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2020年04月05日

自宅監禁日記(四月二日)



 さて、この似非日記いつまで続けたものか。最初はすぐにやめるつもりだったのだが、外出禁止を食らった現状では、ほかのことについて考える気にもなれず、三月の晦というきりのいい日を越えて、四月まで続けてしまった。こういうのは非常事態宣言と同じで、一度始めてしまうとなかなか撤回できないものなのだろう。こうなったら非常事態宣言が撤回されるまで、この題名で羊頭狗肉な日記もどきの戯言を書き続けてやろうかとも思う。
 今日もまた一日自宅仕事で、午後からビデオ会議が入っている。午前中能率が上がらないとぶーぶー言いながらいくつか書類を処理して昼食。毎日移動することなく同じ場所で同じようなことを繰り返す日々が続く。午後からオンラインで話をした知人は、二週間ぶりに外に出たと言っていた。何をしにと聞いたら、突然チョコレートがどうしても食べたくなって、チョコレートを買うためにだけ買い物に出たのだという。

 昼食時にテレビをつけて、フランスの刑事ドラマの再放送を見ていたのだが、ヨーロッパの人って、日本人の感覚からすると過剰に身体的な接触をするのが気になった。日本人同士なら恋人同士でもない限り、身体的な接触は握手でお仕舞いである。握手すらしない人だって多い。それを無視して相手に触れたがる人は、変人扱いされても不思議はない。
 今までは特に気にしたこともなかったけど、コロナウイルス関連で、他人と会うときには相手との距離を2メートル以上とれなんてことが命令として出されるような状況で見ると、違ったものが見えてくる。こんな習慣もまた、今回の件に限らず、欧米で感染症が流行しやすく、流行が大きなものになりやすい原因なのだろう。多くの日本人にとっては、当然と言うか、習慣になっている外出から戻った後の手洗いとうがいも、している人なんてほとんど見かけなかったし。花粉症対策のマスクもそうだけど、日本人は、普段から感染症対策をしながら生活しているようなものなのである。

 それに対して、対策が全くできていないようなのが、マスコミと政治家で、感染症の危険を煽っている連中が政治家の記者会見に押しかけて、いつも通りに場所の奪い合いで押し合い、へし合いしていたのには、こんな連中に自粛しないことを批判されても、お前が言うなとしか思えない。ニュースやワイドショーなんかのテレビ番組でもスタジオの様子が変わったという話は聞かないから、今でもマスクもしないで、すぐ近くに座って唾を飛ばしながら論戦しているのだろう。
 その場にいる人は誰も感染していないという確信があるからそうしているのだろうか。しかし、今の日本は誰がどこで感染するかわからない状況になっているなどと言って不安をあおり、検査ができないことを批判しているのはお前らじゃないのか。それなら誰が感染していたとしても、他の人の感染させないような対策をとった上で、記者会見に臨んだり番組の撮影をするべきであろう。それをしないで、他者の批判ばかりしているからゴミ以下だと言われるのである。

 チェコは政府が外出する場合、公共の場に出る場合にはマスクの着用を義務づけたからという理由はあるけれども、ニュースでも討論番組でも命令が出て以降に制作された番組では、アナウンサーだけでなく、インタビューを受ける政治家も含めて出演者はみなマスクをしている。テレビ局のアナウンサーはともかく、政治家や一般の人が出てくると聞きにくくて仕方がないからチェコ語がおぼつかない人間としてはできればやめてほしいのだけどね。
 日本でも聞きにくくなるという理由でマスクの使用をしていないのかもしれないが、政治家の記者会見なんて事前に原稿ができていて配布されているのだから、特に聞き取れる必要はないし、質疑応答にしても事前に台本ができていたり、無意味なくだらない質問だったりすることも多いし、テレビ番組にいたってはアナウンサー以外は発音が悪くて何いっているかわからないから字幕が濫用されるのが日本のテレビなんだから、マスクつけて聞き取りにくくなったとしても大差はない。本当にコロナウイルスが危険だというならそれぐらいのことはしてほしいものだ。

 さらにチェコテレビでは、政治家や関係者のインタビューを屋外で行なうようになり、マイクもマイクスタンドの先につけてレポーターが離れたところから差し出すという形になっている。最初に見たときにはそこまでするかと思ったのだが、こういう政治家やマスコミの連中が対策をとった上で記者会見をしたり報道をしている様子を見せられると、コロナウイルスの危険性に懐疑を抱いている人間でも、警戒感を高めるというものである。
 政治家もマスコミも平生どおりにしている日本で、当事者意識がないとか、危機感がなさるぎると批判したところで、天に唾するようなものである。本当の意味で当事者意識も危機感も持っていないのは政治家とマスコミ、それに寄生する連中なのだから。高齢者ではなく持病も抱えていない人にとっては、今回の感染症がインフルエンザと大差ないというのも、一面の真実ではあるのだしさ。

 繰り返しになるが、チェコで行なわれていることを、日本でもやれと主張するつもりは毛頭ない。何が正しくて何が間違ってるなんてことは、流行が終わって、結果の分析が済んで初めて言えることである。個人的には、日本には世界中からの同調圧力を撥ね退けて、高齢者に対する対策を徹底した上で、学校やスポーツイベントを再開して、一刻も早く普段の生活を取り戻すような政策を取ってほしいと考えてはいるけど。
 今更非常事態宣言を出して封じ込め政策に転じたところで、短期的に流行を終わらせることは難しそうなんだから、逆に行くしかなかろ。どっちに行ってもトータルの死者の数はあんまり変わらんだろうし。病気で死ぬか、経済で死ぬかの違いがあるだけで、死のうは一定ってなもんさ。自分が病気で死にたくないからってギャーギャー喚くのは醜態というもんである。
2020年4月3日8時。





https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19
https://www.krajpomaha.cz/




posted by olomoučan at 06:56| Comment(0) | TrackBack(0) | チェコ
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マサリクとチェコの精神 [ 石川達夫 ]





















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