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2016年03月05日

ネタメモ(三月二日)



 最近、書き始めるときに何を書くのか決められないことが、決めるのに時間がかかることが多い。ネタがないというわけではないのだが、書こうと思って温めていたテーマが思い出せなかったり、そのテーマで書くつもりだった内容がすっぽり抜け落ちてしまって、当初の予定とは違う話になることが頻発しているので、備忘録代わりにこれから書く予定のことを羅列してみる。いつも以上に読む価値のない内容になりそうだけれども。

 既に設定したカテゴリーごとに見ていくと、「戯言」(「世迷言」に変えようかとも思っているのだが)では、ヨーロッパ批判をいくつか考えている。「ウクライナ問題」「アラブの春」「旧植民地への干渉」などなど、いちゃもんを付けたいことはいくつもある。ヨーロッパというよりはEU批判というほうが正しいかな。
 ドイツに対して日本が抱いている、いや自分自身が抱いていた幻想とその崩壊についても書いておきたい。ドイツの戦後処理を神聖化して、日本のそれを批判するのはよくある論法であるが、チェコにいるとドイツのやってきたことが、そんなに素晴らしいとは思えないのである。バイツゼッカーのあの演説も、首相ではなく大統領だったからできたという面もあるし。昨年のフォルクスワーゲンの騒動や、難民政策の迷走で、日本でもドイツの評価は下がっているようだが、それでも環境問題を中心に過大に評価している人は多そうである。
 他には外国から見た日本についても書こうと思うことはあるが、これはまだしばらく熟成が必要だし、別カテゴリーにしてしまうかもしれない。

 次の「オロモウツ」は、まだ少ししか書いていないけれども、ネタ切れ。普通に観光案内するという手はなくはないけど、あんまり気が進まない。役に立たないホテル、レストラン紹介はできるかもしれないので、ちょっと考えてみよう。

 このブログのメインテーマかもしれない「チェコ語」は、ネタはたくさんある。たくさんあるんだけど、一つ一つが小さくてうまく一本の話にできる確信がないので、少々ご無沙汰気味。前置詞の「do」と「na」とか、完了態、不完了態の問題とか、うまくまとめる自信がない。方言についても書きたいなあ。その結果、ますます、チェコ語を知らない人には読めない内容になってしまいそうだけれども、読者を意識する余裕はないのだ。そうだ、カンボジアの国王について書くのも忘れてはいけない。これについては内容は読んでのお楽しみということで。

 この記事もそうだけど「ブログ」ネタは、あまり書かないことにしようと思う。何度か書いた「反省」も、これ以上は同じことの繰り返しになりそうだし、知人に正体がばれたとか、そんな大事が起こったときだけ書くことにする。最近、三人の方にブログのことを教えて以来、それだけでは説明できないぐらいアクセス数が増えているので、ある日、「読んだよ」というメールが知り合いから届くかもしれないと、わくわく、いや、戦々恐々としている。

 ビールについて、すなわち「Pivo」のカテゴリーでは、いろいろなビール会社について書こうという構想があったのだが、現時点でかけそうなのはチェルナー・ホラのビール会社ぐらいだなあ。ビールの味を言葉で形容できるほどの表現力、語彙はないし、別々のときに飲んだ個々のビールの味を判別できるほど繊細な味覚をしてはいないので、グルメ記事風のビール紹介も無理そうだ。どうでもいい薀蓄と個人的な経験から出来上がった記事になるだろうけど、このブログの記事って全部そんなのばっかだからなあ。

 本屋さん的なブログを目指さなくもないので、「本関係」の記事は書き次いで行くつもりだ。書評みたいなものにも手を出すかもしれない。チェコ関係の本に限定してしまうとネタ切れになりそうだから、その辺は気にせず、読んで衝撃を受けた作家や作品について書き散らすことにしよう。読書の一環と言えるのかどうか、大学時代に勉強で読んだ『小右記』についても書きたいことがたくさんある。書く前に調べたり思い出したりしなければいけないことが多そうだけど、別カテゴリーにしてしまうか、訓読文もあわせてサブブログにしてしまうか悩ましいところだ。いや、それをやると毎日更新ができなくなるかもしれないから……、と悩みの迷宮に入り込んでしまうのである。

 カテゴリー「チェコ」では、大統領について書く用意がある。大統領選挙のことも書いておきたいし、これまで三人しかいないチェコの大統領だけではなく、マサリクやベネシュなどチェコスロバキア時代の大統領についても書きたいことがいくつかある。シュバルツェンベルク氏を中心にチェコ人の民族性についても書いておきたい。お気に入りのテレビ番組や映画の中には、ネタが思いつかないときのために取っておいてあるものがある。「チェトニツケー・フモレスキ」とか、「シュムナー・ムニェスタ」とか。

 普通のガイドブックには出てこなさそうな「適当観光案内」も、いくつか準備してある。基本的に自分が行ったことがある場所について書くつもりなので、そんなにたくさんの場所について書けるわけでもなく、昔言った場所は記憶があやふやで書きにくいという問題もある。それにどの時点で書くかという問題もあって、モラビアの温泉地「ルハチョビツェ」は、「チェトニツケー・フモレスキ」の後に書いたほうがいいよなあなどと、特に気にすることもないのだろうけど、考えてしまうのである。

 新しく書くわけではない「昔書いたもの」は、それほど増えることはないだろう。書いた文章は山ほどあるけれども、けりがついていないものが多く、その場合は、書き足して完結させるのではなく、同じテーマで新たに書き直すことにする。それに、人様には読ませられないようなこっぱずかしい物も多いし。

 「スポーツ関係」は、サッカー協会批判がいくつか書けそう。問題だらけの組織なんだよ。試合を見ての観戦記がかけるほどスポーツに詳しくはないので、周辺情報を提供できたら嬉しい。オロモウツの生んだ代表監督ブリュックネルについてはぜひ一文物するつもりである。

 こうして羅列してみると、まだまだ書くことはあるじゃないか。大事なのはどれから先に書くかである。最近真面目なテーマは、失敗作になることが多いので書きやすそうなところからだな。とはいえ、書き始める前の予想通りには行かないのが難しいところである。
3月3日0時30分。


 「昔書いたもの」は増えないと言いつつ、昨日増やしてしまった。
 チェコでもテレビでコマーシャルを見かけるサイトを発見したので、載せてみる。ちなみにオロモウツで検索をしたら、おもなホテルペンションはすべてできて、すごい。日本国内旅行向けに感じられるバナーが多かったので、これを選択。3月4日追記。





タグ:愚痴 ネタ
posted by olomoučan at 07:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

2016年02月28日

悩んで悩んで(二月廿五日)



 今日も昨日と同じ状況で、昨日よりは少しましだけど、夕方になってから、昨日の分を書き始めることになってしまった。今日こそ遅れを取り戻すぞということで頑張って書く。
 さて、ブログを開設して以来の悩みが一つ解決してしまった。今後も悩み続けることは確実ではあるが、とりあえず第一歩を踏み出してしまった。いろいろと望外にうれしいことが重なり、酔っぱらって口を滑らせかけてしまったので、えいやで、これまでお世話になった方と、今回お世話になった方、そしてチェコ人で日本語が非常によくできる悪友に、ブログをやっていることを報告してしまったのだ。当初の予定では、一月続けられたら誰かに教えようと考えていたので、ほぼ二ヶ月続けられた現在、教えるのはまあ予定通りと言えなくもないが、当初想定していたのとは、まったく違う方々に教えることになったのは、「運命なりけり」なのかなあ。

 この件に限らず、最近はインターネット関係で悩んでしまうことが多い。今年一番の悩みは、ブログをはじめることで、どのブログサービスを選ぶかだったのだが、これは自分でも意外なことにすんなり決定することができた。いや、違う。悩むのが面倒くさくなって、清水の舞台から飛び降りてしまっただけである。他は、お金が絡むだけに、うじうじといつまでも悩み続けてしまっている。
 一つ目は、ジャパンナレッジである。このサービスの基本的なプログラムであるJKパーソナルに申し込むと、『日本国語大辞典』がネット上で使えるようになる。英語系の辞書なんかは使う予定もないのでまったく不要だが、百科事典も、そして『日本古典文学全集』さえも使えるようになるのである。月々千六百円ほどで、これだけのものが使えるのは、非常に魅力的で、我が学生時代であれば、悩むこともなく、すぐに申し込むところである。
 更に魅力的なのがJKパーソナル+Rで、月額で五百円ほど追加するだけで、『国史大辞典』『古事類苑』まで使えるようになってしまう。お金がなければ借りればいいかとか、親に出させようかなどと、一瞬不埒なことまで考えてしまった。
 しかし、しかしである。冷静になって考えてみると、これに申し込んだとして、果たして使うのだろうかという疑念が湧き上がってくる。職場には紙の書籍で『日本国語大辞典』も『国史大辞典』も置かれているが、日々の仕事に追われて、滅多に使うことはない。でも、ネット上で使えるようになれば、大きな本を本棚から引っ張り出さなくてもいいし、検索も楽なので頻繁に使うようになるかもしれないなどと、不要だけれども欲しいものを買うときの言い訳探しを始めてしまう。
 このジャパンナレッジのサイトは、お金を払わない無料の部分だけでも、十分に面白く、満足できてしまうのが悩ましい。「知識の泉」と題されたページでは、さまざまな魅力的なエッセイを読むことができる。中でも『日本国語大辞典』の編集者が書かれている「日本語、どうでしょう?」には、これまで何度も蒙を啓かれてきたのだ。それから「方言チャート」もなかなか楽しい。古い47都道府県バージョンでは、隣県にたどり着いてしまったが、新しい100地域バージョンでは、見事的中した。こういうコンテンツである程度満足してしまうので、ジャパンナレッジに申し込むのをためらってしまうのである。現在は個人用のサービスでは、まだ使えなさそうな『群書類従』が使えるようになったら、思い切って飛び込んでみることにしようか。

 もう一つ悩んでいるのが、漫画のネット上の違法スキャンファイルの根絶と漫画の保全を目標として活動を始めたJコミである。最近名称が変わったようだが、サービス開始当初の、作品数も少なく、すべてPDFファイルで提供されていた時代からお世話になってきたので、今でもJコミと呼んでしまう。
 もともとの方針では、すべての作品に関して無料でPDFをダウンロードできるようにしたいということだったはずだが、やはり漫画家の側からの抵抗が大きかったのだろう。紆余曲折を経てキンドル用のPDFをアマゾンで販売するという形になってしまった。現在ではJコミのサイトで直接PDFを購入するという形になっているかもしれない。そして、月額三百円の会費を払って有料会員になれば、毎月一冊ずつ欲しい漫画のPDFをダウンロードできるようになるらしいが、有料会員にならなくても、ブラウザ上で読む分には問題のない現在、あえて有料会員になる理由を見つけかねていというのが現状である。PDFがソニーのリーダーに最適化されたものであったら、有料会員になろうという気になってしまいそうだが。
 作家にも、読者にもメリットのある形で、漫画をネット上で提供していくというJコミの理念には、心のそこから賛同するし、その活動には頭が下がる思いがするので、有料会員になって少しでも力になれればと思う気持ちはあるのだが、うじうじと悩んで決断を先送りにしてしまう。おそらくこれは、ならないまま終わってしまうパターンだな。

 最後に、このブログに加えてもう一つサブブログを始めようかなと考えたことがある。もう廿年以上も前に、ワープロを使っていたころから作りためた『小右記』の訓読文があるので、それを少しずつ、簡単な解説もつけて公開してみようかと思いついたのだ。このブログ以上に需要はなさそうだが、かつての苦闘の証を死蔵するのももったいない気がするし、始めると解説を書くのに辞書を引く必要性が高まるので、ジャパンナレッジに申し込む理由が一つ増えるのである。一石二鳥と言えなくもない。でも、優柔不断な私はいつまでも悩み続けて、アイデアが存在したことすら忘れてしまうのだろう。
 考えてみれば、これまでの我が人生、こんなことの繰り返しだった気がする。後悔、そんなものは存在しない。思いついたという事実すら忘れているのだから。忘れられるというのは力なのだ。

2月26日22時30分。



 日国全巻セットがないとは思わなかった。2月27日追記。


日本国語大辞典(第1巻(あーいろこ))第2版 [ 日本国語大辞典第二版編集委員会 ]



posted by olomoučan at 05:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

2016年02月13日

反省其三(二月十日)


 元日に始めた毎日文章を書くプロジェクトも、二月目に入り、ここまで四十日ほど毎日書き続けられているのは、自分としても予想外である。うまくいっている点としては、これに尽きる。なので、今回はよくなかった点を並べ立ててみよう。

 文章の質に関しては、正直こんなものかと思うのだが、気になるのが、チェコ語の影響なのか何なのか、指示語が多すぎることである。「これ」「それ」などはあまり使っていないと思うが、「この」「その」を使いすぎているような気がする。これは、文章の中に出てきたものであることを示すために使っていると言うよりは、ただの強調表現になってしまっている嫌いがあるので、以後は乱用しないように気をつけることにする。
 また、文末の「のである」が多いのも気になる。前の文を受けてびしっと言い切りたいとき、軽く原因理由を示したいときなどに使うのだが、気をつけないと連続で使ってしまって、なんだかしまらない文章になってしまう。二つ目の段落の冒頭のように、「のだが」で始まる段落も多すぎる。自分の考えを書くのに、いちいち前置きをしていては、言い訳が多いという印象になってしまいそうである。最近は意図して減らしているのだが、一時期は、「けれども」で終わる文も連発していた。
 この手の表現は、効果的に使うと印象的な文章になるけれども、濫用してしまうと、意味がなくなってしまうことは肝に銘じておきたい。また、文章の与える感じが、無駄に厳しいというか、偉そうなのも何とかしたい。これは、大して内容のないことを偉そうな文体で書いてよくわからんけどすごいと思わせるような文体を追及していた大学時代の名残だなあ。「トルハーク」について書いた文章では、意図的にやったけれども、意図しないのにこんな文体になってしまうのは、弊害としか言いようがない。
 文体に関しては、ここ二、三年仕事上の要請でさまざまな文章を書いてきて、いろいろなタイプの文章を書いたけれども、制約が多かったのでそれほど好き勝手に書けたわけではない。誰かの要請で書いているわけでもないので、好き勝手書けばいいのに、同じような文体になってしまうのが問題なのだ。今後はテーマを見て、時間に余裕のあるときに試行錯誤してみよう。
 文章を書くことについての、改善点はもう一つ。これが一番大切な気もするが、表題に入れた日付のうちに書き終わることである。十日の文章を今十一日に書いている時点で、本日も達成不能なのだが、最近はその日のうちにちょっとだけ書き始めて、残りは翌日回しと言うことが多すぎる。以前は、翌日にちょっとだけ書き加えて完成だったのに、最近忙しくなってきたからだろうか。

 ブログの使い方に関しては、可もなく不可もなくと言うか、とりあえずはこんなものだろうとしか言いようがない。毎日何らかの形で記事に関係しそうなものを探して、コメントをつけるのは意外と楽しい。スビェラークの子供向けの本を、読むためではなくてインテリアとして売るというのには、驚愕したけれども、家にあった本を読むためにチェコ語を勉強しようと言う子供が出てくるといいなあ。それにしても、チェコのものが手に入りやすくなっているのには、時代の移り変わりを感じさせられる。昔は、手に入れるどころか、情報を集めるだけでも大変だったのに。
 そういえば、タグというのを試すのを忘れていた。時間がある時に試してみようか。でも、40以上になってしまった記事全てに設定するのは面倒だ。勝手にタグを付けてくれるような機能はないのかな。もう、面倒くさいのでなくてもいいやという気もしている。
 それから、意外なことに、ブログの開設以来誰か彼か読みに来てくれる方がいるようで、本当にありがたいことである。こんな自己満足に過ぎないような文章を、ブログを始めた目的を書き続けるためと答えるような人間の文章を読むのは苦痛ではないかとも思うのだが、毎日投稿の際に、PVの前が0になっていないことが、毎日何とか書き続けられている原動力の一つになっているのは確実なので、これからも続くといいなあ。
 読者を想定して書くようなことは、まだできていないし、今後もできるかどうかわからない。そもそも、どんな読者を想定していいのかがわからない。その結果として、チェコやチェコ語のことをあまり知らない方には、何のことやらわからない文章を量産してしまった気もする。これも今後への反省点として、あれこれ考えてみよう。

 当初は一月続けられたら、知り合いに報告しようかとも思っていたのだけど、当面はこのままで行くことにした。何かの間違いで知り合いが、このブログに到達した時点で、正体がばれるようなタイトル、プロフィール、ブログのアドレスなので、ばれるまではこのままにしておこう。もっとも、ばれる前に、書き続けられなくなっているかもしれないけれど。
 何はともあれ、書くという作業の辛さ、大変さだけでなく、楽しさも感じられているので、しばらくはがんばれそうである。
2月11日12時30分。



 明日から出かけて投稿できるかどうかわからないので、予約投稿に挑戦。ブログねたのときには、この広告にすることにした。でももう少しバリエーションが欲しいなあ。2月11日追記。




posted by olomoučan at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

2016年01月26日

反省其の二(一月廿三日)



 この試みも二旬を越え、三旬目に突入した。これだけ毎日書き続けられるのは、日記も含めて過去最長かもしれない。小学校の夏休みの宿題の大して長く書く必要のなかった日記も、毎日書くなんてことはしなかったし、中学校のころの部活の練習レポートは結構真面目に毎日書いた記憶があるが、あれは文章ではなかった。これまでも、気まぐれに思いつきで文章を書き始めることは、ままあったが、大抵は続きはまたいずれで、一応のけりすらもつけずに放り出してしまい、存在を忘れてしまうことが多かった。それが、毎日新しい文章を書き始め、二十四時間以内に一応けりをつけられているのだから、文章の質はともかく、ブログさまさまである。

 問題点としては、必要以上に時間をかけていることだろうか。実際に書いている時間はそれほど長くはなくても、毎日何を書くのか、どう書くのか考えている時間が長くて、ほかの事に振り向けるべき時間を費やしているような気がしていけない。先にテーマを書き出しておいて、ヨーイドンで書き始めるようなスタイルに持っていこうかと考えているのだが……。
 文章が長くなるのは、原因の一端が見えてきた。A4一枚あたりの分量を把握していないのだ。ワード上で、書き始めてつらつら書いて、一ページ目の終わりが見えてきた辺りから、文章をとじにかかるので、何だかんだで二ページ目の半ばぐらいまでは行ってしまう。売り物じゃないし多少冗長でもいいことにしよう。

 ブログの使い方は、結構上達した、と思いたい。前回書いたそこはかとない罪悪感も薄れてきて、真っ白すぎるページを何とかすべく、バナーとやらをはってみることができたのだ。最初は、ブログの申し込みのときに、いっしょに申し込んだらしい奴の中から、控えめなデザインのものを選んで記事にはってみた。それぞれ一回ずつは使ったので、義理は果たしたことになるだろう。
 以前はいずれは写真もなどと書いたが、掲載するべき写真など存在せず(昔撮った写真はあるはずなのだがどこに保存したものやら。チェコ語のボルデラーシュ(=片付けのできない人間)なのである)、ブログのために写真を撮りに出かけるのも本末転倒なので、サイドバーという部分にバナーを貼り付けることにする。まずはブログを使わせてもらっているA8.netから、ファンブログの広告を。大きさとか位置とかいろいろ変えて、現在の位置に定着した。一番上には、こういう偽善は大好きなので、A8.netのチャリティーの広告を置く。なんか物足りないので、書籍関係のサイトの中から、可能なら使いたいと思っていたものをピックアップして、適当に配置。ネットオフだけ小さいのは、このデザインの適切な大きさのものがなかったからに過ぎない。ところで、ロゴからこれってブックオフ関係だと思ったのだが、どうなのだろうか。
 そして、楽天で直接商品のバナーがはれるというのを試すために、「チェコ」のつく本を検索してみたら、思いのほかたくさん出てきて感激してしまった。昔はチェコ関係の本を買うためにものすごく苦労したのに……。とまれ、最近、とは言っても半年ほど前だが、読んだばかりの『チェコ語の隙間』にちょっとコメントをつけて載せてみる。やばい、なんか楽しい。
 ビールの記事を書いたときには、チェコのビールを探した。ピルスナー・ウルクエルがあるのは当然として、スタロプラメンが出てきたのには驚いた。昔はなかったのだが、今では、ベルギーのステラアルトワを作っている会社の子会社になっているはずだから、その線だろうか。他にはブドバルはあったが、昔は日本で買えていたガンブリヌスが出てこなかった。輸入が停止されたのだろうか、それとも楽天にないだけだろうか。それからプラガとかいう見たことも聞いたこともないビールが出てきた。名前から考えるとプラハで輸出用に作っているものかもしれない。とするとスタロプラメンの製品と言うことになるのかな(スタロプラメンの製品リストには載っていないので違うようである。1月24日追記)。
 楽天以外でも、商品の画像を直接載せられるみたいなので、復刊ドットコムで挑戦。佐藤史生の本が豪華版で復刊されていることを知って、『夢見る惑星』を復刊ドットコムのバナーの下に設置してみた。hontoの下にも、eBookJapanの下にも、何か本の画像を載せてみよう。選ぶのが大変で、時間がかかりそうなのが難点だけれども、こういうのが楽しくなってきたのは、ブログに慣れた証拠だと思って喜ぶことにする。
 ただ、いまだにうまく行かないのが、ブログのデザインで、ヘッダーとかフッターに変更を加えることである。バナーか本の表紙の画像を載せて、ブログタイトルの横の白い空間にアクセントをつけたいのだけど、サイドバー以外のデザインの編集ができない。ヘルプにはできるようなことが書いてあるのに、どうやっても選択できないのだ。

 とりあえず、ブログの型は大体出来上がったので、しばらくは毎日記事の下に本かビールの写真を載せて、短いコメントを書くことにする。なんだか本屋さんの店員になって、宣伝文句を書いているような気分で楽しい。問題は、チェコから離れるか、チェコにとどまるかである。

1月24日0時30分




 このブログを選んでよかったという感謝の気持ちを込めて、改めて大きさの違う広告を。もっとブログがメインになっている広告バナーが欲しいなあ。1月25日追記。





posted by olomoučan at 05:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

2016年01月14日

反省其一(一月十日)


 この毎日作文の計も、本日で一旬を超えることになるのだが、ここらで一回目の反省と言うか、ここまでのまとめをしておきたい。
 うまくいっている点としては、ここまで書き続けられてきた点である。これまでも何度か、毎日書く習慣をつけようと、書き始めたものの三日坊主どころか、一日目に書き始めたものも最後まで書き終わらないまま放置したこともあるので、一週間、十日という最初の節目を越えられるかどうかも不安だったのだ。
 次に、ブログ開設の手続きができたことも評価できる。年末に思い立って、正月開けには、よくわからないながらも何とか記事を投稿できるようになっていたのは、普段の優柔不断さを考えると、自分でも少々驚いている。
 それにしても、記事を投稿するたびに感じる、このそこはかとない罪悪感は何なのだろう。誰にも始めたことを言っていないのが原因なのだろうか。知り合いが読めば正体がばれるのは明らかなので、それを恐れているのだろうか。それで、二日目からは正体がばれない記述を心がけているのだが。とにかく、毎回ワードから文章をコピーして投稿しただけで、その罪悪感に急き立てられるようにログアウトしてしまうのである。最近は文字の大きさを変えたり、カテゴリーの設定をしたりできるようになってきたので、これからも少しずつ進歩していけると思いたいところだ。
 それから、私は、文章を書き始めてある程度まで話を広げるところまでは、得意なのだが終わらせるのが苦手である。それが、出来不出来はともかくとして、毎日文章にけりをつけられているのは、ブログに載せるという意識があるおかげだろう。今までは、ある程度まで書いて行き詰ると、思いついたら続きを書こうと考えて、結局は放置して最後まで書かずに忘れてしまうというパターンが多かったのだから。
 では、反省するべき、うまく行かなかった点は何だろう。
 まずは何と言っても文章の質である。構成などをきっちり考える前に書き始めてしまうので、当初の構想から離れてしまったり、余計なことを書き込みすぎて意味不明になっているところがあるような気がする。放って置くと一文が異常に長くなってしまうのも悪癖であるが、短文を並べた句点ばかりの文章は書きたくないので、バランスを見極められるようになりたい。
 一応の目標としては、一見関係のない前置きから始まって、気が付いたら本題に入っているというタイプの文章を考えているのだが、前置きのほうが長くなったり、結論めいた部分が唐突すぎたり、あまりうまくいっているとは言えない。
 また毎回A4一枚程度のつもりでいたのに、分量が増え、それとともに書くのにかかる時間が増えているのも問題だ。分量が足りないのは避けたいと必要上に書き込んでしまうのが原因だが、今後は短く綺麗にまとめることを意識してみよう。
 ブログ自体に関しては、時間を余りかけていないせいもあって、何が出来るのか、どうすればいいのかの確認すら済んでいないのが現状である。シンプルな今のデザインは気に入っているが、少しは色があったほうがいいような気もするし、写真なんかを載せるのもやってみたいと思ってはいるのだが……。それに、ここファンブログは、多分アフィリエイトというのをやることが前提のようなので、いずれは最低限のことはしなければならないと考えている。
 結局は、毎日書き続けていれば、文章を書くのに慣れて文章の質が上がり、毎日記事の投稿を続けていれば、罪悪感も感じなくなりあれこれ今まで手を出せなかったことに手がつけられるようになるということなのだろう。だから、継続は力なりと言うことで、これからも書き続けていこうと決意を新たにして、一度目の反省? を終わらせることにする。
1月10日18時30分









posted by olomoučan at 06:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ

2016年01月10日

ブログ開設次第(一月六日)


 一月二日以降、毎日午後11時ぐらいに書き始めて、書けるところまで書いて、翌日に書き上げるというパターンが定着しつつあるのだが、念のために記事の末尾に、初稿が出来上がった大体の時間を入れるようにしていたら、完成時間が着々と遅れていって、すでに翌日の午後にならないと完成できなくなってしまった。このままにしておくと、前日の分を書き上げた時点で、本日分は終わったと思って書き始めなくなったり、翌日中にも完成できなくなったりしかねないので、自分にプレッシャーをかけるためにも、ブログ開設を急ぐことにした。本当は、もう少しあれこれ悩んでいたかったのだが、背に腹はかえられない。

 年末に、ネット上でさまざまな無料のブログサービスを比較、紹介している記事をいくつか読んでみたが、正直な話、読めば読むほどわからなくなってしまっていた。仕方がないので、目をつぶってというわけではないが、ここだと直感で決めたのが、ここファンブログだった。
 直感とはいっても理由めいたものはないわけではなくて、最初に考えたのは、大手は避けたいということだった。だから、ヤフーとか、グーグルとか、ライブドアなんかの自分でも名前を聞いたことがあって、ブログを読んだ記憶のあるところは対象から外した。どれだけ続くかもわからないものを、名の売れたところに置いておくのは、ちょっと気が引けたというのもある。
 比較の記事にはいくつもの項目が並んでいたが、よくわからないものが多かった。理解できたものの中で、容量は、将来余裕ができたらオロモウツの写真をのせることはあるかもしれないけど、基本的に文字ばかりになるはずだから、大小はあまり関係ない。複数ブログ運営というのも、一つでも緊張してひーっとなっているのだから、二つも三つもなんてできそうにないからこれもいらない。
 最後は広告のあるなしで、これはないほうがいいよなあと思いながら見ていたら、消せないところや、消せるけれども手順が必要というところもあって、そこまで手はかけられないのでそういうところも対象外。残った知らなかったブログサービスのページを順に見ていくと、ページが開けられないところや、新規募集は停止などと書いてあるところもあったが、ファンブログにだけは広告は出ないとはっきり書いてあった。それで、とりあえずここにしてみようかと、ファンブログ自体にはあまり情報が書かれていなかったので、ブログを運営しているというA8.netにまで出かけて情報を集めたのである。
 すると、どこだったかに、外国に住んでいても日本国内に連絡の付けられる住所があれば使えると明記してあり、これが最後の決め手になった。これで、今までいいのかどうかわからないままこっそり使っていた実家の住所で登録という手が大手を振って使える。他にもまだチェックしておきたいものは残っていたような気もするが、その勢いのままに登録のページに進んだのだった。
 こういう登録は、久しぶりで、試行錯誤しながら進めていったのだが、名前の読みをカタカナでと書いてあるのにひらがなで入れてしまったり、電話番号ぐらいはチェコのものが入れられないかと国番号付きで入れてみたら桁数が多すぎて入らなかったり、結構大変だった。
 さらに大変だったのがブログの登録で、ニックネームは、いろいろ考えたが、あれこれ考えてもしょうがないので、以前スポーツ系のブログにコメントさせてもらっていたときに使っていたものを再利用することにした。ブログのURLは、チェコ語で「じゃあオロモウツから」になるようにして、タイトルだけは以前から決めてあったので悩まなかったのだが、ブログのカテゴリーとか、紹介文とか、そんなものがここで必要だとは考えていなかったので、焦りながら適当に決めて次に進んだときには、結構汗をかいていた。ふう。
 次に銀行口座の登録があって、ああこれはアフィリエイトかというのに必要なんだなと思いながら、ここが一番問題なく記入できた。ただ、アフィリエイトというのがよくわからなくて不安だけど、とりあえずはそのままにさせてもらおう。いや、ネット上で広告を使ってお金を稼ぐというのはわかっているんだけど、そのシステムとかやり方とかがよくわからない。しばらくは文章を書いて投稿することに専念して、余裕ができたら挑戦してみることにしておこう。
 その後、確認画面を経て、登録がすべて終わったときには、思いのほか時間が経っていて、へたり込みそうだった。小心者にはこれだけでも大仕事だったのだが、ここで終わっては、目的が半分しか達成されないので、最初の記事を上げるぞと気を取り直した。登録終了の画面からは何もできないので、ファンブログに戻って、ログイン。
 これが自分のブログなのかという感慨がないわけではなかったが、今まで見てきたブログの画面とは違うような気がして首をかしげた。記事がないからかと考えて、投稿するために押したボタンが、「ブログを作成する」。サブブログと言うのを作る画面が出てきて、慌てて戻る。考えてみれば、ブログ自体はすでに登録できているのだから、作る必要はないのである。深呼吸を一つして気分を落ち着かせてから、慎重に見ていくと、「記事を書く」というのがあるではないか。こんなのを見落とすとは、我ながら緊張のしすぎである。
 クリックするとテキストを書き込めそうなスペースがあったので、一月一日にワードで書いておいた文章をコピーして張り付けた。ちょっと上を見ると、記事のタイトルと言う欄があるので、一行目のタイトルに当たる部分を移動させる。文字を大きくするとか小さくするとかいくつかのボタンがあったが、末尾の日時が右寄せになるようにボタンを押してみた。記事にもう一度目を通して、ちょっとした修正を入れて、日時の下に追加のコメントを入れておく。後で見直したら、チェコ時間の五日に追記したのに、六日と書いてしまっていた。緊張していたのかなあ。日本時間ではすでに六日だったから、修正はしないことにした。時間を入れなくてよかった。
 「投稿する」のボタンを押す前に、「プレビュー」があったので試してみる。出てきたページは、さっきまでの画面とは全く違うブログっぽいページだった。この瞬間が一番感動したかもしれない。最初の印象は、白いだった。でもシンプルで悪くない。ブログデザインとかカスタマイズとかやりたくなかったのだが、このままでも全然問題ない。記事のほうを見ると、ちょっと読みにくそうな印象、それに日時の右寄せには失敗していた。でもこれ以上、あれこれいじるのは精神的に無理だったので、プレビューを消したらすぐに投稿して、逃げるようにログアウトしてしまった。

 それが昨日一月五日の深夜のことで、今朝一月二日付けで書いた二つ目の記事を投稿するためにログインしてみたら、「PV6」という表示があった。記事が読まれたかどうかはともかく、このブログのページを開いてくれた人がいるということである。ブログを始めたことも、始めるつもりであることも誰にも言っていないので、ちょっと驚いた。一ヶ月ぐらいは誰も来ないのではないかと予想していたのだが。とまれ、これが二番目の感動だった。
 一度にあれこれ全部やってしまうのは無理なので、少しずつ進めて行こうと思う。一週間続けられたら、カテゴリーとかタグとかを設定してみて、二週間続けられたらブログのデザインをいじってみて、三週間続けられたら……等など。悩むのは、友人知人に教えるのをいつにするかである。モチベーションのためには遅いほうがいいのか、早いほうがいいのか。いや、その前に、そもそも私は知らせたいと思っているのだろうか。
 本日分は、分量的にも今までの倍近くになってしまった。時間的にも倍どころではなくかけているのだが、日付は変わったが、寝る前に書き上げられそうなので、とりあえずブログを始めた効果はあった。あとは何があっても毎日書き続けるだけである。
1月7日0時30分


 ブログ開始以来初の週末を使ってカテゴリーを設定してみた。これから前の記事もカテゴリーに分けることにする。1月9日追記。
posted by olomoučan at 06:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ
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