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2024年6月に、日米韓防衛当局会談が行われました。
2018年12月の韓国レーダー照射事件は、再発防止で一応の決着となります。
図1 会談
引用URL:https://img.hani.co.kr/imgdb/japan/news/resize/2024/0603/171737331351_20240603.JPG
結局真相は闇の中に葬られ、ぎくしゃくした日韓関係が再開するようです。
これは文在寅前大統領の逮捕まで、真相は出てこないでしょう。
(前回記事):『空自F-35B戦闘機の燃料に関する大問題!』
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すでに5年半前のことになりましたが、2018年に日韓が緊張状態に陥りました。
図2 レーダー照射事件
引用URL:https://www.mod.go.jp/j/surround/radar/final_view/21x_hosoku3.jpg
2018年12月20日、海自P-1哨戒機が韓国海軍駆逐艦から火器管制レーダー照射を受けました。
1.1 火器管制レーダー照射という異常事態
本ブログでも、2018年から2019年にかけて何本かのレーダー照射関連記事を書きました。
(関連記事):『韓国レーダー照射彼らはルビコン川を渡ってしまった。』
(関連記事):『韓国レーダー照射を技術的視点から首謀者の推測へ!』
(関連記事):『韓国レーダー照射「電波要表」という秘密文書がある。』
海軍の世界では火器管制(FC)レーダー照射は『撃つぞ!』という敵対行為となります。
図3 CUSE
引用URL:https://imgv2-2-f.scribdassets.com/img/document/458784055/original/30008b72e9/1713337910?v=1
2014年に日韓共に署名した海上衝突回避規範(CUES)において、FCレーダー照射は明確な違反行為です。
海自P-1哨戒機から、韓国海軍に国際VHFで問い合わせても何も回答が無く防衛省は事態公表に踏み切りました。
1.2 韓国の反発と泥沼の水掛け論に発展
2018年12月22日には、韓国軍当局はFCレーダー照射は誤って発生してしまったとの見解が出てきました。
これで本来ならば海軍同士の手打ちとなるはずが、その後泥沼化していきます。
12月24日にはFCレーダー照射の事実を否定する、異例の展開になります。
図4 現場映像
引用URL:https://www.mod.go.jp/j/surround/radar/20181228z.html
本来表に出るはずのない、現場映像やレーダー照射音が公表されるなど泥沼化していきます。
GISOMIA問題や輸出管理問題など、各種問題も絡んで2019年以降は日韓関係が対立してきました。
1.3 2024年になりようやく決着!
韓国では、2022年に文在寅大統領が退任して尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権が発足します。
図5 尹錫悦大統領
引用wiki
まともな保守中道政権が誕生して、ぎくしゃくしていた日韓関係も修復されていきます。
2024年6月1日に行われた、日韓防衛相会談にてレーダー照射問題の決着がつきました。
図6 三者会談
引用URL:https://www.mod.go.jp/j/profile/minister/kihara/photo/20240602d.jpg
とりあえず、再発防止と共同訓練の再開という玉虫色の決着となります。
米国としても日韓が対立したまま、ずるずると時間が過ぎるのを座視できないとの判断でしょう。
まあ真相究明には程遠いですが、一応の手打ちとなるでしょう。
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真相解明にはほど遠いですが、韓国側から事件に関する興味深い説明が出てきました。
図7 韓国青瓦台
引用URL:https://www.opencheongwadae.kr/resources/images/mps/main/visual/bg.jpg
レーダー照射事件に、韓国青瓦台(大統領府)が大きく関与していたと説明があったそうです。
2.1 従北政権文在寅大統領の時代
2018年当時は、従北政権とまで言われた文在寅(ムン・ジェイン)大統領の時代でした。
図8 南北会談
引用URL:https://img.hani.co.kr/imgdb/japan/news/resize/2021/0201/161213605088_20210201.JPG
北朝鮮の金正恩総書記と何度も会談するなど、従北体制がヒドイ状態でした。
そんな中で発生した、レーダー照射事件は韓国にとって何としても有耶無耶にしたいことだったのでしょう。
2.2 韓国大統領への報告は12月23日か?
今回の日韓国防相会談に先立ち、制服組同士の話し合いで韓国から重要な説明がありました。
『文在寅大統領が隠蔽を指示したため何も言えなくなった』
事件発生当初からささやかれていた、韓国大統領府による隠蔽工作がはっきりと証言されました。
最初はFCレーダー照射を認めながら、突然レーダー照射を否定する不可解な行動に根拠があったわけです。
図9 時系列
引用URL:https://www.mod.go.jp/j/surround/radar/index.html
時系列を読み直してみると、12月24日になり韓国の主張が突然ひっくり返ったことが分かります。
おそらく12月23日に、文在寅大統領に報告が行われ隠蔽指示が出たため主張が反転したのでしょう。
やはり文在寅大統領が、騒動の火種となったといえます。
2.3 今のうちにケリをつけるのが最善でしょう
色々文句もあり真相究明には程遠いですが、妥協の産物として今回の合意となりました。
2027年には韓国大統領選挙があり、親北派の野党が優勢です。
図10 曹国(チョ・グク)
引用wiki
何もなければ、玉ねぎ男なんて言われたチョ・グク(曹国)元法務部長官が大統領になるでしょう。
またまた反日政権に逆戻りとなり、関係改善は不可能になります。
今のうちに最終的不可逆な解決をしておいた方が、日本にとっても有利です。
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文在寅前大統領は現在、自宅近くで書店を経営しているようです。
図11 文在寅
引用URL:https://image.ajunews.com/content/image/2023/04/26/20230426111325900621.jpg
しかし隠蔽証言がでてきたことで、逮捕が近いかもしれません。
3.1 2020年黄海公務員事件で大規模捜査!
文在寅前大統領については、2020年に黄海にて海洋水産部公務員が北朝鮮に射殺された事件の隠蔽を指示したとされています。
図12 捜索
引用URL:https://japanese.joins.com/upload/images/2023/12/20231208090121-1.jpg
北朝鮮が射殺したことを知りながら、「自主的に北へ亡命した」など北朝鮮擁護を続けました。
捜査が進展しており、そろそろ逮捕になるかもしれません。
だからこそレーダー照射事件と合わせて、韓国政権が日本に譲歩して来たと見えます。
3.2 文在寅前大統領で真相が解明されるか?
韓国大統領経験者は、ほとんどが逮捕・亡命・自殺という末路を辿ってきました。
図13 李明博
引用URL:https://img1.yna.co.kr/photo/yna/YH/2018/03/14/PYH2018031405580088200_P4.jpg
逃げ切りかと思われた、李明博(イ・ミョンバク)元大統領も収賄で逮捕実刑判決となりました。
文在寅前大統領も、2024年〜2025年には逮捕されて真相が出て来るかもしれません。
真相究明の時間を、楽しみに待ちましょう!
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