藁にもすがりたい末期がん患者の弱みに付け込む出来事: 癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

2016年08月28日

藁にもすがりたい末期がん患者の弱みに付け込む出来事

末期がんの患者さんに対して、未承認の点滴注射を行なったという
記事を目にしました。

歯科医師で、医師免許を持っていなかったということですが、
類似の犯行は昔から耳にします。

私は今回の件も氷山の一角と見ています。

末期がん患者の方は、世間的なデータ上ではかなり厳しい状況で
ありながらも、わずかな希望と溢れんばかりの期待を胸に邁進しています。

そんな中で、良いと思うことは率先してやってみるという方が断然多く、
民間療法を始め、食事療法、サプリメント、など種類は豊富です。

特に民間療法では、複数の点滴療法があり、データとしても実績のある
治療法もあります。

わらにもすがりたい気持ちの末期がん患者さんや、
どうしても抗がん剤治療は受けたくない・・・
しかし、治療をしないで放置するのも嫌だ・・・
そういった方には、民間療法など通常の病院では受けることの
出来ない治療方法には魅力を感じるものです。

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それらにはもちろん不安も伴いますが、ある程度のデータや実績があると
なお一層興味を示すのもまた事実。

そんな末期がん患者さんの弱みに付け込むようなことをしないで欲しいのです。

母も生前にこう言っていました・・・
がんに良いというものは、やってみたい、と・・・

少なからず、これに似たような感情は皆が持っているもの
ではないでしょうか・・・？

未承認のものでも試したいという方は少なくないと思います。
今回の件で、末期がん患者さんと歯科医師側でどのようないきさつが
あったかは、まだ明らかになっていませんが、少なくとも
末期がん患者さんを口車にのせて、お金をだまし取ろうというノリだけは
止めて欲しいと、切実に願います。

本人がすべて理解したうえで希望したのなら別ですが・・・。

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posted by satorich at 21:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタ・豆知識

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癌と共に生きる 手術→放射線治療→化学治療

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