっては50からなんてところもある。この数字が半分になると、ウエストはそのままで長さが短くなり、倍になると長さが長くなる。ウエストも微妙に変わるかもしれないけど。OPプロスチェヨフの店では23なんてのを買ったこともあるのだけど、最近は半分のサイズはあまり見かけなくなった。倍のほうはよく見かけるから、チェコ人って足が長いんだろうなあ。
 二つを比べると、32と48が同じぐらいの大きさのようである。アルファベット表示も加えると、これがMに近いのかな。夏物の短パンはMだとちょっとウエストが大きすぎるんだよねえ。いずれにしても、小さいサイズは手に入りにくいのがチェコなので、大きめのものを着ていることが多い。もう少し太ると楽になるのかもしれないけど、太るのもなかなか大変なのである。
2020年4月26日14時。







https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19
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posted by olomoučan at 06:57| Comment(0) | TrackBack(0) | チェコ
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チェコとスロヴァキアを知るための56章第2版 [ 薩摩秀登 ]



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