2016年10月20日
脱毛・・・その時・・・男性の想いは・・・ウィッグは必要か!?
男性には男性の思いがある
癌治療も副作用も脱毛も経験していない私に
闘病患者の気持ちを理解できる訳がなく、
妄想の世界において私だったら・・
などと自己都合の推測でしかものを言えないのが現実。
母も生前、脱毛に悩まされていました。
退院するまでにウィッグを購入し、
闘病前と変わらぬ髪型で過ごすことができました。
そんなこともあり、私なりに男性のウィッグ利用について
リサーチしてまとめてみました。
リサーチしているなかで、比較的多い印象を受けたのが、
「男=強い」というプレッシャーのような感情です。
年配になればなるほど、幼少のころからの教育は
男の子なんだから・・・という環境で育てられた方々が
多いのも「日本男児」の特徴でしょうか。
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〜男性患者の実際の声〜
・家族に負担をかけたくない一心で言い出せなかった。
・看護師さんが異性ばかりで相談できなかった。
・自分は「男性なのだから」などと自分自身に言い聞かせて我慢していた。
・ウィッグの存在を知らなかった。
・ウィッグやかつらは高額な商品なので、手が出ないという先入観があった。
このように、ウィッグについての情報不足が目立つほか、
「男性なのだから」という見地で、「見栄」や「照れ」が
影響してしまい、一歩踏み出せないようにも伺えました。
男性の患者さんもウィッグが必要
男性なのに・・・ではなく、男性だからこそ、男性ならではの
思い、悩み、環境があると思いがあるのだと、改めて勉強に
なりました。
〜理由例〜
・職場に復帰する際、同僚社員はもとより、先輩後輩、上司や女性社員
さらには、取引先の関係者の方々に気を遣わせたくなかった。
・旅先などでの記念写真、仲間内と写メ・・・
いつもと変わらぬ容姿で撮りたい。
・結婚式、同窓会、冠婚葬祭で・・・。
・近所や親類には病気を内緒にしている。
・闘病中、闘病後の姿を見られたくない、身なりはしっかりと
整えていたい。
男性患者さんたちの多くは、脱毛が始まるまでウィッグの準備をしない
傾向にあるようです。
本当に必要になった時に、取り扱いに慣れておくためにも、
事前に準備を・・・とまでは行かないまでも、情報だけでも
取り入れておいても損はないかと・・・。
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