2017年01月07日
”愛”で始まり”恩”で終わる・・・
ルーツ
私の人生は両親の愛で始まった。しかし、命のルーツは辿れない。
地球の歴史からしたら、人間の歴史は浅いかもしれないが
とてもとても深い。
英語が国際語となった現代社会において、
日本人の日本語力は低下しつつあるように感じる。
この状況を低下とは捉えずに「進化」と捉える見方もある。
しかし、日本語に何らかの変化が起きていることは間違いない。
日本語は難しい。
世界各国の言葉の中でも群を抜いた難しさとも言われている。
むしろその現実を誇りに思う。
日本語は奥が深い。
日本語の元となっているのは50音。
ルーツをたどると室町時代以後までさかのぼる。
複数の説があるがそちらもまた奥が深そうだ・・・。
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愛で始まり恩で終わる
奥が深いその50音の始まりは「あい」（愛）である。そして最後は「をん」（恩）で終わる・・・。
私はこの50音の構成自体から「仁義」を感じる。
親の愛で始まった命は、先祖代々受け継がれてきた。
そのことに本気で感謝（恩）するようになったのは
年をとったせいなのか・・・。
他界した母からの愛は今でも感じている。
その愛に包まれて育った。
母への恩は、母が死して強まった。
恩を返せない状況が、
母への恩の価値を高め続ける。
日本語を話す日本人は素晴らしい。
英語力も大事だが、日本語が存在する限り
日本人から「愛」と「恩」は消えることはない。
自分は勿論の事、私の子供たちが・・・子々孫々
「愛」と「恩」を伝え続けて欲しい・・・
母の死から1年と2週・・・そんなことを思うようになった。
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