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2020年04月22日
自宅監禁日記(四月十九日)
当初の予定では今週末はプラハに行く予定だったのだが、非常事態宣言でイベントの実施が禁止されたため、こちらの予定も中止、もしくは延期ということになり。プラハ行きは中止になった。普段どおりの生活をしていたら、プラハ行きの中止は歓迎だっただろうけど、現在の引きこもり生活を考えると、プラハ行きがこの生活の閉塞感を少しは解消してくれたかもしれないと思わなくもない。その代わりに明日は久しぶりに職場に出て、寄り道しながら歩くことで体を動かすことにしよう。
今日は午前中に買い物に出た。目的地はテスコよりも近いところにあるビラである。一番近いのは歩いて5分もかからないところにあるリードルだけど、ここには我々がほしいものがないので、一番近いのがビラということになる。距離で言うとシャントフカの中のアルベルトも同じぐらいかもしれないが、あっちは駐車する場所を探すのが大変なので、週末の買い物には向かない。
午前8時から10時までは高齢者用の時間帯なので、9時45分を過ぎてから部屋を出たのだが、到着したのは、10時2、3分前だった。入場規制をしているかと思ったらそんなこともなく、すでに高齢者とはいえなさそうな人がたくさん入店していて、この時間規制がぎちぎちに守られているわけではないことを示していた。客の数自体も前回出かけたテスコよりもかなり多く、外出規制が始まる前の人出と同じぐらいのような印象を受けた。
細かく観察したわけではないが、手作りのマスクではなく市販のマスクをしている人の割合が増えているような印象で、マスクの一般への流通がある程度戻りつつあるようである。ただし、本来マスクを作っていなかった会社が、緊急事態への対策として製作して販売しているものだという可能性もあるし、手作りの質が上がって遠目からだと市販のものと大差なくなっている可能性もなくはない。
買い物と言えば、去年の夏に買おうと思っていながら買い損ねた夏物の長ズボンを今年こそ買おうと思って、この一年ほどの間に二、三回買い物をしたピエトロ・フィリッピのネットショップを確認したら、一度姿を消していた商品が復活していて、その中に麻と綿の混紡のものが何本かあった。ここのネットショップ、非常事態宣言で店舗の閉鎖が決まってから、いろいろなキャンペーンで割引販売をしているのだけど、頻繁すぎて買うタイミングがつかめない。
イースターの前には、全商品、割引販売中のものも含めて、20パーセントオフというセールをやっていて、配達の日がいつになるか考えて注文するタイミングを計っていたら、それが消えて、新作だけ30時間に限り30パーセントオフに変わっていた。買おうと思っていたのは型落ちの製品で50パーセントオフだから、この割引は適用されない。それでもいいかと思っていたら、別の25パーセント引きのセールが始まって、買おうと思っていたのは新しく追加された60割引のコーナーに入っていた。
各地のショッピングセンターに入っている店舗が閉鎖されて落ちた売り上げを少しでもネットショップで取り返そうと言うのだろうが、これだけ頻繁に、手を変え品を変えの割引をしたり、割引率は変えずに名称だけ付け替えたりなんてことをしていると、買う側も踏ん切りがつかなくなってしまう。去年の夏も、別の理由で踏ん切りがつかなくて買いそびれたので、今年は買ってしまうぞ。ということで、買ってしまった。
二日以内に発送となっているから水曜日ぐらいには届くかな。この手の荷物は午前中に届くことが多いから、午前から午後の早い時間にかけては特に予定の入らない水曜は理想的である。そんなことを考えてタイミングを計っていると割引のシステムが変わって、これまで何度か注文しそこなったのだった。
去年は5月6月に暑い日が多く、麻の混紡のズボンは一本しかなく、それを毎日、毎週は区分けにも行かなかったから、汗で足に張り付くズボンが不快だった。さすがに仕事に半ズボンで行くわけにも行かなかったしさ。今年はこれで少しは楽になるはずだ。って在宅勤務が続いて外に出られなかったら、無駄な投資ということになるのか。いやいや、来年以降しばらくは、ズボンのことを考えなくてもいいと思ったら、買う甲斐は大いにあるのである。
2020年4月19日23時。
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