2016年01月10日
ブログ開設次第(一月六日)
一月二日以降、毎日午後11時ぐらいに書き始めて、書けるところまで書いて、翌日に書き上げるというパターンが定着しつつあるのだが、念のために記事の末尾に、初稿が出来上がった大体の時間を入れるようにしていたら、完成時間が着々と遅れていって、すでに翌日の午後にならないと完成できなくなってしまった。このままにしておくと、前日の分を書き上げた時点で、本日分は終わったと思って書き始めなくなったり、翌日中にも完成できなくなったりしかねないので、自分にプレッシャーをかけるためにも、ブログ開設を急ぐことにした。本当は、もう少しあれこれ悩んでいたかったのだが、背に腹はかえられない。
年末に、ネット上でさまざまな無料のブログサービスを比較、紹介している記事をいくつか読んでみたが、正直な話、読めば読むほどわからなくなってしまっていた。仕方がないので、目をつぶってというわけではないが、ここだと直感で決めたのが、ここファンブログだった。
直感とはいっても理由めいたものはないわけではなくて、最初に考えたのは、大手は避けたいということだった。だから、ヤフーとか、グーグルとか、ライブドアなんかの自分でも名前を聞いたことがあって、ブログを読んだ記憶のあるところは対象から外した。どれだけ続くかもわからないものを、名の売れたところに置いておくのは、ちょっと気が引けたというのもある。
比較の記事にはいくつもの項目が並んでいたが、よくわからないものが多かった。理解できたものの中で、容量は、将来余裕ができたらオロモウツの写真をのせることはあるかもしれないけど、基本的に文字ばかりになるはずだから、大小はあまり関係ない。複数ブログ運営というのも、一つでも緊張してひーっとなっているのだから、二つも三つもなんてできそうにないからこれもいらない。
最後は広告のあるなしで、これはないほうがいいよなあと思いながら見ていたら、消せないところや、消せるけれども手順が必要というところもあって、そこまで手はかけられないのでそういうところも対象外。残った知らなかったブログサービスのページを順に見ていくと、ページが開けられないところや、新規募集は停止などと書いてあるところもあったが、ファンブログにだけは広告は出ないとはっきり書いてあった。それで、とりあえずここにしてみようかと、ファンブログ自体にはあまり情報が書かれていなかったので、ブログを運営しているというA8.netにまで出かけて情報を集めたのである。
すると、どこだったかに、外国に住んでいても日本国内に連絡の付けられる住所があれば使えると明記してあり、これが最後の決め手になった。これで、今までいいのかどうかわからないままこっそり使っていた実家の住所で登録という手が大手を振って使える。他にもまだチェックしておきたいものは残っていたような気もするが、その勢いのままに登録のページに進んだのだった。
こういう登録は、久しぶりで、試行錯誤しながら進めていったのだが、名前の読みをカタカナでと書いてあるのにひらがなで入れてしまったり、電話番号ぐらいはチェコのものが入れられないかと国番号付きで入れてみたら桁数が多すぎて入らなかったり、結構大変だった。
さらに大変だったのがブログの登録で、ニックネームは、いろいろ考えたが、あれこれ考えてもしょうがないので、以前スポーツ系のブログにコメントさせてもらっていたときに使っていたものを再利用することにした。ブログのURLは、チェコ語で「じゃあオロモウツから」になるようにして、タイトルだけは以前から決めてあったので悩まなかったのだが、ブログのカテゴリーとか、紹介文とか、そんなものがここで必要だとは考えていなかったので、焦りながら適当に決めて次に進んだときには、結構汗をかいていた。ふう。
次に銀行口座の登録があって、ああこれはアフィリエイトかというのに必要なんだなと思いながら、ここが一番問題なく記入できた。ただ、アフィリエイトというのがよくわからなくて不安だけど、とりあえずはそのままにさせてもらおう。いや、ネット上で広告を使ってお金を稼ぐというのはわかっているんだけど、そのシステムとかやり方とかがよくわからない。しばらくは文章を書いて投稿することに専念して、余裕ができたら挑戦してみることにしておこう。
その後、確認画面を経て、登録がすべて終わったときには、思いのほか時間が経っていて、へたり込みそうだった。小心者にはこれだけでも大仕事だったのだが、ここで終わっては、目的が半分しか達成されないので、最初の記事を上げるぞと気を取り直した。登録終了の画面からは何もできないので、ファンブログに戻って、ログイン。
これが自分のブログなのかという感慨がないわけではなかったが、今まで見てきたブログの画面とは違うような気がして首をかしげた。記事がないからかと考えて、投稿するために押したボタンが、「ブログを作成する」。サブブログと言うのを作る画面が出てきて、慌てて戻る。考えてみれば、ブログ自体はすでに登録できているのだから、作る必要はないのである。深呼吸を一つして気分を落ち着かせてから、慎重に見ていくと、「記事を書く」というのがあるではないか。こんなのを見落とすとは、我ながら緊張のしすぎである。
クリックするとテキストを書き込めそうなスペースがあったので、一月一日にワードで書いておいた文章をコピーして張り付けた。ちょっと上を見ると、記事のタイトルと言う欄があるので、一行目のタイトルに当たる部分を移動させる。文字を大きくするとか小さくするとかいくつかのボタンがあったが、末尾の日時が右寄せになるようにボタンを押してみた。記事にもう一度目を通して、ちょっとした修正を入れて、日時の下に追加のコメントを入れておく。後で見直したら、チェコ時間の五日に追記したのに、六日と書いてしまっていた。緊張していたのかなあ。日本時間ではすでに六日だったから、修正はしないことにした。時間を入れなくてよかった。
「投稿する」のボタンを押す前に、「プレビュー」があったので試してみる。出てきたページは、さっきまでの画面とは全く違うブログっぽいページだった。この瞬間が一番感動したかもしれない。最初の印象は、白いだった。でもシンプルで悪くない。ブログデザインとかカスタマイズとかやりたくなかったのだが、このままでも全然問題ない。記事のほうを見ると、ちょっと読みにくそうな印象、それに日時の右寄せには失敗していた。でもこれ以上、あれこれいじるのは精神的に無理だったので、プレビューを消したらすぐに投稿して、逃げるようにログアウトしてしまった。
それが昨日一月五日の深夜のことで、今朝一月二日付けで書いた二つ目の記事を投稿するためにログインしてみたら、「PV6」という表示があった。記事が読まれたかどうかはともかく、このブログのページを開いてくれた人がいるということである。ブログを始めたことも、始めるつもりであることも誰にも言っていないので、ちょっと驚いた。一ヶ月ぐらいは誰も来ないのではないかと予想していたのだが。とまれ、これが二番目の感動だった。
一度にあれこれ全部やってしまうのは無理なので、少しずつ進めて行こうと思う。一週間続けられたら、カテゴリーとかタグとかを設定してみて、二週間続けられたらブログのデザインをいじってみて、三週間続けられたら……等など。悩むのは、友人知人に教えるのをいつにするかである。モチベーションのためには遅いほうがいいのか、早いほうがいいのか。いや、その前に、そもそも私は知らせたいと思っているのだろうか。
本日分は、分量的にも今までの倍近くになってしまった。時間的にも倍どころではなくかけているのだが、日付は変わったが、寝る前に書き上げられそうなので、とりあえずブログを始めた効果はあった。あとは何があっても毎日書き続けるだけである。
1月7日0時30分
ブログ開始以来初の週末を使ってカテゴリーを設定してみた。これから前の記事もカテゴリーに分けることにする。1月9日追記。
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