新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2017年01月07日
敗北宣言及び再開宣言(正月四日)
雨にも負けず、雪にもまけず、冬の寒さにも、夏の暑さにも、チェコの夏は、特に今年の夏の暑さは大したことなかったけど、とにかく夏の暑さにも負けずに続けてきたブログの連日更新、いや、そうではなくて、毎日文章を書き続けるプロジェクトが、風邪に負けてしまった。
十二月に入ったぐらいから体調は悪化していたのだが、基本的に疲れているだけだったから、クリスマス休暇で元に戻せるだろうと思っていた。それが、どこかで風邪をもらってきたらしく、体調は悪化の一途をたどった。それでもクリスマス進行は乗り越えたのだが、パソコンのモニターを見ているだけでも頭痛に襲われるようになって、白旗を揚げてしまった。紙の本や、ソニーのリーダーで読む分には、それが理由で頭痛が起こるなんてことはなかったのだが、テレビを見たり、パソコンのモニターをにらんでいるだけで頭痛がして何も考えられない状態にまでなってしまったのだ。
その結果、一年三百六十五日のうち、三日分、たったの三日分を残して、一年連続を逃してしまったのだ。去年はうるう年だったのかな。そしたら三百六十三日も書きつづけたのに……。大幅に自己記録更新ではあるので、かなりの達成感はないわけではない。とくにブログ上では、大晦日に更新して停滞してしまっているからさ。でも、悔しい。悔しいので、仕切り直しをして、また今日から、これが何日の記事になるかは未定だけれども、書き続けていこうと思う。
ただ、風邪の症状が、頭痛から咳、喉の痛みに移ったというだけで、完治したわけではないので、集中力の欠如は著しく、文章の質も量も、生産速度も全く上がらない。その上、書き始める前は、このテーマで、A4一枚ぐらい余裕で書けるだけの構想めいたものがあったはずなのに、気がついたら何を書くつもりだったのかさえはっきりしなくなっている。
このまま書き連ねても、読むに堪えない文章が続くだけだろうから、昨年と同じく、正月のチェコ時間で六日深夜から更新を再開すると宣言して終わることにしよう。昨年は、正月ではなく、一月という表記を使ってしまったのだが、やはり古記録読みとては、正月を使うべきであろう。ということで、正月四日付けの記事であった。
1月5日23時。
正月一日以来更新が停滞しているのであるが、その間の閲覧数は減っていない。減っていないどころか十二月の一日平均70を越えて80ぐらいにまで達している。なんだか納得が行かない気がする。三日連続三桁とかありえんて。知人のブログで、海外に行ったりしたときの記事を書いてもアクセスが増えないのに、突然増えることがあって困惑してしまうなんてことが書かれていたが、その気持ちが少し分かる気がする。毎日更新しても関係ないの? とまれ、知人のブログの突然増えた日は、一日でこちらの一月分を超えていたから、比べるのは申し訳ないのだけど。1月6日追記。
2016年12月29日
クリスマス進行(十二月廿六日)
かつて仕事をしていた出版業界には、年に三回通常よりも仕事の締め切りが早まる悪夢のような時期があった。ゴールデンウィーク前、お盆前、そして年末である。仕事をしていたのは雑誌でも、定期的に本を出すような部署でもなかったので、直接の被害は受けなかったけれども、話にはいろいろ聞いている。一番の被害者は編集者ではなく原稿を書く人かな。
うち部署では、刊行時期が近づけば、ゴールデンウイークもお盆も関係なく、休日出勤の山だったけれども、世間様のお休みに合わせるために、本来休み中に出るはずのものを休み前に出すために、残業してまで間に合わせる必要がなかったのは幸いだった。
とまれ、このブログも年末進行である。クリスマス、チェコ語のバーノツェの時期に、オロモウツを離れてうちのの実家に出かけるので、今までのように定期的な更新ができなくなる可能性が高い。今年の一月の六日(ブログ上は七日かも)から、せっかくここまで一日も欠かさず投稿をしてきたのである。せめて一周年記念日までは、連日投稿を崩したくないじゃないか。
ということで、予約投稿を利用することにした。本来の締め切りよりも早めに原稿を仕上げる必要があるので、クリスマス進行と呼ぶことにする。だから、ここ数日分の記事末の初稿が上がった時間はフィクションである。形式上当日の深夜に書き上げたことにしてある。雑誌や書籍の公式の発行年月日みたいなものである。
ここしばらく。ビール醸造所の話が延々と続くのも、とりあえずまとめて書いて、適当な長さに切り分けて投稿するためである。始めた以上は途中でやめられないと言うのもなくはないのだけど。最後のほうはねたが尽きてしまった上に、ホームページ上に情報が少ない醸造所が多くてめげそうになったけど。後悔しているのは、一回分をもう少し減らしておけばよかったということで、六回分ではなくて、七回分に分けておけば、もう少し楽になったのに。
消えたビールの話も、もう少し膨らませて二回分にしようかとも思ったのだけど、クリスマス進行で押せ押せで書いているので、膨らませるための時間が足りなかった。クトナー・ホラのビールの話も、あるんだけど、一本にするには短すぎ、「消えたビール」に付け加えるには長すぎた。帯に短したすきに長しというところである。もう一つ二つ、消えたビールを思い出したら、そのうちその2を書くことにする。
予約投稿をするに当たって、問題は何日分先行して投稿しておけばいいかがはっきりしないことである。最長でも一週間分ぐらいあれば何とかなるだろうと考えて、記事上の日付と、投稿日には二日の差があることを考え合わせると、最低でも五日から六日分ぐらいは、日付より進行して書き上げて、出発前に投稿しておきたいところである。
十月にコンピューターがいかれてから停滞していた『小右記』の記事のまとめも再開し、同時進行でやるべきこともほっぽり出して、ひたすらでもないけど、書き続けた。一日に書く量が増えると、誤字誤植もふえ、さらに内容も薄っぺらになっていくような気がするが、背に腹は変えられない。クリスマス進行に入る前に、ファンブログで自前の写真を使ってブログを冬景色にする方法を研究して、もう少しでできそうなところまで来ていたのも、後回しである。すべてに一年連続連日投稿が優先するのである。
出発の前何日かインターネットが不安定になったのには困った。何とか夜中の使える時間帯を見計らって投稿だけはしてきたけど、今日(いつ本稿を書いているかは秘密である)は、朝から全く使えず、おまけにテレビも映らず、暖房も切れるなど最悪の状況だった。今夜は、本稿が書きあがったら、機を見て折を見て連続投稿の予定である。
これからしばらくは、ファンブログの自分のページにもログインできないので、あれこれ数字を確認することもできなくなる。予約投稿するこの記事が、閲覧可能になるころ、今月の閲覧数はどのぐらいになるのだろうか。今のところは2000越えそうなのだけど、まあ蓋をあけてのお楽しみということにしておこう。
出発前日に書いている本稿が、予約投稿の最後の記事になるのは、これでクリスマス信仰はおしまいであることを告げるためである。オロモウツに不在の間も記事は書く予定だから、しばらくは日付に偽りありが続くかもしれないけど。
12月26日23時。
2016年12月09日
久しぶりにブログのことなど(十二月六日)
八月にアクセスが増えて、そのうちに、一月千を超えるかなと言っていたのも、今は昔、その後も順調に増えて、十一月は千六百を超えていた。そのうち、二千を越えてしまうのか。何だか気の遠くなる数字である。そのうちの何件が、この文字だらけで、しかも誤字誤植を滅多に訂正しないブログの記事を読んでくれているのかはわからないけど、自分が書いたものがこれだけたくさんの人に読まれたかもしれないというのは、なくはないか。でも、相手の要望に合わせてではなく、好き勝手に書き散らしたものとすれば、確実に初めてのことである。
使用していたノートパソコンが壊れて、最新のデータが手元になくなっていたもう一つのブログのほうは、修理が終わってデータが手元に戻った後も、放置気味だけど、こっちは確実に毎日、ときどき、特に酒を飲んだ次の日なんかに、自転車操業で投稿直前まで前々日の日付の分を書いていることもあるけど、何かしら、少しでも書き続けられているのは、ブログを始めて、見に来てくれる人がいるおかげである。
始めたときには、最低一年の継続を心に誓ったものの、気の遠くなるような長さに、続けられないだろうと思っていたのだが、気が付けばすでに十一月も終わり、残すところは一月しかない。記事数もいつの間にか300を超えているし、これはもうこのまま突き進むしかあるまい。内容のなさは、記事の数と長さで挽回はできないだろうけど、そもそも自分のために始めたのだから、自分が満足していれば、不満な点は多々あるけれども、おおむね満足しているから、それでいいのだ。
九月から始めた忍者のほうは、チェックもせずに放置してあることが多い。たまにチェックしにいくと、ついどこからアクセスをしているのかというのを見てしまう。日本人が日本語で書いている字だらけの文章だから、日本が一番多いのも、チェコでチェコのことについての記事が多いからチェコが二番目なのも当然であるが、ときどき、インドやフィリピンなどという、どうしてこんなブログにたどり着いたのだろうと思ってしまうところからのアクセスもある。もちろん、インドやフィリピンにいる日本の人なのだろうけど。
またチェコ国内でも、オロモウツ周辺が多いのは、自分とあいつだなあとか、南モラビアからのは普段はオロモウツにいるあいつが帰省中に見たのかななどと、あれこれ想像してしまう。プラハからのアクセスもけっこうあるけど、プラハに住んでいる人に教えたのは、最近一人に教えたばかりだから、これは日本人人口が多いからだと考えておこう。
日本国内では県別の数字が出ていて、東京が多いのは人口が多いから、いや最初にこのブログの存在を教えた人が東京の人だからだろうか。総数がそれほど多くないので、全国制覇とはいかず、太平洋側の県に履歴が残っている県が多いような印象を受ける。出身地の九州からのアクセスが、福岡以外は全くないというのが、このブログの傾向を物語っているのだろう。九州の話なんてほとんど出てこないしさ。
それはともかく、地図を見ていると無駄に時間がたってしまうので、忍者にはあまり触らないようにしているという面もあるのである。以前検討した、なんたらランキングに登録してみるというのは、現時点では実行していない。本当にネタがなくなったらやってみようと思うのだが、とりあえずは、なんだかんだで書くことが残っているので、保留、いや先送りである。ただ、登録して、登録したけど変化なかったという文章を書いた後に変化が訪れるような気がするから、やっぱりやめようかな。
ネタ用として参加することにしたのは、ファンブログでやっているブログコンテストみたいなものだ。詳細はよくわからないのだけど、登録しておけば、運営のほうで審査の対象にして優秀なものを表彰するらしい。こういうのは枯れ木も山の賑わいで参加者数は多いほうがいいだろうし、手続きも本当に簡単だったから、登録してしまった。結果が出てきたら何か書くネタになるかもしれないし、結果が出るころにはネタに詰まっているかもしれないしね。
以前、ブログのデザインを夏のものから、秋のものに変えたとき、寒くなったら冬のものに変えようと思っていたのだけど、気がひかれる冬っぽいデザインがなくて変えかねている。他のファンブログのブログの中には、デザイン一覧にないデザインを使っている人がいるので、頑張れば冬のデザインを作れるのかもしれないが、そのための時間と労力、そして自分の技量を考えるとあきらめるしかない。
今後は年末進行で、書けない、というより投稿できない日が出てきて、事前に予約投稿をするか、事後にまとめて投稿するという日が出てくるかもしれない。年末進行という言葉の本来の意味から考えると、事前に大量に書いて予約投稿するべきなのか。ということで、文章の末尾の日時がフィクションの場合も出てくるであろう。いや、ちょっとはすでにあるんだけど、それは夜の12時過ぎたのを、ちょっと針を戻した時間にしているだけだから、許容範囲だということにしておく。
12月6日22時。
2016年09月17日
忍者に挑戦(九月十四日)
忍者に挑戦と言っても、忍者の真似をしてみたとか、忍術の修行の体験コースに参加したとかいうことではない。チェコに来てすぐのころ、片言の日本語を話すチェコ人に、いやチェコ人ではなかったのかな、いきなり「○○先生を知っていますか」と聞かれて困惑したことがある。詳しく聞いてみたら、自分が子供の頃から通って修行をしている忍術の道場の属する宗派の一番上に存在する人物だという。そんなの知るわけねえだろうがとは言えなかったけど、あれ以来、忍者とか忍術とかいうものを持ち出すチェコ人を敬遠するようになった。だから、ブログを始めることを考えたときに、候補の一つだった忍者ブログを選ばなかったのは、この一件のせいだったのかもしれない。
さて、以前から気になっていたのが、ファンブログの管理ページで表示されるPVの数と、ブログ上に設置したカウンターに表示される数が、一致しないことだ。以前は総数がそれをほど多くなかったから、差もそれほど大きくなく、誤差と言えば言えなくもないような差だったのだけど、数が増えてきた最近は、カウンターは一ケタなのに、管理ページでは50を超えるなんて日もあって、その差が出る理由が、仕事が忙しい時期になると、知りたくてたまらなくなった。暇なときはどうでもいいと思っていたのだけど。
それで、ファンブログには、グーグルアナライズとかいうもののコードを張り付けると、そのまま使えるという機能がついているので、まずグーグルアナライズとかいうものがどんなものなのか確認してみたら、どうも事前に登録の必要があるらしい。正直、グーグルにはいいイメージを持っていないので、アマゾンもだけど、日本の出版書店業界には、軟弱に迎合しないで、断固戦ってほしいものである。ソニーのリーダーも……。ということで、グーグルには絶対に登録したくない。
そんなときに思い出したのが、忍者ブログの周辺に忍者ツールズといういろいろな機能が使えるサービスがあることだった。忍者とグーグルに対する忌避感を比べれば、当然忍者を選ぶことになる。早速登録して、忍者アナライズというものを使ってみた。ファンブログの管理ページで、PC版のブログだけでなく、スマホ版、携帯版のデザインページにもコードを貼ってみた。アナライズでは携帯からのアクセスは解析できないと書いてあったけど、物は試しということでね。
しかし、そこに現れる数値とブログ管理ページで把握できる数字に大きな違いがあるという点では、それまで使っていたカウンターと変化がなかった。では、ということで、カウンターを忍者カウンターに変更。こっちもあんまり大差はなかったが、不思議なのはカウンターとアナライズでも数字が違うことがあることだった。
うーん、これはアナライズでは対応していない携帯からのアクセスがあるのかと、今度は携帯もチェックできるという忍者解析を使ってみる。設置してから半月近く、データなしの状態が続いている。まあ、こんな文字だらけで、一文が長く、一段落も長い文章を携帯の画面で読むのは苦痛以外の何物でもないだろうから、携帯からアクセスする人がいるというのは、そもそも信じがたいことではあったのだけど。
スマホからのアクセスだけがわからないかと、忍者アドマックスとかいうので、スマホ用の広告を作ってみた。これも数字は出るけど、カウンターの数字と、管理ページの数字の差を埋めるようなものではなかったし、いろいろ試していたらアナライズで、OSがアンドロイドなんてのが表示されていたから、スマホからのアクセスも把握できているようだ。
じゃあ、あの差は何なんだろうか。管理ページのアクセスのOSやブラウザの情報で不明となっている分が、差なのではないだろうかと思いついたのは、つい先日のことだ。そして同僚が、シークレットモードというやつでブラウザを起動していたのを思い出したとき、答えが見えたような気がした。
自宅のPCからの閲覧は管理者IP除外の対象になるので、職場のPCからシークレットモードでアクセスして、ブログ上で検索をかけるなどの特徴のある行動をして自宅のPCから確認したところ、シークレットモードでの閲覧は、ブログの管理ページには反映されていたが、忍者関係のデータには全く反映されていなかった。後で気づいたのだが、シークレットモードで閲覧した場合、そもそもカウンターが表示されていなかった。
つまり、カウンターと管理ページの閲覧者の数の差は、シークレットモードで閲覧した人の数であるということがわかったのである。ということは、忍者ツールズであれこれ挑戦してみたことは、ほとんど無駄だったということになってしまう。多少、インターネットというものの理解が進んだと思えば、いいのかな。
このブログ、読んでいることが人に知られたら困るような記事は書いたつもりはなく、どうしてシークレットモードでと疑問だったのだが、忍者アナライズで、閲覧者が何回目の訪問なのかとか、日本の何県からのアクセスなのかとか、個々のページをどのぐらい開いていたのかとか、思いがけないほどの情報が手に入るのを見て、活用しようともできるとも思わないけど、こういうデータを残したくない人はいるだろうと思った。自分ではどの記事を読んだかわからなくなるので、特に使用する気にはなれないけれども。
結局、大山鳴動して鼠一匹にもならないような結末になってしまった。忍者関係はとりあえず現状で放置して、また忙しくなっていろいろやりたくなったら、次を試してみることにする。
9月15日18時。
2016年09月05日
ブログ異変(九月二日)
八月に入って、ブログへのアクセスが急増した。急増とは言っても、今までせいぜい一日平均10から15だったアクセスが、一気に25ぐらいになっただけだが。確かに一月が一番少なく、記事が増えると共に少しずつアクセス数は増えてはいた。それでも七月までは、474という数字が月間最高の値だったのに、一気に、倍は行かなかったが。300も増えて、790になった。これはもう、月間四桁1000が見えてくる数字である。よそ様のブログに較べれば微々たる数字なんだろうけど、こっそりひっそり文字だけで地味に続けている割には、なかなか数が増えていると思う。
日別で見ても、67、71、78、64と、当ブログ的には膨大な数である50を超えた日が四日もあったのである。これまでは50を超える日なんて月に一度あるかないかぐらいだったのに。おかげで用もないのに、ログインして数が増えていないか確認してしまう回数も増えてしまった。これが数字の魔力という奴か。
昔は二桁行っただけで、ちょっとビビッていたのだけど、八月は二桁行かなかった日が五日しかなかった。最低が3というのは七月と同じだけど、その日以外は少なくても7という四捨五入すれば二桁の数字である。一体全体何が起こったのだろう。ちょっと大げさかな。
もう一つの大きな変化は、トップページへのアクセスの割合が、21パーセントにまで下がったこと。多い月には45パーセント以上がトップページで、七月でも30パーセントを超えていたのだけど。トップページを開けば、最新の記事が10本表示されるようになるから、特に個々のページに行かなくてもまとめて読める。それと、ファンブログのページからトップページに来て、文字の多さにそのまま戻っていく人が多いのとで、トップページのアクセスの割合が高いのだと思っていた。でもよく考えたらファンブログの新着記事からだと、直接最新の記事に行くのだった。
それが、個々のページへのアクセスが増えて、ページよっては10を超えたのもある。ヤフーやグーグルなんかの検索から、直接個々のページを見に来る人が増えたということなのかな。このトップページの割合が減るという傾向は九月に入ってからも顕著で、九月二日(日本時間では既に三日)現在で、月間60のうちの3だけがトップページへのアクセスである。このまま続くことはないと思うが、少しびっくりしてしまった。
キーワードに関しては、表示されないキーワードがあることに気づいた。つまり検索してこのブログにたどり着いたのだけど、その検索に使用した文字列がこちらでは判別できないのか、表示されない例が多いようなのだ。八月は表示されている文字列のアクセス数を合計しても12にしかならないのに総計は30になっている。つまり18はどんな言葉で検索されたのかわからないのだ。
そこで、リンク元を確認すると、「ブックマーク(リンク元なし)」が圧倒的なのは、いつもどおりなのだけど、その下に並ぶファンブログ関係のアドレスの中に、ときどきグーグルやヤフー、ビングという検索ページと関係ありそうなアドレスがいくつかあることに気づいた。それをクリックしたらどうなるのか確認してみた。http://search.yahoo.co.jp/ や、https://www.bing.com/、http://www.google.com/は、何で検索したか出てこないのだが、前後にあれこれ文字列のあるアドレスをクリックすると、ヤフーとビングでは検索の結果が表示される。表示されたページに本ブログの記事が出ていることもあれば、出ていないこともあるのだけど、それは時間の経過で検索の結果が変動したと考えておくのがいいのかな。それに対して、グーグルのアドレスの場合には、直接本ブログの記事に飛ぶので、検索に使われた言葉を知ることはできない。ちょっと残念。
あれこれ試した結果、どうもチェコのビザ取りで問題があって、「チェコのビザ申請を巡る問題」というこのブログにしてはまともな記事にたどり着く方が多かったようだ。多少なりとも役に立てていればいいのだけど。この件に関しては最近また新しい話が聞こえてきているので、情報の収集ができたら改めて記事にまとめる予定である。
検索結果でびびったのが、ヤフーを使って、ゲネティフで検索したページには、四つしか結果が表れず、そのうち三つがここの記事だったことだ。ノミナティフも五つのうち三つがうちだったし、チェコ語の文法用語をカタカナでそのまま使う人はあんまりいないのだろう。チェコ語について書く人でも英語読みしちゃうのかな。
それから思いがけない結果が出てきてついページを開いて読んでしまったなんてこともあった。オロモウツにいる日本人のブログを発見して、オーと思って開けたら、記事が二つしかなくてがっかりしたなんてこともあった。ベルディフの名前の読み方を、考察しているテニスファンのブログがあって、チェコ語側からではなくテニス側から見たこの問題の側面に触れてなかなか興味深かった。チェコ大使館に問い合わせたら、読み方がわからないという答が返ってきたという話には、チェコ大使館何やってんだよと言いたくなった。
九月のと言っても、まだ二日ちょっと(日本とチェコの平均値)しかたっていないが、新しい事象として、ページ別一覧に、「コメント(スマホ)」というのが出現した。クリックできないので何のかはわからないけど、誰かがコメントしようとしてやめたのかな。コメントはまだもらったことがないので、もらうとうれしいのかどうかはわからない。
ブログのブログネタにブログランキングとかいうのに登録してみようかと思ったりもするのだが、面倒くさいことになりそうな気もするので、踏み切れていない。そこまでして読んでもらうべきブログでもないんだよなあ。でもネタができるのは、最近ネタ切れ気味でマンネリ気味なのでありがたいことではある。要検討としておこう。
久しぶりのブログネタ、相変わらずのわけのわからなさである。
9月3日0時30分。
2016年07月03日
半年経過(六月卅日)
六月卅日。季夏晦である。水無月のつごもりである。
日本にいたら夏越の祓の行われる日である。学生時代に大学の近くの神社で一度しかしたことがないけれども、茅輪くぐりに行く日である。
それは旧暦の話だってことは、重々わかっちゃいるけど、チェコにいて旧暦云々というのも変な話だし、最近は日本でも、旧暦の日付をそのまま新暦の日付にして行事を行なうところも多いのだからいいのだ。
チェコなら今日は、小学校から高校までの長かった一学年が終わって、一年分の成績表をもらう日だ。明日から二か月の夏休み。
ついに本日で半年である。元日から毎日書き続けて半年経過したのである。こんなに毎日定期的に何かを書いたのは、初めてかもしれない。言葉の本来の意味での日記は、何度付け始めても、常に三日坊主に終わったし、受験勉強はあんまりまじめにやらなかったし、これだけ続くのは小学校の宅習以来だろうか。ただあれは文章を書くのではなく、練習問題をしたり調べたことを書いたりするものであった。
いやあ、頑張った。この半年、自分だとは思えないぐらいに頑張った。何度かもう無理だ、もうやめてしまおうと思ったこともあるのだけど、とにかくブログにという意地だけで、ひどいときには前々日分の記事を夜中に書き上げて、そのまま投稿していた。今は多少仕事にも余裕があって、時間的にも楽なのだが、先週あたりまでの四週間ほどは、日本的な感覚でも忙しかったので、自分が一体どうやって継続できていたのか不思議でもある。
ただ、書けた、書き続けられたとはいっても、内容は相変わらずだし、誤記誤植も量産してしまっている。空いた時間に細切れのように書くことも多いので、内容や表現が重複していたり、接続詞が欠如してて文脈が取りにくくなっていたり、問題点は枚挙にいとまない。その辺には目をつぶって、ここまでまい進してきたのだが、ここらで一度全面的な修正に手を出そうかとも思うのだが、問題は全面的に改稿したいものも存在していることで、修正扱いにするのがいいのか、同じテーマで別の文章を書いたほうがいいのか決めかねている。でも、不特定少数とはいえ人目にさらしているので、ある程度の修正は必要だよなあ。
それに、このブログを始めたのは一月なのだけど、チェコの学校に合わせて夏休みに入るべきか入らざるべきかも悩みの種なのだ。一度休んでしまうと、ずるずると二度と復活しないような気もするし、ここで一度このプロジェクト(というほどのものでもないけど)の全体的な見直しをしておく必要があるような気もする。そうしないと、今までと変わらない駄文を量産するだけに終わってしまいかねないし。
高校時代に出会った、人生で唯一尊敬できた校長先生の言葉「継続は力なり」を信じて、限界が来るまで継続してみようか。一年続けられれば何かが変わるかもしれない。最初は半年続ければと思っていたのだが、何も変わらなかったのでもう半年延長する。その前に、何を書いて何を書いていないかの確認をして、これから書くべきこと、書けそうなことのチェックが必要か。
半年達成万歳の予定だったのに、なんだか愚痴っぽくなってしまった。あれ、この手の文章は書かないつもりじゃなかったんだったっけっか。まあ半年記念だしいいや。
7月1日15時30分。
2016年06月10日
もの書く日々(六月七日)
ちょっと煮詰まってしまったので、このブログを始めてからの、典型的な一日について書いてみようと思う。記事のあとの日付からわかるように、自転車操業に近づきつつあるので、今日中に昨日の文を書いてしまって、今日の分を書き始める必要があるのだ。一見簡単に見えるテーマが、実際に簡単にかけるというわけではないのは、これまでの経験からわかっているけれども、これはいけるはず。ただ、つまらない文章にはなるだろうけど。
最近、年を取ったせいか、八時、九時まで寝こけるということができなくなってしまった。それで、毎朝七時には起き出してしまう。うちのは、チェコ語で言うところの「朝の鳥」で、六時ぐらいに起きて、七時には仕事に出てしまうので、家を出る前に、起こされる、いや、起こしてもらえるのである。
朝食はたいていパンとお茶。お茶といっても紅茶でも緑茶でもなく、うちでは朝食はロイボスに蜂蜜風味の付けられた「メドビー・チャイ」を飲むことに決まっている。そして、ビールを毎日飲まなくなった現在、嗜好品として欠かせないのが、朝食後のコーヒーである。かつては、チェコでフィルターに合うドリッパーを入手するのが大変だったので、友人に日本から買って来たもらったメリタの一つ穴を使っていたのだが、最近はコーヒー豆屋で発見した日本のハリオの物を使っている。ドイツ製のメリタを日本で買って、日本製のハリオをチェコで買うというのも、理不尽な感じがするが、しかたがない。
コーヒーを飲みながら、頭をすっきりさせて、コンピューターに向かう。前日分が終わっていなかったら、コーヒーを飲みながら書き進めていくのだ。最近は、この時間に、前々日の文を書いていることも多いけど。ただし、前日の分が終わっている場合には、当日の分を書き始めることはしない。そんなことはこれまで数えるほどしかなかったけどね。
日によって、仕事に出る時間が違って、ゆっくりではなく、大急ぎでコーヒーを飲みほして家を飛び出すこともあるし、仕事に出るのは遅くても、自宅作業をしてから家を出ることもあるので、この朝の書く時間が取れないこともある。フレックスタイム制と言えば言えなくないが、自分の都合によってフレックスなのではなくて、仕事の都合でというあたりが辛いところである。
午後は職場でみっちり仕事というわけでは、必ずしもなく、仕事の合間に前日分をちょこちょこ書いていける日もあれば、忙しすぎて何か書くどころか考えることもできない日もある。忙しさで疲れ果ててしまうと、時間はあっても今こうして書いているような、自分でも何を書いているのかわからないような文章を書いてしまう。
次に書ける時間は夕食後ということになる。ただ、この時間帯は、最近始めたもう一つのやつの準備に使うことが多い。って、記事を書くのが間に合わなくなっているのは、やっぱりこれが悪いのか。自業自得としか言いようがない。
そして、理想的に進めば前日分を書き上げたあとで、前々日分をブログに投稿する。時間としてはこっちの時間で午後十一時から十二時のことが多いのだが、時に十二時を越えてしまったり、投稿を忘れて、翌朝慌てて投稿することもある。
一応投稿前には、誤植がないように、改めてチェックはするのだが、ワード上でのチェックには限界がある。かといってわざわざ印刷して誤植をなくすほどのものでもなし、誤植があるのは承知で投稿してしまう。一昨日のように、ブログを表示させてあまりのひどさに、大慌てで修正をかけなければならなくなるというのは、今後、増えそうな予感がある
投稿が終わると、当日分(最近は前日分が多い)を書き始めるのだが、夜中に眠くてたまらない頭で書いていると、思い通りに筆が進まないというか、自分でも考えもしなかった方向に話が進んでいって困ることもある。それで、翌朝に大きな修正が必要になるのだ。
最近の悩みは、何を書くか決めるのに時間がかかりすぎるということだ。PCの前でうなっていてもしょうがないし、考えるよりも、ついついあれこれ読んでしまうので、気分転換にシャワーを浴びながら考えることも多い。今日も、これで昨日の分がそろそろ書きあがるし、今日の分を何にするか疲れて考えられないので、シャワーを浴びることにしようか。そして、そのまま寝てしまうのだ。多分。
6月8日23時。
2016年06月04日
ブログ分析みたいなもの(六月一日)
早いもので、毎日書きなぐりプロジェクト(ちょっと名称を変更)も開始以来無事に五ヶ月を経過した。無事にと言うのも変な話だが、特に大きな問題もなく、書き続けることはできているので、よしとしよう。お客さんも平均すれば一日に十件ぐらいの閲覧があるので、誰にも読まれないという事態にはなっていないようだ。ただ誤植を探すために自分でブログを表示させることがあるので、その分は割り引く必要がある。それでも、文章と内容の面で読者に優しくない、写真もなくて目にも優しくないブログであることを考えると、意外に見に来てくれる人の数は多い。
どんな人が見に来ているのかを知るすべはないのだけど、管理画面にログインしてアクセス解析のページを眺めるのは、なんだか楽しい。日別のデータを確認すると、これまで一番アクセスが多かったのが、三月三日で55件、訪問者数は45人となっている。二月の終わりに知人三人に、ブログの件を教えたから、それが原因かとも思ったけど、秘密にしてくれるようにお願いしたし、三人で45人なんて数字は叩き出せないから、多分偶然なのだろう。
逆に少ないほうでは1件とか2件というのが何回かあった。0件という日はないので満足している。これも無理やりに毎日書きなぐっているおかげだろうか。累計の訪問者数がでると、常連さんが多いのかどうかわかると思うんだけど。まあ、わかったから、どうこうしようというわけでもないし、まあいいか。
ページ別を見ると圧倒的にトップページが多い。トップページを開ければ、最新の記事から十件目までは読めるから、誤植探しにはこの表示はありがたいのだけど、文字の多さにそのまま戻っていく人もいるに違いない。それに、こんなの読む人いないだろうと思ったページに意外とアクセスがあったりして、なかなか楽しい。ローマ字と数字のアドレス表示で、どのページだかわからないのも多いのだけど。
累計は出ていないが、トップページ以外では、チェコ語関係のページが開かれていることが多いようだ。最近、あんまり書けていないのが残念。チェコ語を勉強している人たちの、役には立たないだろうから、気休めにでもなれば幸いである。
時間別を見ると、ブログの更新をすることの多い、こっちの時間で夜の十二時前後、ブログの表示で朝の七時前後の閲覧が一番多い。ファンブログの新着記事のところから来ている人がいるのかな。記事を投稿してログアウトした後に、新着記事に面白そうなタイトルのものがあったら、ついつい開いてしまうものだし。
日本時間の午前三時とか四時のアクセスは、多分チェコにいる人じゃないかな。日本語ができるチェコ人の知り合い二人には教えたし。ただ、教える前の一月の時点でもこの時間帯に来ている人がいるんだよなあ。
リンク元は「ブックマーク(リンク元なし)」と書いてあるのが一番多い。と言うことは、直接アドレスを入れたり、過去の履歴から来たりしている人が多いということなのかな。アドレスを入力するところや、新しいパネルを開くと、最近よく使うページが表示されるからそれを使っているんだろう。
二番目はファンブログのページなので、新着記事一覧から来ているのだろうなあ。残りはほとんどこのブログ内のアドレスが表示されていて、検索ページからのアクセスはほとんどない。
検索キーワードでのアクセスは笑ってしまうほど少ない。それはそれでいいのだが、許せないのは、ブログのタイトルをはじめ、これだけオロモウツという単語の頻出するブログだというのに、以前はあった「オロモウツ」での検索がなくなって、最近「ブルノ」の検索でのアクセスが増えていることだ。とはいっても、全部で三件しかないし、ブルノ単独の検索ではなく、他の言葉との組み合わせなのだろうけど。
しかし、ブルノに関しての記事は書いた覚えはないのに、オロモウツの合計四件に、ブルノが迫るだなんて許せない。誰かオロモウツで検索して、このブログに到達してくれないものだろうか。以前、オロモウツだけで検索したときには、このブログ、影も形もなかったから、無理かなあ。
ブログの管理画面では、人気の順位らしきものが上がったり下がったりするのにも、ついつい見入ってしまう。順位をメモしたり覚えたりして、こだわるつもりはないんだけど、こうやって数字にされると、がんばって順位を上げようと思ってしまう書き手も多そうである。
ちょっと不満なのは、ディスクの使用量が一度増えたっきりぜんぜん増えないことだ。ずっと0だったのが、或る日277KBになっていて、写真もなしのテキストだけでこれだけ書いたのかと感慨を覚え、次の目標はテキストだけで1MBだと決意したのに、書けども書けども増えないのである。記事を書いているワード上でも、一月辺りの分量はせいぜい150〜180KBだから、まだ1MBには到達していないのだろうけど、途中経過が知りたい。と書いて、277KBにはもしかたしたら、記事に貼り付けた広告の分も入っているのかもしれないということに気づいて、ちょっとがっかり。それでも、まだまだ質より量で書きなぐって、1MBを目指すということにしておく。
六ヶ月目突入を記念してサブブログを開設してしまった。ただこれは、このブログ以上に読者を意識しない自分のリハビリのためのものだし、内容については、以前ちらっと書いたので、ここでの情報公開はしない。
6月2日10時30分。
昨日はサブブログのほうがアクセスが多かった。納得がいかない。6月3日追記。
2016年05月01日
如何にしてデザイン変更を為すに至りしか(四月廿八日)
最近、ブログに記事を投稿するのにも慣れたせいか、投稿してログアウトした後のページに出てくる人気記事や、新着記事の中から題名が気になったものを、クリックして開いてみることがある。その結果、自分のこの文字だらけのブログがいかに場違いかを感じさせられるのだが、多様性があることはいいことだといつもの主張で開き直ることにする。
最初にブログを読み始めたのが、スポーツナビのブログだから、ブログ=文章というイメージが刷り込まれているんだよなあ。記事が短いと、読むところないやんと開いたのが無駄だったような気分になってしまう。きれいな写真や面白い写真があると、得した気分になるから、このブログが文字だらけなのは申し訳ないような気もするんだけど、ごめん、写真は無理やわ。
ちょっとびっくりしたのが、私と同じで真っ白の初期仕様のデザインを使っている人が意外と多いことで、だからというわけでもないのだけど、デザインを変えてみようかという気になった。ちょっと仕事が忙しくなって余計なことがしたくなったというのが一番の理由かな。
デザインテンプレート一覧の中から、最初は「クール」というのに変えてみた。今使っているのが左にサイドバーがあるタイプだから、同じほうがいいだろうと左サイドバーのものから選んだ。変えてみたのだけれど、ブログを開いてみたら何も変わっていなかったので、使えないのかと思って、すぐに元に戻してしまった。これが数日前のお話。
昨日、あまり時間はなかったのだけれども、改めて挑戦してみた。まずデザイン設定のところで、デザインを追加する。サイドバーの位置は気にせず、季節は夏に向かっているし「森林(夏)」にしてみる。プレビューボタンがあったので押してみると、緑系の色でなかなかいい感じ。特にカレンダーが見やすくなったのが気に入った。でもサイドバーの幅が狭くて部分的に広告が飛び出している感じがするのが、ちょっと気に入らなかった。それで、またすぐ元のデザインに戻した。
そして今日、三度目の挑戦で、左右にサイドバーが設置してある「カフェスタイル」を選ぶ。プレビューで見ると左側のサイドバーが狭すぎて、バナーが記事に隠れてしまっているし、記事の幅も狭すぎた。よく見たら、プレビューの前に編集のボタンがある。CSSというものを編集できるようだけれども、何のこっちゃらわからない。わからないけど押してみる。なんかいろいろ数字があるので、いじると変わるのだろうと考えて、数値をいろいろ変えては、プレビューをプレビューを押しているうちに、右側のサイドバーを消す方法を思いついてしまった。
サイドバーの編集のところで、右サイドバーに置かれているものを全部左側に移動させればいいのだ。そしてもう一度CSSの編集に戻って、右サイドバーの幅の数値を0にしてみる。これで、右サイドバーを消すのには成功したけど、ヘッダーの部分の右側に白い部分が残ってしまったので、数値を少しずつ減らしていく。うまくいったところで、英語が入っているのが気に入らなくなって、これも使用するのをやめる。
再び、「森林(夏)」を選んで、「カフェスタイル」で身に付けたサイドバーの調整で、いろいろ数字をいじって、設定完了。コンテンツの位置を変更したり、改行を入れて間隔の調整をしたりして、これで完成だと思っていた。バナー広告を入れたコンテンツにも罫線がほしいなあとかちょっとした不満はあったけど、これ以上は時間をかけても効果が上がりそうになかったし、これで行くことにしたのである。
ところが、仕事から戻ってブログを開けてみたら、デザインは昔のままで、サイドバーが消えていた。自分にはデザインの変更なんて難しいことはできないのかと、元のデザインに戻しかけたが、プレビューではうまくいっているのだから、できているはずである。ブログ管理のページにヘルプがあるのを発見して、デザインのところ見ると、デザイン変更をしても、それが反映されるまでにタイムラグがある場合があるという。すぐに変更点を表示したかったら、ブラウザのキャッシュの消去というのをやれと書いてあった。
面倒くさいと思いながら、ブラウザのヘルプでやり方を探していたら、ブラウザには閉じた時点でキャッシュを消去する匿名閲覧(チェコ語からの直訳)という機能があるのを思い出した。これで行けるかどうか確信はなかったのだけど、試してみると、見事プレビューで見たのと同じ画面が出てきて一安心。デザインの変更はできていたわけだ。ふう。
あとは、普通にやって新しいデザインを表示させるだけだ。ふと思いついて、古いデザインでサイドバーのない状態で、アドレスを入れるところの後ろについている再読み込みのボタンを押してみた。あまり期待していなかったのに、あら不思議、新しいデザインに切り替わっていた。自分のコンピュータの使い方も捨てたもんじゃなかったなと、自画自賛しかけたけれども、本当にコンピューターを使いこなしている人にとっては、こんなの朝飯前なのだろう。それに、カスタム向けと書いてあるデザインをカスタムして、他の人とは全く違ったブログの画面にできてしまうのだろう。ブログ使用の達人への道はまだまだ遠い。いや、なりたいと思っているわけではないけど。
それはともかく、こういう表示にタイムラグが出たり、再度読み込みをしないとサイドバーが消えてしまったりするのなら、頻繁にデザインの変更なしないほうがよさそうだ。スポーツナビのブログで愛読していたものもデザインの変更なんて滅多にしていなかったからなあ。ということで、これからしばらく、ザフラートカでビールが飲める間は、緑色が目にもまぶしい夏の森林のデザインを使うことにする。ここ数日は寒の戻りで外で飲んでいる人は見かけないけど、ザフラートカの準備をしているお店は増えているから、チェコ人が無理やりにでも夏を感じる季節は近づきつつある。
来年の正月に、一周年記念でオロモウツの写真を背景にしたデザインにできればいいなあなどと、できるのかどうかもわからないのに先走ってしまうのだった。一年間連続で書き続けられるのか、ネタはあるのかという問題はあるのだけど、どうでもいいような些細なことを、無理やりに大きくして話を作るのは得意だから、モチベーションさえ続けば、何とかなるかな。
4月29日18時30分。
2016年04月26日
筆の進まない日(四月廿三日)
正月の一日から始めた毎日文章を書く、ではなく、毎日文章を書き上げるプロジェクトも、四ヶ月を越えようとしている。自分でも信じられないぐらい書き続けられてきたのは、何故だろう。
習慣化してしまったからと思いたいのだけど、書き始める時間も、書き終わる時間も一定していないので、習慣化とは言いにくいような気がする。当初の予定では午後十一時になったら書き始めて、十二時過ぎに書き上げるのを習慣化するはずだったのだ。それが、その時間になっても前日文を書いていることがあるのは、文章が長すぎる弊害だとしても、前日分が終わっていても、書き始めないことがある。
大抵は、何について書くか決めかねて、うじうじ悩んでいるうちに時間が過ぎてしまって、とりあえず題名と日付だけ書いて記事自体は翌日回しということさえある。これでは目標通りとは言えないので、ぱっとテーマを決めて、ささっと文章を書き上げたいのだけど、ままならないものである。それにテーマを決めて、書き始めても思ったように筆が進んでくれないこともある。幸いなことに、一度テーマを決めて書き始めた後に、変えなければならない事態になったことはないが、話が予想外の方向に流れていったり、無駄に長くなったりして、題名を変える破目になったことは何度もある。
そもそも、文章を書き始めるのと、ある程度話を膨らませていくのは何とかなっていたのだ。膨らませた話をどうやって畳んでいってけりをつけるという部分が苦手で、畳みにかかるところで、中断して放置してある書きかけの文章が非常に多い。そこを訓練するために、あまりうまく行っていないけど、毎日無理やりにでも終わらせて、翌々日、実際には書き上げた翌日に、ブログに乗せているのだけれど、ここ数日書き出しと、話を広げる部分でつまづいてしまって、余計な時間がかかってしまっている。
問題の一つは、書いた文章の数が100を越え、何を書いたか覚えていないことにもある。自業自得なのだが、題名とは直接関係ない話をぐだぐた書き込んでしまう癖があるので、題名を見ても、何を書いたのかすべてはわからない。ちょっと書きかけてどこかに書いた気がするけれども、読み返すのも面倒だよなあとか考えたり、あそこに書いたと思うんだけどと、確認をしたりしているうちに、何を書くつもりだったのか忘れてしまう。
そして、最近頻発しているのが、「以前も書いたけど」とかいう表現で、これは書いたと思うけど、どこにあるか思い出せないし確認もしたくないということを現している。それに同じことを書いてしまう言い訳にもなっているなあ。考えてみれば、こんな駄文の山を、全部読もうなんて人はいないだろうから、一つの一つの文章にまとまりをつけることを優先して、繰り返しを恐れる必要はないのかもしれない。
以前、読んだある作家のエッセイで、その作家は北杜夫氏のファンで、著作を全部読んだら、結構同じことが繰り返される部分があったので、北氏に文句を言うと、私なんかの本を全部読むのが悪いなんて答が返ってきたとか書いてあったし。それはともかく、こんな駄文読んでも、内容が頭に残るとは思えないから、同じことがちょっとぐらい繰り返されていても、気付かない可能性もあるよな、うん。
そうだった。筆の進まない日について書くつもりだったのだった。仕事で疲れて眠くてたまらない日、体調が悪くて頭が重い日なんかが進まないのだけど、それは当然と言われれば当然。でも、目標としては、眠くても熱があっても、とにかく書くという習慣と、能力を身に付けようと考えていたのだ。だから、いつも以上に文章がめちゃくちゃなときには、体調不良なんだと思ってもらえるとありがたい。ちょうど今、こうして書いている文章のように。
4月24日11時。
今、読み返して思う。愚痴を垂れ流してどうするんだと。でも、書いてしまったし、これを投稿しないと毎日投稿が途切れてしまうので、細かいことは気にせず、投稿する。4月25日追記。
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