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台風に備えましょう。

強い台風2号は、北北東へ毎時30kmで進んでいます。
中心の気圧は945hPa、中心付近の最大風速は40m/s、
最大瞬間風速は60m/sです。

台風は今後、強い勢力を保ったまま東に進み、
◇沖縄本島: 28日夜遅く
◇奄美地方: 29日
に風速25m/s以上の暴風域に入る恐れがあります。

台風の接近と日本レットの南に停滞する前線の活発化の影響で、
30日にかけて広い範囲で大雨となる見通しです。

29日正午までの24時間に予想される雨量は、いずれも多いところで、
◇ 300ミリ: 九州南部、四国
◇ 250ミリ: 奄美
◇ 200ミリ: 沖縄、近畿、東海
◇ 150ミリ: 九州北部
◇ 120ミリ: 中国、関東甲信
の予報です。

太陽気象庁発表。 ※hPa=ヘクト・パスカル

台風2号の図


雨台風がくる前に
台風が接近してから屋外に出るのは危険です。
気象情報を利用して台風がくる前に対策をとってください。

【家の外の備え】
◇ 窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、必要ならば外から板を打ち付けて補強する。
◇ 庭木に支柱をたてたり、塀を補強したりする。
◇ 側溝や排水口は掃除して水はけを良くしておく。
◇ テレビアンテナはステー線や支柱を確認し、補強しておく。
◇ 風でとばされそうな物、たとえばゴミ箱や小石などは飛ばされないように固定しておく。

【家の中の備え】
◇ 雨戸をおろしたり、割れたときのガラスの飛散を防ぐためにガラス窓にテープを貼ったりする。
  外からの飛来物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドをおろしておく。
◇ 次のような非常用品をまとめて、持ち出し袋などに入れておく。
  ⇒懐中電灯・ローソク・マッチ・携帯ラジオ・予備の乾電池・救急薬品・衣料・貴重品・
    非常用食料・携帯ボンベ式コンロなど。
◇ 断水に備えて飲料水を確保する。浴槽に水を張るなどしてトイレなどの生活用水を確保する。
  塩害による長期停電のため、冷蔵庫のものが腐るおそれもある。水や食料品の備えは十分に。
◇ 学校や公民館など、避難場所として指定されている場所への避難経路を確認する。

雨台風が接近しているとき

【台風情報に注意する】
◇ 台風が近づくと、気象台発表の台風情報がテレビ・ラジオで伝えられる。
  情報を受けたら、再び家の周りの安全を確かめる。

【注意報・警報にも気をつける】
◇ 被害の出る恐れがあるときは、注意報、警報や記録的短時間大雨情報などが発表されるので、
  テレビやラジオに気をつける。

【危険な場所に近づかない】
◇ 雨で増水した小川や側溝は境界が見えにくい。
  また、冠水した道路上では浮き上がったマンホールも見えにくい。
  大雨のときは、小川やマンホールに転落する事故が多い。
  また、山崩れ・がけ崩れも起こりやすくなる。
  このような危険な場所には近づかない。

【台風の強い風は二段構えでやってくる】
◇ 今まで吹いていた強い風が急に弱まっても、およそ1〜2時間後には再び吹き返しの強風が
  やってくることがある。風が弱まったからといって、屋根の上にあがったり、家の周りを
  歩いたりすることは危険である。
◇ 強風による飛来物(たとえばかわらや看板)を頭に受けて死亡する事故が多い。
  やむをえず戸外にでるときはヘルメットや安全帽をかぶる。
◇ フェーン現象による火災が多発しやすい。
  暴風雨の中では、たき火やローソクなど火の取り扱いに十分注意する。

雨危険が迫ったら

【避難】
◇ 防災機関などから避難の勧告や指示があったら、すぐ従えるように準備し、すばやく避難する。
  「むだ足覚悟で早めの避難」を心掛けたい。
◇ 避難の前に、必ず火の始末をする。
◇ 避難の際は持ち物は最小限にして背中に背負うなどして、両手は自由に使えるようにしておく。
◇ 頭はヘルメットや安全帽で保護する。素足は禁物で、靴は丈夫で底の厚いものがよい。
  長靴は水が入ると歩きにくい。

【避難先では】
◇ 勝手な判断や行動をせず、指導者の指示に従う。
◇ 引き続き、台風情報や注意報・警報に注意する。


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※この記事はYahoo!の災害情報ページ「台風に備える」の内容をそのまま掲載しています。

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