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2016年03月03日

自宅療養で必要なベッドも、他界で遺品となった今・・・

検討したあげく





昨年春、母が退院してすぐにベッドを購入しました。
あまり裕福な方ではないので、1万円弱で購入したベッドは
折り畳み式で、ベンチソファになるタイプのもの。

使用しはじめは中々良い感じの感想を抱いていた母も
日が経つにつれて、カタカタ音がうるさいんだ・・・
と、姉に愚痴をこぼすこともしばしば・・・。

節約したつもりが、逆に寝心地を損ねてしまった。
病気の治療に、睡眠はとても重要なことで、それは
免疫力に良くも悪くも影響を及ぼすことは周知の事実。

そこに気付いてあげられなかったということは、
看病する家族としてほんとに恥ずかしい限り・・・。

余命を考慮しなかった

母の医学統計上の余命は、12か月〜16か月と記載されていた。
これは、病院からの説明があった時に本人と家族用に渡された
2枚つづりのA4用紙・・・その1枚目に予後として記載がありました。

肺がん・ステージ4、脳転移あり、
無治療なら余命2か月・・・
脳腫瘍摘出手術・頭部放射線治療・抗がん剤治療を
受けた場合の予想される余命は12か月〜16か月。
渡された時点で、病気発覚から既に1か月が過ぎていた。
どこからカウントすればよいのかわからなかった・・・
詳しく聞くこともしなかった母と、私たちは常に希望をもって
いたかった・・・、あとどれくらい生きることが出来そうなのか、
それを聞いてしまうと、ネガティブになりそうだったから・・。


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遺品となったベッド

痛みや、苦しみが続く中、母はやがてそのベッドで眠ることさえ
困難になってしまいました。
肺の機能が低下するにつれて、仰向けの状態が苦しい。
そのベッドには辛い想い出がたくさん詰まっている。

ベンチソファになるから、いつか母が他界しても
家具として使用できると軽く考えていたが、
中々そうは行かないようです・・・。

少々高くても、ベッドをレンタルで使用するという選択肢も
あったのですが、貧乏人の考えは目先のことだけしか考えない
悪い癖が邪魔をして、先見の明なんていうしゃれた感覚は
一切持ち合わせていないかのような私は、とってもみじめ。

年間3万円程前後でレンタル出来るベッドは沢山あり、
中古品ならさらに安い設定になっていることも知っていた。

もちろん見当もしたのですが、後の祭りでした。
今はベッドの処分方法を考えています。

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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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