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2016年07月27日

脳腫瘍の摘出手術無事終了・・・その直後の状態が辛い





手術は無事終了

待合室のドアが開いたと同時に「執刀医」に名前を呼ばれた。

「手術が終了しました」・・・時は13時・・・
予定よりも2時間以上早い終了の知らせでした。

そのままICU(集中治療室)前に案内され、
そこで待つこと十数分・・・執刀医と母の担当医のお二方がお見えになり、
ICUの入口前で行われた手術の説明が始まった。

まず最初に、「手術中特に問題はなく、スムーズに終えることが出来た」
という旨の説明から始まりました・・・、と次の瞬間、
医師が差し出した「透明な容器」・・・
その中には手術で摘出された腫瘍が入っていた。

思っていたより小さい・・・画像では2.5センチと伺っていたが
その器の中に一つだけぽつんと浮いているそれを見る限り、
大きさはそれ以下に感じた。

おそらくホルマリンに浸してあるのだろうか・・・
と理科の実験室を思い出した。

ホルマリンって、無色透明だったっけ・・・?
どうでもいい疑問が頭を過ぎった。

母の脳内から摘出されたその憎き「腫瘍」は
容器内の液体中で悠然と!?浮遊していた。


予想外の説明に驚愕
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そして更に、予想しない出来事が起きた!

なんと、術中の写真を手術の順番に沿って見ながらの説明が始まったのです。
姉は目を背けましたが、私と兄はしっかりと画像を見ながら説明を受けていた。

手術により開頭された母の脳内は、
テレビでもなかなか目にすることのない画像でした。

ああ、本当に手術が行われたのだと、
改めて実感するとともに、
執刀医並びに担当医ら医師団、看護師さん達
に感謝の念が湧いたことを覚えています。

ICUで眠る母を目の前に

一連の説明が終わると、いよいよICU室内へ・・・
その前に入念に手洗いと手指の消毒をしました。

母との面会と言っても場所はICU、
時間は限られており「5分以内」、
手術前に打った全身麻酔もまだ効いている状態でした。

そこで今日3回目?の衝撃・・・
人工呼吸器の管が口内に入ってつらそうな表情で寝ている母の姿が!!
これはテレビや映画で見たことのあるシーン。

このような身内の姿を見るようになるとは、
正直想像していなかった・・・無意識に自分には無縁のものと
思っていたのではないだろうか。

ゆがんだ母の顔の表情、眉間のしわ、苦しそうな息遣い、
管というよりは、パイプが母の口元から喉元へ?入っていた。
恐くてよく見ることはできませんでした。

とにかく、とてもとても辛い一日だった。
ようやく母の脳内から腫瘍が摘出された。
あとは手術の・・・術後の回復をじっと待つ・・・。

手術を受けた母に、頑張った母に、
この後も更なる治療が待ち構えている母を目の前に、
何と声を掛けてあげたらいいのだろうか・・・。

あの時はそんなことを考えていました。
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