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手付かずの海4%

手付かずの海4% 人間の影響数値化 米国立センター
日本周辺を含む世界の海の4割が人間活動の強く受けており、影響をほとんど受けていない手付かずの海域は約4%にすぎないことが、米国立生態系分析・統合センター(NCEAS)などの研究で分かった。米科学誌サイエンスの最近号に発表された。
研究チームは、過去の調査データをもとに、海洋汚染や漁業、気候変動など17項目について、人間活動が海の生態系に影響を与えている程度を数値化し、影響の強い赤色から弱い青色までの6段階で世界地図に示した。
最も影響が大きかったのは、日本の領域を含む南・東シナ海、東カリブ海、北海の三つの海域で、逆に影響が最も少なかったのは北極、南極周辺だった。
漁業資源の豊富な大陸棚、エビや魚などの動植物が多く生息する岩礁、サンゴ礁、海山などが深刻な影響を受けていた。

以上、2008年2月25日読売新聞より引用。


“海には不思議がいっぱい”だなんて言うのに、人間の影響をほとんど受けていない海はたった4%…人間の活動は地球上のどこもかしこにも広がっているらしい。深海には謎が多いらしいけれど、日本の「しんかい」で潜って、未知とされる生物を撮影してテレビで流しているところを見ると、影響を受けていないところが4%しかない、というのも頷ける。
たしかに、長時間潜れない体である人間にとっては海の中はどうなってるんだ?と興味津々で、海賊キッドの宝が〜なんて聞くと、海にロマンを感じてしまう。そういうちょっとしたことが、手付かずの海を減少させる一端を担っているのではないかとも思う。最大の影響は漁業で、これでもかという程に獲った挙句に、余った分は腐らせる前に廃棄されているという、海を根こそぎ食い尽くそうというやり方でごみを出し、そのごみが海洋汚染の原因にもなっているという最悪の循環がある。
もう来年には手付かずの海は0%になっているかもしれない。

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