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2018年06月16日

解かれた封印

二年半

母が使用していた一階のお風呂は

ずっと使っていなかった

必然的に封印されたというべきか

意識的に封印していたというべきか

いずれにしても

二年半の間

誰もその浴槽で体を温めることは無かった

封印を解いた日

入浴中に想い出すのは母の事ばかり

父の介護をしていた時

病気療養中の時

母は日々どのような想いだっただろう

この浴槽に身を沈め

色々なことを考えたことだろう

その中で

何度涙したことだろう

二階には私がいたにもかかわらず

寂しい思いや辛い思いをしていたことだろう

母が胸に秘めていた想いが

時を越えて私の心に語り掛けてきたような錯覚を覚えた

二年半の時を経て解かれた封印

最初に感じたのは

辛くて悲しくて寂しい想いだった


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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