癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

抗がん剤による脱毛
抗がん剤の副作用が原因による「脱毛」はあるのか？
個人差もあるらしいが、症状として現れないでくれれば
それに越したことはない。

抗がん剤治療を開始して3か月以上経過した母。
抗がん剤治療の前評判からすると、比較的順調に過ごせている母。
1クール目の抗がん剤治療を無事に終え、退院し、
外来治療に切り替えての自宅療養は、緊急で病院に搬送されることもない。
先日自宅で「気絶・転倒」というハプニングはありましたが、
その後は何もなかったように過ごしています。

肺がんの母
非小細胞肺がん（ステージ�W）
脳に転移したことで「がん」が発見され、
発見されたときすでにステージ�Wでした。

これまでの治療経過
原発となったのはもちろん肺がんですが、
医師団の協議の結果、脳腫瘍の摘出手術を優先
することが決定した。

頭蓋内腫瘍摘出手術（ずがいないしゅようてきしゅつしゅじゅつ）
を受けた後、約2週間後に行われたのが「放射線治療」
母の受けた放射線治療は「頭部放射線治療」。

脳内に転移した悪性の腫瘍は摘出できても
悪性の細胞までを完全に消去に近づける手段は
頭部全体に放射線を照射する「頭部全脳照射」。


スポンサーリンク





「部分照射」に比べて「全脳照射」は、
高い効果が見込める分、「リスク」も高い。

頭皮ごと、脳内まですべてに放射線を浴びせて治療する
訳ですから、頭部全体が「被爆（ひばく）」するということです。

脱毛は避けられない、痴呆症など脳に異常の可能性大。

放射線治療の影響で「脱毛」した母
頭部に浴びた「総放射線量」は30Gy（グレイ）

一回の治療で浴びる放射線量3Gy（グレイ）の治療を、
計10回受けた。

放射線治療の全て終了してから約2週間後に
本格的な脱毛が始まった。
1週間以上経っても脱毛が始まらず、
「このまま脱毛はないのではないか？」と思った矢先、
少し抜け毛が多くなったかな？と感じて数日でバサバサと
抜け落ちる髪の毛。
男性ならともかく、女性は精神的にも厳しい。

抜け落ちた髪は全体の約60％ほどで、
現在は「かつら」を着用しています。
約16万円で購入しました。

みんなから「若返った！？」なんて言われて
喜んでいます！


スポンサーリンク