2016年10月21日
スタッドレスタイヤを新調。ナンカン ESSN-1
今年もあっと言う間に自転車シーズンが終了をむかえ、移動手段が自転車からそれ以外にシフトする時期になった。管理人が住んでいる地域では自家用車がメインで、それ以外はバス。電車(機動車)は一応あるが通っている地域が限られるためバスよりも利用者は少ない。
雪がない時期は自転車がメインだが、雪が降り積もってかつ温度が氷点下になってくると自家用車やバスに頼らざるをえない。特に自家用車の人は数年おきにやってくるスタッドレスタイヤの買い替えが悩みどころだ。
北海道の積雪地域でスタッドレスに求められる性能は雪と氷とアイスバーンの3つ。住んでいる地域の積雪量や気温によって道路のコンディションは異なるが、やっかいのなのはアイスバーン。これはスタッドレスタイヤの性能がもろに発揮される部分で、特に濡れたアイスバーンや交差点前のミラーバーンでは5年落ちのスタッドレスタイヤ(ゴムが硬化し氷上性能が極端に低下)では話にならない。よって北海道では3〜4年程度で買い換えるのが普通となっている。
ただ、スタッドレスタイヤは夏タイヤよりも高価で夏タイヤなら5年以上使えてもスタッドレスではそうはいかない。そのため出費がかさむという問題がある。そこで最近注目なのが「アジアンスタッドレスタイヤ」である。ここでいうアジアンというのは、日本以外のアジア諸国のことで国産よりも大幅に安いという特徴がある。アジアンスタッドレスが日本に入ってきたときはその性能の低さから「スタッドレスと言う名の夏タイヤ」という異名がネット上で与えられていたが、ここ数年で性能が向上。特に台湾製の「ナンカン」というメーカーの「ESSN-1」というタイヤの評判が良い。
というわけで、5年前に買ったヨコハマのアイスガードIG30(現行モデルの4つ前の製品)のゴムがかなり硬かったことからこのナンカン、ESSN-1を買ってみることにした。タイヤはオートウェイという福岡の通販サイトからネット注文し、わずか3日で到着。価格は165/70R14で1本3980円。送料は1本1080円なので4本で合計20000円ちょいだった。これにIG30のときに買ったアルミホイールを流用しスタンドでタイヤのはめ替え&バランス調整を激安でやってもらったので総額は23000円程度かかった。
なお、通販でタイヤを買った後気づいたのだが、この165/70R14のサイズであればヨコハマの最新モデル「IG50+」との価格差は2000円程度でそこまでリーズナブルではなかった。まぁ「試してみたい」という衝動があったのでよしとしよう... どうやらコストパフォーマンに優れるのは17インチ以上の大きなサイズで、このあたりだと1本あたり国産と比較して1万円以上差額が生まれる。4本買うと4万円も違うのでネット上では大人気のようだ。
タイヤ面を見る限り左右非対称パターンでB社の某GZに似ている。ゴムも触った感じやわらかい。ぱっとみ期待できる感じ。
で、肝心の性能はというとこのサイトが詳細にレビューしているので詳しくはそちらを見てほしいが簡単にいうと「雪道は期待以上。氷と雪の組み合わせでは十分で、アイスバーンやミラーバーンだと(国産に比べ)厳しい部分がある」タイヤのようだ。ただ、アイスバーンやミラーバーンは国産タイヤ(ブリジストンやヨコハマ)でも滑るときは滑るし、個人の主観の部分もあるので、実際に使って感じてみないとわからない部分もあるかと思う。
ちなみにスタッドレスの効き(氷上性能)は2年程度が限界で3年目では怪しくなるとのレビューをみかけた。価格差が2000円程度の管理人のサイズではかなり微妙な交換スパンとなりそうだが、価格差1万円であればそこそこ良いかもしれない。さらに北海道ではなく滅多に雪が振らないあるいは振っても数回という地域なんかでは安く買えるスタッドレスとしての需要がありそうな製品である。
※2021年1月追記→ナンカンのスタッドレスタイヤにESSN-1の後継モデルとして「AW-1」が登場。記事はこちらから。
雪がない時期は自転車がメインだが、雪が降り積もってかつ温度が氷点下になってくると自家用車やバスに頼らざるをえない。特に自家用車の人は数年おきにやってくるスタッドレスタイヤの買い替えが悩みどころだ。
北海道の積雪地域でスタッドレスに求められる性能は雪と氷とアイスバーンの3つ。住んでいる地域の積雪量や気温によって道路のコンディションは異なるが、やっかいのなのはアイスバーン。これはスタッドレスタイヤの性能がもろに発揮される部分で、特に濡れたアイスバーンや交差点前のミラーバーンでは5年落ちのスタッドレスタイヤ(ゴムが硬化し氷上性能が極端に低下)では話にならない。よって北海道では3〜4年程度で買い換えるのが普通となっている。
ただ、スタッドレスタイヤは夏タイヤよりも高価で夏タイヤなら5年以上使えてもスタッドレスではそうはいかない。そのため出費がかさむという問題がある。そこで最近注目なのが「アジアンスタッドレスタイヤ」である。ここでいうアジアンというのは、日本以外のアジア諸国のことで国産よりも大幅に安いという特徴がある。アジアンスタッドレスが日本に入ってきたときはその性能の低さから「スタッドレスと言う名の夏タイヤ」という異名がネット上で与えられていたが、ここ数年で性能が向上。特に台湾製の「ナンカン」というメーカーの「ESSN-1」というタイヤの評判が良い。
というわけで、5年前に買ったヨコハマのアイスガードIG30(現行モデルの4つ前の製品)のゴムがかなり硬かったことからこのナンカン、ESSN-1を買ってみることにした。タイヤはオートウェイという福岡の通販サイトからネット注文し、わずか3日で到着。価格は165/70R14で1本3980円。送料は1本1080円なので4本で合計20000円ちょいだった。これにIG30のときに買ったアルミホイールを流用しスタンドでタイヤのはめ替え&バランス調整を激安でやってもらったので総額は23000円程度かかった。
なお、通販でタイヤを買った後気づいたのだが、この165/70R14のサイズであればヨコハマの最新モデル「IG50+」との価格差は2000円程度でそこまでリーズナブルではなかった。まぁ「試してみたい」という衝動があったのでよしとしよう... どうやらコストパフォーマンに優れるのは17インチ以上の大きなサイズで、このあたりだと1本あたり国産と比較して1万円以上差額が生まれる。4本買うと4万円も違うのでネット上では大人気のようだ。
タイヤ面を見る限り左右非対称パターンでB社の某GZに似ている。ゴムも触った感じやわらかい。ぱっとみ期待できる感じ。
で、肝心の性能はというとこのサイトが詳細にレビューしているので詳しくはそちらを見てほしいが簡単にいうと「雪道は期待以上。氷と雪の組み合わせでは十分で、アイスバーンやミラーバーンだと(国産に比べ)厳しい部分がある」タイヤのようだ。ただ、アイスバーンやミラーバーンは国産タイヤ(ブリジストンやヨコハマ)でも滑るときは滑るし、個人の主観の部分もあるので、実際に使って感じてみないとわからない部分もあるかと思う。
ちなみにスタッドレスの効き(氷上性能)は2年程度が限界で3年目では怪しくなるとのレビューをみかけた。価格差が2000円程度の管理人のサイズではかなり微妙な交換スパンとなりそうだが、価格差1万円であればそこそこ良いかもしれない。さらに北海道ではなく滅多に雪が振らないあるいは振っても数回という地域なんかでは安く買えるスタッドレスとしての需要がありそうな製品である。
※2021年1月追記→ナンカンのスタッドレスタイヤにESSN-1の後継モデルとして「AW-1」が登場。記事はこちらから。
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アイスバーンやミラーバーンなど雪道でもより厳しい場合は素直にブリジストンやヨコハマを選んだほうが良いかと思います。このESSN-1でも走れないことは無いですが、特に水を含んだアイスバーンは苦手のようで、それが登りならなおさらかもしれません。このタイヤは水を含んだアイスバーンでの制動距離や発進時に差が出るようです。
例えば本州関東辺りだと軽井沢、甲府、八王子辺りといった西関東から東甲信辺りのエリア辺りで役立ちそうな気がします。
保管できる冷暗所などがあると結構長持ちしそうですが、
ただ、勾配の険しい所も多くアイスバーンには実際どうかなといった心配要素も残る気がします。