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2016年07月28日

腫瘍摘出後の夜に痙攣発作





痙攣を起こして点滴投与


摘出手術を終えたその夜、母は痙攣を起こした。
病院側としては、予想の範囲内の出来事でも
私たち家族にとっては、ハラハラする出来事でした。

といっても、翌日に結果として報告されたので
聞いてびっくりしたのと、またいつ痙攣を起こしてしまうのか
という不安を抱えることになりました。
病室の母は、まるで老人ホームのベッドで寝たきりになっている方のよう・・・、
それほどまでに変わり果てた状態(少々オーバー気味な表現ですが)

ICUから個室へ

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術後の母は、口は開いたまま・・・ろれつは回らない、
会話はほぼ不成立で、会話しててもすぐに寝てしまう・・。
ひとたび寝ると激しい「いびき」が部屋中に響いた。

尿はというと、尿道に管が入っていて、時折バケツに流れ
落ちる音が聞こえる・・・。

身体が思うように動かせなくて、食事も思うように取れない。
こぼす・・・飲みにくい・・・情けない・・・と母は言っていた。

後に母は、この時の自分について・・・
父が障害者で、食事をこぼしたりすることを咎めたことを
後悔していた・・・こんな思いをしていたのか・・・と、
心から反省していた。

病室にいても特に会話もなく、時間だけが過ぎていく・・・
時折母が話しかけてくるが、
「ロキソニンが効いちゃって・・・眠くて・・・」
と言いつつ、また眠りについてしまう。

かと思いきや、姉との会話に突然入ってきたりもした。
会話を聞いてるんだ・・・と、ちょっとびっくりした。

どうやらロキソニンが処方されているらしいのだが・・・
とにかく寝て、寝て、寝まくっていた。
気が付くと自分も寝ていたりもする。

そんな中、他の病室から通路を伝って叫び声が聞こえてきた。
何を言っているのかはっきりとは聞き取れないが、
精神科の病棟ではありません。
ここは脳神経外科患者の病棟・・・

頭部の開頭手術をした人たちは様々な症状に見舞われるらしい。
なんだかんだで、経過は順調でした。
無事に個室へ移動することができました。

高額な個室使用料

個室に移ったことで、まずはひと段落ついて安心な気持ちと、
差額ベッド代が高くてハラハラする気持ちとが
闘っているようでもあります。

ベッド使用料は日額で1万7千円と高額!
母の契約している外資系の生命保険の入院給付金日額は5千円、
その差1万2千円。

今だから思う、悲しい事実・・・それは
何かあるごとに、支出が気になっていた。
母の病状が気になっていた裏側で
常にお金の不安が付きまとっていました。

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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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