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2016年02月25日

脳梗塞ばかりに気を取られて・・・

父が脳梗塞で倒れたのが14年前。
それをきっかけに、母も脳梗塞を意識し始めた。
すると、母も隠れ脳梗塞があることが判明し、以降
脳外科に通っていた母。

脳に異常があることが分かった時、
既に遅すぎた状況となっていたのです。

脳外科に定期的に通院しながらも、なぜ脳腫瘍を発見することが
出来なかったのか・・・。
それは誤診ではなく、脳梗塞に気を取られた結果だった。

病気が発覚する数か月前に、脳血管撮影はしていた。
しかし、脳内全体のMRIは撮らなかった。

脳腫瘍はノーマークだった。
脳梗塞に気を取られ過ぎたと言えばそうですが、
今となっては仕方のないこと。

母が悪い訳でもなく、もちろん医師が悪いわけでもない。
運命だった。

ただ・・・正直なところ、悔やめる・・・
凄く悔やめる・・・

仮に・・・脳外科で腫瘍が早期発見できていたとして・・・

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母の病気は肺がん。
脳腫瘍は転移性の脳腫瘍。
脳内に腫瘍が見つかった時点で、その大きさの如何に問わず
がんのカテゴリーはステージ4となる。

どちらかと言えば、早期発見したいのは
元になっている、原発巣の癌の方だ。

母の場合は肺にあったが、発覚2か月前の健康診断では
全くわからなかった。
これも誤診ではなく、これが肺がんというものなのだと
認識しています。

肺に関しても、やはりMRI撮影が必要となる。
肺炎の疑いでもなければ、肺のMRIを撮ることなど
ほとんどない。

母からしてみれば、夫が脳梗塞になった。
自分も調べてみよう・・・そしたら隠れ脳梗塞の
診断結果が出た・・・薬の処方と定期外来。

隠れ脳梗塞・・・早くわかって良かった・・・はずだった。
診察は怠けずにずっと続けていた母。
子宮がん検査もパスしていた。
乳がん検査もパスしていた。

肺がんだった・・・しかもステージ4.
人生とは、時に皮肉なものである。

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posted by satorich at 21:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脳出血
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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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