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2019年03月13日

ルネサンスの絵画

今日の午後は芸術鑑賞会。

例年は音楽演奏になるのだが、三年に一度は美術系が選ばれ、本日のテーマは「ルネサンス時代の絵画から新しい事実を読み取る」という話。

ルネサンス時代の絵画には、ヘルメス文書の思想があるという。
だから、キリスト教の宗教絵画でありながら、その絵画の中には、ヘルメスが描かれていたりするのだ。
もう一つの驚きは、絵画の中にUFOが描かれているということ。
現代も、多くのUFOが世界各地に飛来しているが、ルネサンス時代も常識的にそうしたものが見られたのだろうか。

「絵画を使って、聖書の世界を表現しようとしているのです。」
講師がそう熱弁を振るう。
確かに活字で学ぶより、絵画を見た方が、ストレートに宗教世界が分かる。
恐らくは、莫大な金額を投入して、絵画を作らせたのだろう。

そうした絵画の中に、さりげなく作者の自画像やヘルメスが描かれているというもの面白い。

聖母マリアが美しく描かれ始めたのもこの時代。衣装まで決まっているという。
だから、絵画の中で、この衣装を着ている女性はマリアということになるのだそうだ。

前述のヘルメス。これはギリシャ時代の指導者。ゼウスよりあとの時代の英雄であり、宗教指導者であるが、これが「アテナイの学堂」に描かれているのだという。

絵画は人の心を癒やし、感動させるものであるが、「ダビンチコード」のように、隠れた暗号を読み解くというのも、なかなかスリリングで面白い。

そんな話が一時間ほど続いた。

こんな芸術鑑賞会も面白い。
絵を見るときの視点が、また一つ、新たに加わった感じだ。

私は以前から、いろいろなことに興味を持つ。
趣味も多いし、いろいろな知識を得るのは楽しいし、どんどん知らないことを得ることは面白い。
だから、授業中でも、いろいろな話をしてしまい、しばしば脱線してしまうのだが、生徒たちは、それが、いい集中材料にもなり、また面白い話も聞け、そういう意味での評判はよい。

本来は、学力をアップさせるカリスマだったりすれば、格好がいいのだろうが、元来平凡な成績しか取ったことのない私には、そうした芸当はできない。

絵画好きの人は、お互いに好きな作者が同じだと、意気投合するらしい。
講師は、
「人は、共通点が見つかると、仲良くなれる。」
と、強調していた。

確かに、互いの共通点がなければ、人間関係はギクシャクする。
しかし、共通点が見つかれば、いらぬ誤解も解けるという訳だ。

芸術鑑賞から、暗号解析、はたまた人間関係論まで幅広く、教養を高められる講座となった。

私も授業では、生徒がいろいろなことに興味を持てるよう、ありとあらゆる分野の話をするが、どの分野も専門家でないことが多く、どうしても話が浅くなる。生徒の誰かが、どこかで興味を持てば、今度は、自然に彼らが学びを深めていく。

私ももっと精進せねば…。








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