2016年07月26日
父は重度障害者・・・それでも今を生きています・・・
私の父は左半身麻痺の重度障害者です。
今朝、恐ろしいニュースが飛び込んできました。
障害者施設の元職員が、元職場である施設に入っている障害者の
方々を次々と襲った・・・痛ましい事件・・・
現場は血の海・・・理解しがたい理由により、淡々と、
そして比較的短い時間で多数を殺傷し、現場から立ち去った犯人。
その後自ら出頭したそうですが・・・
命を奪う・・・ということの重大さを・・・
生きる権利!?・・・権利ではないですよ・・・
生きなければいけないんです・・・
自分で、自らの意志と自らの力で、最期の最期まで
その与えられた命を全うするんです。
様々な病気に掛かっても、ひたすら頑張っている患者さんが
数多く存在する中、前向きな人もいれば、前向きにさえなれずに
ふさぎ込みながらも毎日自分と葛藤しつつ、闘っている・・・。
この世に使命をもって生まれてきたからこそ・・・の現実なのです。
その命の灯を意図的に消してはいけません。
それは他人であれ、自分であれ・・・です。
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父も施設に入所しています。
左半身麻痺ですので、自分で立つこともできません。
トイレも、お風呂も・・・歯磨きもまともにできません。
言葉も話せませんので、意思の疎通が難しいです。
父が何を求めているか、何を訴えているのか分かってあげられない、
そんな瞬間はとても辛いです。
トイレが間に合わなくて・・・何度もあります。
意思表示が難しいから・・・呼ぼうにも呼べないんです。
父は自分の境遇を理解しています。
幸せそうな笑顔を見せてくれると安心します。
父は人のお世話にならなければ生きて行けません。
それでも、父は生きています。
楽しいか、楽しくないかはわかりません・・・
それでも、毎日ご飯を残さずに食べています。
食べているということは、生きる意志があるということです。
このような事件が耳に入る度に
毎回胸が苦しくなります。
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