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2012年02月29日

アマゾンジャングル走破記(12)

そんな景色の中でどれほど走ったか時間を忘れそうな感覚の中、突然現実に戻されそうな光景が目に飛び込んでくる。検問所である。
前のほうに5−6人の兵士が機関銃を肩から提げて待っている。よく見ると別の兵士が小高い所でも見ているのである。
という事は我々遥か以前から監視されていた事になる。思わずスピード違反も捕まえるのかと想像をした次第である。
この検問所の手前には必ず”DESPACIO”と書かれた標識がある。この標識を見たら要注意である。
標識の手前ではスピードを充分に落とし、ゆっくりロンバダを超えながら検問所に入っていく。
それにしても此れだけの兵士に囲まれて機関銃を目のあたりにするのは、さすがに銃口は下を向けられていてもあまりいい気持ちのするものではない。
ここの検問所は最初の検問所であるが、ここの責任者がかなりのインテリらしく(風体もインテリ風なのがにくいが)めがねの奥から鋭い眼光がちらちらしていて、特に車両の証明書はかなりの時間をかけてつぶさにチェックしていた。
横から口出しをしようにも其れを受け付けないような風格(?)をしていたが、実の所我々はこういう場合に手持ちしたチョコレートを渡して早く終わらせようという魂胆があったのだが、其れを言い出せない状況が彼の中にあったという事である。

何とかクレームもつけられずに無事事無きを得たが、この時は未だもう一度この男のためにもう少しややっこしい事が後に起こるだろう事は考える余地もなかった。
posted by takaro at 11:42| Comment(0) | 小さな旅

2012年02月26日

ジャングル走破記(11)

ここの景色でもう一つ印象に深く残っているのが、道路である。多分走り屋の車野郎には応えられない景観である。
まっすぐな道は10kmほども続くかとおもえるほど延々とつながり、緩いカーブをクリヤーするとまた同じように延々と続く、この繰り返しで、行き交う車も少なく多分1時間くらい走った記憶があるが、この間にすれ違った車は何と10台にも満たなかったのである。
それにしても走っている車は思いっきり飛ばしているようにおもえる。残念(?)ながら我が愛車はトラクターのようなもの、せいぜい時速100km程度であったが、其の気持ちのよさはやっぱり直接でないと感じられない思いである。
この感覚はジャングルで感じたのと同じ思いである。
ここに日本の(?)高性能スポーツカーでも持ち込んで走り込めたら思いっきり満足できるだろうな、、、なんて考えながら走っていた事を思い出す。

グランドサバンナはボアビスタと同じような大平原である。だがよく見るといろいろな所がちがっている。一つには水がない、ホライマのような湿原ではないのである。其れから適当にアップダウンがある。此れも違う、もっと違ったのは牛や馬が一頭も見えない。あるのは適当に散らばった椰子の木と其の中に伸びた一本の道、其れから其れから此れぞと其の大平原の遥かかなたにいくつか散らばるテーブルマウンテン(テーブル状台地=テプィ)、此れぞ何を隠そうかの有名なギアナ高地に点在するテーブルマウンテンなのである。
我々は車を止めてゆっくりみとれる時間がなかったために、走りながらの鑑賞となったのが心残りでは有ったが、其の雄大さはまさに驚嘆物である。
其の数はまったく分からないが、道路から見えるだけでも左右に10−20個くらいがあり、うっすらと霞んで見える。多分我々から50−100kmはなれているのだと思うが、途中を遮るものが何もなく、かすかにではあるが、其れが余計に神秘性をまして目の中に飛び込んでくるのである。
それにしてもどうしてこんな大きなテーブルがこんな所にできているのか、多いに悩ませてくれる景色である。
posted by takaro at 00:22| Comment(0) | 小さな旅

2012年02月24日

ジャングル走破記(10)

ゲート脇のちょっと小高い丘の上に一軒の事務所があり、中に入ると連邦警察による入国審査と税関審査が行われる。ここで車両の証明書のチェックもおこなわれる。
一通りチェックが終わっておもむろに捺印をしサインをして完了、パスポートと書類を受け取って車に戻り、いよいよヴェネズエラ入りをする事になったのである。
ベネズエラのゲートを超えてすぐにブラジル国旗とヴェネズエラ国旗が立てられ当時の大統領の胸像が境界線上に置かれている。
記念に写真を一枚、”パチリ”そのときはまさに我が愛車の汚さに一瞬愕然としたが、気を取り直して考えたら、赤土の埃にまみれた愛車はパンアメリカンハイウエーを走破してきた勲章、というわけで、このまま走り続ける事に決めたのである。それにしても周りの車がきれいにしている環境の中では”目立つ”存在であった。
なんとなく視線が集まってくる感じがひしひしと感じられた。

ガソリンも底をついたわけではないが、この先どこでスタンドに巡り合えるかわからない状況では(未知であるが故に)常にあった所で満タンにしておくのが鉄則であり、この鉄を踏まないと大変な事になるだろう事は容易に想像できた。
早速ガソリンスタンドに車を入れてガソリンを注文、元気よく満タンと頼む。ガソリンを入れていると車を見て長距離バスの運転手が近づいてくる。話してみるとこのバスはボアビスタから来たのだというが、この運転手は時にはマナウスから走ってくるともいっていた。
それにしてもバスの汚れもなかなか相当なものであった。ただバスは勲章にする必要がないからこの場で洗い落としていたが、、、、、
まもなくするとスタンドのおっさんが満タンだといいに来た。いくらかとたずねると此れが高い。
マナウスで購入する値段とほぼ同じなのである。来る前に聞いていた話では確かヴェネズエラは産油国でガソリンは水よりも安いとまでいわれてきた。
其れが実際に請求された値段はマナウスと同じ何故か不思議な気分になりながらもガソリンスタンドを後にした。

ここサンタエレナの町はこじんまりとしていて道が狭く、ごちゃごちゃしている感じで道を間違えそうになる事しばしば、何度か道を尋ねながらもどうにか町を抜ける事ができた。
町を抜ければ廻りは平らなもので見晴らしはどんどんよくなる。
暫くいくといよいよグランドサバンナの始まりである。ここの景色は壮観そのもの、だだっ広いゴルフ場が広がっているようなもので、適当にアップダウンがあり、所々に椰子の木がポツリ、ポツリとおかれているいる様は、クラブと玉をもっていたら思わず打ち込んでしまうだろうと思うような所である。
実際には近づいてみると草は葉の長さが10cmほどもあり、其の根元はがれきのような小石の状態でとてもゴルフボールを置いて打てそうな所ではない事がわかるのだが!!
ここで興味深かったのはこの草の葉が何故か不自然に伸び切っていない事である。自然に伸びれば日本刀の刃のようにスーッと伸びる草のはずであるが、葉の中ほどで刈られたようになっている。
ただよく見るとどうも刈られたのではなく、自然の状態で伸び切れていないようなのである。
なんの影響かはよく分からないが、多分全体がこのような感じなのだろうと勝手に考えていた
posted by takaro at 20:17| Comment(0) | 小さな旅

2012年02月23日

ジャングル走破記(9)

右を見ても左を見ても大平原、大湿原??どっちでもいいが、一面の草がひたひたと水に浸っているのだからやっぱり大湿原かな、などと考えながらただひたすらハンドルを握りアクセルを踏んでいく。
この草原の中には牛が歩き、馬が走っている。聴けばこの馬達は野性化しているそうで元々は飼い馬だったのが、2−30年の年とともに野性化していったのだそうだ。
それにしてもこの大湿原をあの”ホバークラフト”で走り回ってみたら爽快だろうな、、などと考えながら車を走らせていたのである。
まあ何もする事がないからいろいろな事を考えてしまう。

遠くには椰子の木がある所で一直線に並び、所々には大きな石が転がっている、訳ではなく小山のような様相を呈している。
ここがホライマ州である。この周辺には石にむかしの人たちが描いた壁画?が残っていたり、きれいな滝があったりと珍しいものが多くあるそうであるが、残念ながら我々は目的がチョット違ったのでこの辺に道草を食っているわけにいかず、メイン道路のみをひたすら走りつづける事になったのである。
また別の機会に訪れてゆっくりとこの辺も見てみたいと未練を残しながら!!

そうこうしている間に車は少し上り坂にさしかかり、道路がわずかうねり出した。
まもなく国境に近づく、いよいよブラジルからヴェネズエラに入る瞬間を迎えようとしていた。
先のほうに小さな家並みが見えてきた。国境のゲート付近にわずかばかりの集落、といってもお土産やさん、食べ物屋さんが集まっている感じで、ゲートを目の前にして小休止、
まず食べ物やさんに入ってちょっとした食べ物とコーラを流し込んだ。
(何を食べたのかは憶えていないが、揚げパンのようなものだったかな??)

いよいよゲートを超えてヴェネズエラに入るのかと思ったら、感慨深いものが込み上げてきてここまでの約1000KMの道のりがあっという間だった様な思いがしたが、其のすぐ後に良く考えたらヴェネズエラのお金はブラジルと違うという事に気がついたのである。
そこでその辺のお土産やさんで聴いてみるとよくしたもので、しっかりと両替で飯を食っているおっさんがいたのである。
ここのお土産やのおっさんが両替もしていて、他に比べればレートはちょっと悪いけど日曜日でヴェネズエラに入ってから交換するのは難しいよというおっさんの声に載せられて、当面の資金を調達したのである。
かくして車を走らせ、すぐ目の前にあるゲートに車を向けた。前に通過をしていく車を見ると、何もせずにどんどんヴェネズエラに入っていく、あれ結局入国に何も要らないのかと思いながら、やがて我々の車がゲートに入ると、機関銃をもった係官が”どこまでいくのか”とたずねてきた。
我々はマルガリータ島までいくと告げると、車をそこに止めて階上の事務所にあがるように促された。よく聴いてみるとサンタエレナはフリーゾーンでサンタエレナまでの入国は何の手続きも無しで入国できるとの事、納得した次第である。
posted by takaro at 17:31| Comment(0) | 小さな旅

2012年02月21日

ジャングル走破記(8)

朝6時廻った頃目が覚めて、朝食のテーブルについた。
どこにでもあるホテルの朝食風景であるが、やっぱりちょっとお粗末かな!!といった印象、薄切りのチーズに、ハム、パンが2−3種類並んで傍らにポットのコーヒーとミルク、ひどく甘そうなケーキがこれまた2−3種類、よく朝からこんな物が食べられるなと思いながらも、昨日一日ほとんど食事らしい食事をしていなかった我々にとっては、やはりご馳走だったのでしょう!!

とりあえず腹に食物を押し込んで、さあいざ出発と車にいけば、相変わらずタイヤの一つの空気が異常に減っている。
近くのガソリンスタンドでガソリンを入れながら、タイヤにも空気を押し込む、そして走り出したが先が心配だからとタイヤの修理屋をさがした。
看板はあるが店が閉まっている。良く考えたら今日は日曜日だったのである。
でもあきらめずにもうちょっとと探していると、とある一件の修理屋で小学生くらいの子供が家の前にいた。聴くとここの修理屋の子供で、今はお父さんがいないとの事、残念がっていると其の子供が、突然”僕が直してあげる”という、まあ半信半疑であったが”門前の小僧経を読む”とも言うしという事でやらせてみた。
彼曰く”ムシ”が悪いという、部品はあるというので交換してもらい、空気を入れて今度こそいざ出発と意気揚々とボアビスタの朝の町中を快調にアクセルを踏みこんだ。
朝のまちはやはり活気がある。夜中と比べれば当たり前の話ではあるが、其れでも全体に広々としている分閑散とした町という感は否めなかったが!!

やがてボアビスタの町外れにかかり朝の空気の中に、再び大草原が広がり其の中に一直線に伸びた美しい道路が延々と続くのである。
これからヴェネズエラの入り口の町サンタエレナまで約3時間のドライブである。
posted by takaro at 23:56| Comment(0) | 小さな旅

2012年02月20日

ジャングル走破記(7)

そんなわけで昼夜を徹して走りつづけてやっとの思いでついたボアビスタ、ホテルに飛び込んだのが夜明け近くの4時を廻った頃という所までこの前書かせてもらったのだが、走ったのが夜であったため周りが何も見えず、夜の夜中に町の中をうろつく羽目になったのである。
朝方の4時頃といえば”草木も眠る牛密時?”さすがのマナウスでもボイに踊りつかれたダンサーたちが眠りに就く時間である。
そんな時間に訳も分からないままホテルの名前だけを頼りに右往左往してもそう簡単には見つからないもので、路地という路地をいっては戻り一本ずらしてはまた入ると言う調子でかれこれ30分くらいいったりきたりしていたのではないだろうか!
それでも夜の遅いひとではなく、朝の早い人もいるもので何とか教えてもらいやっと探し当てたのが4時を廻っていたとこういう事なのだが、それにしても良く走った一日であった。
ホテルへ飛び込んだ後はただ眠るのみで、すぐに眠りに就いたのは言うまでもない。

2012年02月18日

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posted by takaro at 23:03| Comment(0) | 気になったこと

ジャングル走破記(6)

夜中走った時は気にならなかったが、ボアビスタに来ると今までの景色が一変する。即ちジャングルが無いのである。大草原になる。大湿原といったほうが正解かもしれない。
一面に草原が広がり、水に浸っているのである。
所々に椰子が立ち並び、マナウス周辺と比べれば異国のような気分を味わえるのだ。

実は最新の情報収集のために今回再びどこまで快適にいけるのかと走ってみましたが、プレジデント フェゲレードまでは快適そのもの、この町も以前のように赤土埃に悩まされる事もなく町全体がきれいになり、宿泊設備(POUSADA)もどんどん増えている。
ここにいくまでに数箇所のプール施設もあり、近くには滝も見られミニドライブコースとしては最高である。
posted by takaro at 22:59| Comment(0) | 小さな旅

2012年02月17日

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ジャングル走破記(5)

実はこのフェリー乗り場のしばらく手前に小さな部落があるが、ここに立ち寄った時に嫌なニュースが耳に飛び込んできた。夜中の2時に出る予定のフェリーが今壊れているらしいというものだった。
真偽の程がなかなか確認できずいらいらしていたら、そこにたまたまボアビスタに戻る軍隊の小隊がトラックできており、いろいろ話をする中で最悪、フェリーが無ければ軍隊のフェリーを呼ぶから、其れにおまえたちの車も載せてやると約束してくれた。
此れはラッキーであった。僕らは軍隊よりも先に其の部落を出発したが、案の定船着き場についてみると、定期のフェリーが修理中ででないという、乗り場の傍のランショネッチのおやじがこの場所を貸すからここで寝ていけという。直るまでには時間がかかるというのである。
とりあえずパンを頬張っていると先ほどの軍隊がきた。軍隊の連中もどかどかと店に入り思い思いに飲み物、食べ物にありついていたが、先ほどの小隊中なるものが、盛んに基地と連絡を取り、軍隊のフェリーを呼んでいた。
暫く待つ事約一時間ほどで、軍隊のフェリーがついた。さすがに立派なフェリーである。
大きさも定期船より若干大きい感じである。
そこに最初に軍隊のトラック2台、定期就航バス1台、そして最後に僕らの車が乗せられた。
いよいよ川渡りで、すぐに反対岸に着いたが、反対岸に降りて最初に車に乗り出して感嘆した。
暫く走るとカラカライの町の灯が見えてきたが、やっぱりここからは道が舗装されており、やっと東京―大阪間もあるような未舗装道路をジャングルを抜けてきたんだと実感した。
もう既に午前3時を過ぎており、もうひとっ走りをして最初のホテル(ボアビスタ)に飛び込んだのが朝の4時を廻っていたのだった。
posted by takaro at 22:44| Comment(0) | 小さな旅
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クルマ好き、旅好き、猫好きのおっさんです。 会社卒業してあれやこれやと手を出しながら、貧乏暇なしやってます。 Tochigiから旅に関するためになりそうな情報を発信していきます。
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